仁川学院小学校
加東市の「東条山田錦の学校」にて田植え体験をしました。加東市の農林課の方や、みのり農業協同組合の方々、地元の農家の皆さんの御協力で1時間あまりで10アールほどの水田に山田錦の苗を植えることができました。
社会科で稲作の学習は終えてはいるものの、大半の子どもたちにとっては水を張った泥だらけの田に素足で入ることさえ初めての体験であったため、始めのうちは歩くこともままならぬ状況でした。
水田の端から端まで張られた紐の目印に合わせて2~3本の苗を植えていきます。
みのり農協の広報担当の方から、田植えの感想を尋ねられ、「楽しい!」とか「泥が気持ち悪い。」などと答えていた子どもたちでしたが、次第に「こんなに大変だとは思わなかった。」「感謝の気持ちが湧いてきた。」などという感想も聞かれるようになりました。
手馴れてくると初心者とは思えないような素早さで上手に植えていくことができるようになり、気が付けば用意されていた水田はすべて子どもたちが植え付けた稲でいっぱいになっていました。田植えを終えた子どもたちの表情には達成感があふれていました。秋には稲刈りに出かける予定です。
6月20日(金)、自然教室2日目を迎えました。日中に比べてかなりひんやりとした空気の中、さわやかな朝を迎えることができました。
天候に恵まれたため、木漏れ日が差し込む森のステージにて朝の集いを行いました。その後、昨夜きもだめしを行ったルートをみんなで散策しました。
宿舎に戻り、朝ごはんをいただきました。今日1日のエネルギーをたっぷり補給したあと片付けも協力して行い、気持ちよく次の活動につなげます。
いよいよ待ちに待ったフィールドビンゴです。新緑が青々と輝く中、班長が持っている地図を見ながら班ごとにポイントを回っていきます。子どもたちは事前に配られたビンゴカードを見ながら、ハチ高原の自然を五感で感じることができたようでした。
森のステージに帰ってきた子どもたちは、石の首飾り作りに挑戦しました。四角い石から思い思いの形を削りだし、オリジナルの首飾りを作ります。手や服を真っ白にしながらもつるつるになるまで磨き上げ、できあがった首飾りに子どもたちは大満足の笑顔を浮かべていました。
そしてやまなみで最後のお昼ご飯をおいしくいただき、ハチ高原とお別れです。最後はやまなみのスタッフのみなさんとヤギのユキちゃんも一緒に見送ってくれました。
無事に学校へ到着しました。バスを降りた瞬間にハチ高原とは違う湿度と熱気を感じ、気候の違いを体で実感することができました。2日間無事に過ごすことができたこと、多くの人にお世話になったことに感謝の気持ちをこめて、神様にお祈りをして解散となりました。
2日間はあっという間でしたが、子どもたちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。57回生の子どもたちは、来年の冬にスキー教室で再びハチ高原にお世話になります。そのときにはさらに大きく成長した姿を見ていただけるよう、この2日間の学びをこれからの学校生活に生かしてほしいと思います。
6月19日(木)3年生の子どもたちが自然教室へ向かいました。今日からの一泊二日、兵庫県養父市関宮町鉢伏高原で、57回生にとって初めての宿泊行事を体験します。
学校での出発式で校長先生から励ましの言葉をいただき、バスに乗り込みました。初めての宿泊行事にみんな心を躍らせているようです。
無事にヒュッテやまなみに到着しました。宿舎前で開校式を行ったあと、目の前に広がる広々とした草原でやまなみ特製弁当をいただきました。そのあと少しの時間でしたが、草原を走り回ったり虫を捕まえたりヤギのユキちゃんと遊んだりと、ハチ高原の自然を早くも満喫できました。
そのあとはいよいよ山登りです。見晴らしの良い山道を、ひたすら頂上を目指して進みます。登り始めるときから見えていたにも関わらず、なかなか到達できないゴールに驚く子どもたちでしたが、登り切った頂上での最高の見晴らしにパワーをもらったようでした。
晩ご飯は子どもたち自身で作るカレーライスです。班ごとに協力しながらがんばって作ったカレーに子どもたちは満面の笑顔でした。おなべいっぱいに作ったカレーもぺろりと食べきり、使った道具の片づけまでしっかりと行いました。
夜のつどいの後、子どもたちが怖がりつつも楽しみにしていたきもだめしを行いました。予定時刻にはまだ空は明るかったため、時刻を遅らせてのスタートでした。思いっきり怖がった後は、西宮ではなかなか見られない満天の星空を観察しました。
子どもたちは初めての宿泊行事に全力で取り組み疲れた様子で、ぐっすりと眠りにつきました。明日も、子どもたちのがんばりが光る1日となりますように。
6月17日(火)
子どもたちにとって楽しみにしていた水泳の授業が始まりました。本日は、2・4・6年生のプール開きです。まずは、水泳の学習に臨むにあたっての心構えと諸注意から。自分と仲間の命を守り、有意義な学習活動を行うために、一人ひとりが気持ちを引き締めて話を聞きました。さあ、いよいよ1年ぶりの入水。高鳴る鼓動を抑えながら、足から順番に水慣れしていきます。2年生では、その後、水の中を元気いっぱい歩くなど水慣れの活動をたっぷり行いました。4年生では、それにプラスして、クロール・背泳ぎ・平泳ぎなどの泳法にも挑戦。6年生は、7月の臨海学校を見据えて、早速タイム取りを行いました。これから、1学期終了時まで、各自の課題に合わせて泳力アップに励む予定です。
