仁川学院小学校
今年の鑑賞会は狂言を鑑賞しました。狂言は室町時代から続く日本の伝統芸能の一つですが、内容は難しいものではなく、おもしろいお話で子どもたちもたくさん笑い楽しみました。
演目は2つ「柿山伏」と「附子」でした。「柿山伏」は柿を食べた山伏が、木の持ち主に見つからないようにカラスやサルの鳴き真似をする話で、子どもたちはトビの鳴き真似に喜んでいました。「附子」は主人から猛毒だから空けないようにと渡された水飴の壺を、家来が食べてしまうお話で、水飴を食べる家来二人のやりとりがとてもおもしろかったです。
最後にはワークショップがあり、学年の代表の子どもたちが狂言の立ち方や台詞の言い回しを教えてもらい、全員で練習できました。普段はなかなか見ることのできない狂言に触れるとてもいい機会となりました。
10月7日(月)朝、6年生は、社会見学で秋の訪れを感じさせる京都へと出発しました。
バスの中で子どもたちは、社会の授業で習った歴史を確認したり楽しく過ごしました。
最初に訪れたのは金閣寺です。池に反射した景色、鯉魚石に落ちる水、全てを目に焼き付けるようにゆっくりと拝観して行きました。
昼食の後、銀閣寺に向かいました。金閣寺とは対照的に、落ち着いたたたずまいと自然が織りなす厳かな美しさが、印象に残りました。
そして、お土産!名物の生八つ橋やキーホルダーなど、友だちと談笑しながら買い物を楽しみました。
小学校生活最後の社会見学、美しい景色とともに、みんなの明るい表情が、子どもたちの心の中に思い出として残ることでしょう。
9月6日(金)、2年生とマリアの園幼稚園年長さんとの交流会であるはじめの一歩を行いました。第5回を迎える今回は、2年生が幼稚園へお邪魔します。
いつもの通り、各クラスに分かれてお祈りから始まります。短い時間ではありますが、みんなで仲良く楽しく過ごすことができますように。
広い緑の芝生とたくさんの遊び道具に大興奮の子どもたち!2年生は、年長さんのお世話をするだけではなく、一緒に楽しく遊んで大満足の1時間だったようです。
次に会えるのは11月です。今度はまた年長さんを小学校へお招きします。次はどんなおもてなしをしてあげようかな、と心を躍らせる2年生でした。
7月24日(水)、臨海学校最終日です。今日子どもたちはいよいよ遠泳に挑戦します。
朝のつどいでは、今日の遠泳でみんなが全力を出し切ることができるよう、心を合わせて神様にお祈りをしました。そして海岸の清掃を行い、すっきりした気持ちで一日をスタートしました。
今日も朝ごはんをおいしくいただいたあと、遠泳の隊列の発表が行われ、緊張感が一気に高まりました。
いよいよこの臨海学校のメインとなる遠泳を2グループに分かれて行います。子どもたちも先生方も気合い十分!浜から声援が飛ぶ中、しっかりとバディ同士声を掛け合い、伴泳の先生方に励まされながら、これまでの6年間の水泳授業の成果を発揮すべく一生懸命泳ぎきりました。
心地よい疲れと達成感でいっぱいの子どもたちは、最後の反省会を行い、指導助手の先生方からお話をいただきました。そのあと臨海学校最後のごはんを食べてバスに乗り込み、予定通りに瀬戸内マリンホテルを出発しました。
渋滞によって学校へは少し遅れて到着しましたが、保護者の方もたくさんお迎えに来てくださっていて、子どもたちはホッとした表情を浮かべていました。最後に教頭先生からお話をいただき、この3日間無事に過ごせたことを神様に感謝して、53回生の臨海学校を締めくくりました。
この3日間をとおして、子どもたちはお互いを認め合い、支え合ってひとつの大きなことを成し遂げられることを実感することができたと思います。この経験をこれからの学校生活のあらゆる場面に生かし、最高の6年生となって卒業してくれることを願っています。
7月23日(火)、臨海学校2日目がスタートしました。ぐっすり眠れた子どもたちは、明日に迫った遠泳本番に向けて、しっかりと泳ぎこみを行っていきます。
朝のつどいから気持ちよく一日が始まりました。クラスごとに海岸でゴミ拾いを行い、今日一日のエネルギーとなるよう朝ごはんをしっかりといただきます。
気持ちを高めて午前の水泳訓練に臨みます。昨日よりも潮が満ちていて、だんだんと潮流も早くなるという厳しい条件のもとでしたが、各グループがそれぞれの目標に向かって一生懸命練習に取り組みました。
昼食をいただいたあと午睡をとり、少し疲れを癒して午後の水泳訓練に向かいました。遠泳前の最後の練習とあって、子どもたちも先生方も気合いの入り方が違います。明日に向けての気合いが十分高まったところで、この臨海学校すべての水泳訓練が終了しました。
夕べのつどいを行ったあと夕食をいただき、2日目のレクリエーション、仁川花火大会のはじまりです。水泳グループごとに手持ち花火で盛り上がったあと、指導助手の先生方による打ち上げ花火を楽しみました。
泳ぐことが主な目的の臨海学校ですが、5分前行動や整列等の普段の学校生活で培った集団行動も実を結んできているのを感じます。就寝前の反省会では、疲れて少し眠たそうな表情を見せながらも、子どもたちの瞳には、明日の遠泳に向けてのやる気がみなぎっているようでした。
