仁川学院小学校

学校行事 記事一覧

2022.11.16 学校行事
11/11 未来予想図を行いました

11月11日(金)5・6校時に4・5年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」を行いました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組むこの行事は今回で29回目でした。今回は4人の講師をお招きして、3学級では対面での授業、1学級ではオンラインでの授業を行いました。仁川学院小学校での思い出やご自身の仕事、働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。

4年1組 『少し早いお酒の話』 株式会社伊太屋 代表取締役 水田太一郎先生(40回生)

 先生が教室に入って来て下さるなり、興味津々で話しかけ始めた子どもたち。仁川学院の先輩として、また「未来予想図」の講師の先生として、たくさんのことを学ぶぞ!、そんな熱気が伝わってきました。話題は、お酒のもとになる「水」の話、日本酒の作り方、お酒が食生活のどんな場面で使われているか、お酒との上手な付き合い方など多岐にわたりました。水田先生は子どもたちの発言を上手に生かしながら、また、動画なども交えながらお話下さり、あっという間の2時間でした。子どもたちは、先生のお話をメモしたり、山田錦のお米を実際に見せていただいたりしながら、自分が二十歳になったときの未来予想図(お酒版)を描いていたように思います。

4年2組 『耳鼻科医の仕事~耳・鼻・のどの正体に迫る~』 医師 赤澤仁司先生(34回生)

 耳と鼻だけではなく、顔や首の様々な箇所に関わる治療をする「耳鼻科医」、そんな仕事に迫りました。実際の医療現場で使われている「内視鏡」という機器を、今回は特別に持ってきていただき、子ども達の前で実際に使う様子を見せていただきました。普段見られない体の中を見られることに興味津々の様子で見ていると、なんとご厚意で子ども達も内視鏡を使う体験もさせていただくことができました。普段は絶対にできない本当に貴重な経験をさせていただきました。自分たちの未来を思い描く大きなヒントになったように思います。

 

 

5年1組 『添乗員って何してる?』 株式会社阪急交通社 大阪フレンドツアー 金辻真美先生(24回生)

 今日は、世界中を飛び回って活躍されている金辻先生に、添乗員のお仕事や魅力についてオンラインでお話していただきました。特に、金辻先生が実際に海外でご覧になられたオーロラの写真や、アフリカの動物の映像を見せてもらったときは、画面越しにも子どもたちの驚きが伝わってきました。インターネットが普及した現代においても、実際に自分の目で見て体験することの大切さを教えていただきました。

 

5年2組 『脳神経外科の臨床について』 脳神経外科医師 永田学先生(34回生) 

「脳神経外科医師」の仕事って?どんな病気をみるのか、どんな手術をするのか、そしてどんな一日なのか。映像や写真を交えて、大変わかりやすくお話してくださいました。最初緊張していた子どもたちも徐々にほぐれて、最後は持ってきてくださった実際に使用するカテーテルを触らせていただき、子どもたちは興味深々でした。医師の仕事の大変さや現在の医療技術の進歩など、たくさん学ばせていただきました。

 

 

2022.10.15 学校行事
10/15(土)第67回運動会を行いました。

10月15日(土)雲一つない秋晴れのもと、第67回運動会を開催しました。今年度も午前中の半日の設定で、全学年が一堂に会して実施しました。

開会式(選手宣誓)

今年の運動会のスローガン「助力前進 紅白ともに優勝をつかみとれ!」について力強く宣誓しました。

 

5年生の一番の見せ場でもある応援合戦。会場に緊張感をもたらすほどの圧巻の応援パフォーマンスでした。

1~6年生の徒競走。どの学年も全力で駆け抜けました。

アトラクション

本校ではスクールファミリーと称してペア学年(1・6年、2・4年、3・5年)を設定して様々な活動を行っています。昨年同様、今年もスクールファミリーでアトラクション競技を行いました。

【2・4年】「ナイス・トライ!」

ボールを2人ペアで協力して運ぶリレー形式の競技です。見どころはキックティーにセットしたボールを2年生が蹴り、コーンにトライするところです。当たらなかったボールは4年生が拾ってトライします。一生懸命頑張る2年生をうまくリードする4年生の姿が素敵でした。

【1・6年】「タイフーン玉入れ」

2人ペアで棒の両端を持って走り、途中玉入れをしながら次の人へとつないでいくリレー形式の競技です。勝負のカギを握るのは玉入れ!玉が入った時には歓声が上がりました。

【3・5年】「わっしょい!おみこし!!」

4人1組でおみこしに乗せたボールを落とさないように運ぶ競技です。ボールを落とさないように協力しながらボールを運びます。ゴールまで落ちないかヒヤヒヤしながら慎重に運びます。

4年生演技「プロミスザスター」

今年新たに加わった4年生の演技。

BiSH「プロミスザスター」の曲に合わせて、青いマントをはためかせながら、かっこいいダンスを披露しました。

6年生演技「気合62」

海猿「救出」、米津玄師×DAOKO「打上花火」の曲に合わせて、フラッグを使った演技を行いました。6年生にっとっては小学校生活最後の運動会。青空にオレンジ色のフラッグがよく映える最高学年らしい演技でした。