6月15日(日)
日曜参観を行いました。子どもたちの嬉しそうだけれども緊張している表情や、お家の方が来ていないか気にしている姿がとても印象的でした。保護者の皆様には、子どもたちの普段の学校生活をご覧いただけたのではないかと思います。
2時間の授業参観の後、コルベ講堂において進学セミナーを行いました。甲陽学院中学・高等学校校長の山下 正昭氏に『私学の魅力―――中から見たら―――』の特別講演をしていただきました。続いて、本校教育センター機構所長より『仁川学院中学・高等学校の教育について』を説明いたしました。日曜参観の機会に、子どもたちの進学・未来像についてお考えいただく一時となれば幸いです。
午後からは保護者の方の親睦ソフトボール大会が行われました。1点が入ると全員総立ちで走者をハイタッチで迎えるなど、お母様方や子どもたちの応援にも熱が入っていました! 『親睦』試合という名目でしたが、とても白熱した試合が繰り広げられ、教員共々とても楽しい時間を過ごすことができました。
本日2年生の児童たちは、マリアの園幼稚園の年長児を小学校に招き、一緒に活動して交流を深めました。
「はじめのいっぽ」と名づけられた活動で、数年前から続けられているものです。
今日は、児童と園児がペアを組み、大きな3つのグループに分かれて校内で活動しました。
それぞれのグループで対面式を行い、グループごとに校舎見学と図書室での本の読み聞かせ、それに体育館でのミッキーマウスのリズム体操を共に行いました。
園児を丁寧にエスコートした2年生はすっかりお兄さん、お姉さんの顔になっていました。
二学期のはじめにも園児を招き、小学校での学校生活を体験してもらおうと考えています。
6月7日(土)
今年も甲南小学校で陸上記録会が開催されました。
あいにくの曇り空ではありましたが、開会式からきびきびと動き、仁川の子らしさが存分に発揮できていました。開会式が終わり、先生からの諸注意も聞き準備は万端です!
50m走、100m走、走り幅跳び、走り高跳び、学校対抗リレーの種目があり、それぞれの種目で、子どもたちは記録に臨みます。
女子のリレー予選が始まろうとした矢先、大雨に見舞われ結局記録会は中止となってしまいました。 残念ながら最後の種目まで行うことはできませんでしたが、男子100m走では、本校の児童が歴代の兵私小の記録を塗り替えました。
閉会式では、参加児童の前で賞賛の拍手を受けていました。
記録の良し悪しにかかわらず、他校の子どもたちと交流できたことが良い思い出となり、これからの学校生活の糧になったことでしょう。
カトリック教会では、5月を『聖母月』としてお祝いします。本校では、イエス様の母であり、私たちのお母様であるマリア様を讃えて祈りを捧げるために「聖母祭」を行います。
はじめに、宗教部の子どもたちによる劇『コルベ神父様の生涯 ~ある夏の日のできごと~』を見ました。コルベ神父様はアウシュビッツ収容所から逃亡した囚人の身代わりとなって餓死刑となられた方で、仁川学院の母体であるコンベンツァル聖フランシスコ修道会の司祭です。目の前に救うべき人があれば、それが『隣人』であり、その人のために自分にできることは何でもしなさいという神様の最も大切な教えである隣人愛を自分の命を捧げるという形で実行された方です。
今回は、日本からポーランドに戻られたコルベ神父様がアウシュビッツで最期を迎える場面を本校教員が脚本にしたものを演じました。短い練習期間ではありましたが、宗教部の子どもたちは朝早く登校したり、昼休みを使ったりして練習を重ね、一生懸命にコルベ神父様の愛を伝えてくれました。
劇を鑑賞した後、無原罪の聖母マリア様の生き方に倣い、この一ヶ月間に各学年で生活目標を立てて実践してきたことを『心の花束』としてゆりの花とともにお捧げしました。子ども達の善の心が集まった『心の花束』と美しいユリの花束に囲まれたマリア像はどこか嬉しそうに見えました。
また、私たちをいつも見守り、恵みを注いでくださるマリア様のために、コルベ神父様も大切にされていた『ロザリオの祈り』を、全校児童で心を合わせて唱えました。最後に、竹内校長先生から、マリア様を心から愛し神様の言葉を実践されたコルベ神父様のお話をお聞きしました。
子どもたちは心をこめて聖歌を歌い、お祈りを捧げました。子どもたちのマリア様を見つめる瞳には、それぞれのお母さんへの気持ちが表れているようにも思えました。コルベ神父様が80年以上も前に長崎で蒔かれた信仰の種は、現在ここ仁川の地で大きく生長しています。
5月22日(木)今年度第1回目のオープンスクールを行いました。
今回は、本校が重点を置いて指導を行っている「理数教育」をテーマに、講演や授業風景を公開いたしました。
また、本校が自信を持って紹介できる元気な子どもたちの、休み時間の様子も見ていただきました。
10時からの講演会では本校の教頭より、今年度の取り組みについて説明させていただきました。
子だもたちの大好きな20分休み。先生たちと一緒に楽しく遊ぶ子どもたちの姿を見ていただきました。
3校時は、公開授業を行いました。理数教科を中心に、学習する子どもたちの様子を見ていただきました。
6月25日(水)には二回目のオープンスクールを行います。
次回は情操教育を中心に、宗教・図工・音楽・体育・英語の授業を公開いたします。
是非、御参加ください。