7月19日金曜日、終業式を行いました。早いもので、1学期も終わりです。子どもたちは、明日からの夏休みに期待を膨らませていました。
体育館で行われた式では、感謝の気持ちを忘れないようにという校長先生からのお話や、熱中症にならないための夏休みの暮らし方についてのお話などを真剣なまなざしで聞いていました。
各クラスに戻ると、通知表や宿題などが配布されました。配布中は喜びの顔や複雑な顔が見られましたが、クラスごとの自由時間が始まるとみんな目をキラキラ輝かせていたように感じます。
2学期も、子どもたちの明るい 朝の挨拶でスタートできることを楽しみにしています。
7月22日(月)、いよいよ6年生が小学校生活最後の宿泊行事である臨海学校に出発します。
登校してきた子どもたちは、遠泳という初めての挑戦に期待と不安をかかえたような表情をしていました。この3日間一緒にがんばる友だちと一緒に元気にバスに乗りこみました。
無事に瀬戸内マリンホテルに到着し、さっそくおうちの方が作ってくださったお弁当をいただきました。子どもたちの心がほころんだところで、先生からの諸注意や指導助手の先生方の挨拶、そしてホテルの方からの説明があり、改めて気持ちを引き締めました。
午後からは初めて海での水泳訓練を行いました。しっかりと準備体操を行ったあと、まずは海の水に慣れることからスタートです。子どもたちは海水の冷たさや塩辛さに驚きつつも、明日につながる練習をすることができました。
訓練後はホテル前の公園にて夕べの集いを行い、そのあとおいしく夕食をいただきました。
そのあとは待ちに待ったレクリエーションです。子どもたちは水泳グループごとに、様々なゲームをクリアしながら海岸を回りました。
初めて海で泳いだという子もいましたが、不安な気持ちも友達と一緒に泳いでいることで薄れているように思えました。途中で厳しい言葉で指導されることもありましたが、精一杯泳ぎ、しっかりと食事をとり、仲間との楽しい時間を過ごした子どもたちは、満足げな表情を浮かべながら、明日の練習に向けてぐっすり眠っています。
7月17日(水)に校内水泳大会が行われました。
今年から開会式は中学校の武道場を使わせていただき、より一層気が引き締まる開会式となりました。
子どもたちはウォーミングアップが終わるとエントリーした種目に出場します。リレーでも個人種目でも、どのレースに対しても自分のクラスの仲間が出ていると大歓声で応援が行われます。子どもたちは、応援に後押しされてなのか、普段より気持ちよく泳いでいる様子でした。
接戦の末、総合優勝は6年2組でした!大きな拍手に包まれながら校長先生から優勝トロフィーが渡されました。
たくさんの保護者の方に見守られながら、子どもたち全員が頑張った水泳大会でした。
終業式を明日に控えた7月18日(木)、のど自慢かくし芸大会が行われました。各クラス各学年で、歌だけではなくダンスや寸劇などを工夫して加え、発表します。今年もとても盛り上がりました。
全ての催しが終わり、審査員の先生方と児童会役員による採点の集計がその場で行われます。
集計中は、簡単なリズムゲームやじゃんけんゲームが行われました。
そしていよいよ順位発表です。どのクラス・学年もそれぞれの個性がよく表れていたため接戦となりましたが、今年の優勝は3年2組、準優勝は5年2組となりました。歓声で沸く中、入賞した上位7組までのクラス・学年は児童会会長から表彰状を受けとりました。今年も子どもたちの笑顔が飛び交うのど自慢かくし芸大会となりました。
「はじめの一歩」、この行事は、仁川学院小学校の児童が、本学院マリアの園幼稚園の園児をお招きして、小学校の施設の様子や生活ぶりを紹介したり、楽しい活動を通して交流を深めたり、小学校での学びを一足早く体験してもらったり・・・と、まさに園児のみなさんにとって、小学校という世界へ足を踏み入れるはじめの一歩となる機会です。
7月3日(水)、1年生と年中さんが交流する「第1回はじめの一歩」を行いました。1年生は、これから一緒に活動する年中さんと初対面です。いざ年中さんが来ると、緊張して何をしていいのか分からなくなってしまう子や、嬉しくて表情が緩んでしまっている子、さらには「しっかりとしなきゃ!」という意気込みが見ていて伝わってくる子まで様々でした。
年中さんにはまず、主の祈りや聖歌、朝の挨拶など、小学校の朝の会がどんなものなのかを見てもらいました。次に先生の紹介をし、自己紹介の番です。自己紹介では各自一生懸命作った自己紹介カードを年中さんに渡しました。1年生の「喜んでくれるかなぁ」といった緊張感も一瞬で、年中さんはカードを見てすぐ、笑顔で受け取ってくれました。
次は毎年盛り上がるお友達ビンゴです。ビンゴのマスに数字ではなく、年中さんや1年生の名前が書いてあり、友だちの名前を覚えることもできるビンゴです。今年も笑顔が溢れ、みんな景品であるコルメエキーホルダーをもらって大満足の様子でした。
楽しい時間は過ぎるのも早く、記念写真を撮ったらもうお別れです。お別れの挨拶をして、年中さんを見送りました。いつもやんちゃな1年生の、お兄さん・お姉さんの顔が垣間見えた気がしました。次回会う時までにはもう一回り大きくなり、年中さんを迎えてくれることでしょう。