紅白対抗リレー

今年はトラックを使ったリレーが実施できました。各クラスの代表者が、たくましい走りと最後までどうなるかわからないレース展開に、会場の興奮が最高潮に達しました。

閉会式

子ども達も競技や応援に全力を出し切り、疲れていたと思いますが、表情には出さずに立派な姿勢で閉会式にも臨みました。晴天の中、仁川の運動会の伝統「子どもが主役、子どもたちがつくる運動会」を行えたことを神様に感謝したいと思います。

 

 

2022.06.11 学校行事
6/10 未来予想図を行いました

6月10日(金)5・6校時に5・6年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」を行いました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組むこの行事は今回で28回目でした。今回は3人を講師にお招きして、対面での授業を行いました。ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを5年生と6年生の子どもたちに伝えてくださいました。

5年1・2組 『みんなスター』 元宝塚歌劇団 新井杏菜先生(47回生)

 
6年1組 『麻酔・ペインクリニック~痛みの治療と心肺蘇生~』 医師 助永憲比古先生(34回生)
 
今回は34回生の助永憲比古さん(すけながペインクリニック院長)に授業をしていただきました。前半の授業は自己紹介と麻酔科の仕事内容やペインクリニックで行う治療について話をされました。その中で「麻酔がなかったら?」という質問に対して、子どもたちは「無理です!」と即答していました。また、その麻酔を初めてつくったのが日本人だと教えられ、「すごい」等と感心していました。そして「痛いの痛いの飛んでいけ」も実は効果があること(摩ると痛みが和らぐということでした)を知り、皆驚いていました。最後に助永さんは子どもたちに夢を語ってくれました。「『ありがとう』と『笑顔』を集めるクリニックにしたい」と。後半の授業は人形を用いた心肺蘇生の実習でした。本物に近い人形を見て子どもたちは大喜びでした。その後実際に1人30回程度の心肺蘇生の練習をしました。意外に力を要し、子どもたちは疲れ果てていました。人の命を救うことの難しさを実感できたのではないでしょうか。6年生にとっては最後となる未来予想図の授業でしたが、仕事の内容だけでなく、親や教師以外の大人である助永さんの人柄にも興味を持ったように思えました。
 
6年2組 『洋菓子店というお仕事』 エルベラン パティシエ 柿田衛二先生(24回生)
 
    
 西宮市にあるクッキーとケーキのお店「エルベラン」の柿田衛二さんにお越しいただきました。教室に入るなり、まずはケーキ作りを披露していただきました。甘いクリームと苺の香りが教室に広がり、子どもたちからは思わず「食べた〜い」の声が。「みんなが食べられるわけじゃないからごめんね。またケーキを買いに来てください。」となだめ、作業を続けられました。目の前でケーキが出来上がる様子をなかなか見ることはありません。子どもたちは食い入るように見ていました。ケーキが出来上がると、撮影会の始まり⁉︎iPadで何枚も撮影していました。
ケーキ作りの後は、ホイップクリームは生クリームではないというお話をしていただきました。ホイップクリームは安定剤や乳化剤、植物性油脂を使用したクリーム、またはそれらを混合したもので純粋な生クリームではありません。「原価を安く抑えるため、技術力を補うためにホイップクリームを使用するケースがある」という貴重なお話を伺いました。
後半は班に別れて、オリジナルケーキのデザインを考えました。ケーキは一人で作るものではなく、チームで作るもの。協力して考えてほしいと声をかけてもらい、各班工夫を凝らして考えていきました。クレープ生地で作るケーキやアイスが乗ったケーキ、フルーツをふんだんに使ったケーキなど子どもたちの柔和な発想で、たくさんのアイデアが生まれました。
あっという間の2時間。ケーキ作りの仕事観に触れ、将来なりたい自分を子どもたちが思い描くことにつながればいいなあと思います。
 
2022.05.31 学校行事
聖母祭を行いました

令和4年度の聖母祭が本日行いました。コロナ禍で制限された中ですが、子どもたちは一生懸命工夫して劇を作り上げ、発表することが出来ました。

聖母祭はマリア様を大切に思うコルベ神父様の姿を学び、マリア様へ祈りを届ける大切な行事です。その一つの物語として「ある夏の日の出来事」という劇を宗教部の子どもたちが頑張って演じてくれました。限られた練習時間の中ではありましたが、迫力のある劇でした。

  

劇のあとは、校長先生からコルベ神父様がマリア様をとても大切にしていたという事を聞きました。そして他者を大切にし困っている人を助ける子どもたちになってほしいと願いを込めて話されました。

宗教部の子どもたちは、心の花束(感謝のお手紙)もお捧げとして準備をしましたが、一番のお捧げは、劇の練習に自分の時間を割いた事だと思います。遊びたい気持ちを抑え、演技で伝えようとする心構えが何よりのお捧げになったことでしょう。