仁川学院小学校

学校行事 記事一覧

2020.10.28 学校行事
2年生自然教室

 10月28日(水)、2年生57名が尼崎市立西武庫公園にて自然教室を行いました。今年は新型コロナウイルスの影響で、宿泊を伴う活動ではなく、校外学習という形で実施することになりました。晴天の中、野外での自然体験活動を行うことができました。今回の自然教室の目標は、①自然にたっぷり親しむ1日にする。②集団行動を心掛ける。仲間と助け合う。③公共施設の利用マナーを身につける。④お世話になる方に、挨拶や感謝の言葉を伝えられるようになる。この4つでした。

 午前中の活動①では、西武庫公園を管理されている尼崎緑化公園協会の方の案内で公園内の探検をしました。咲いている花の名前や、木の名前、ドングリがたくさん落ちている場所、野菜などについて教えていただくことができました。活動②では、「生き物を見つけよう」「赤い葉っぱを見つけよう」「桜の木を何本見つけられるかな?」など公園内で9つのお題に班ごとに挑戦するネイチャービンゴを行いました。「このギザギザの葉が桜だね」「落ち葉がたくさんあるところを見に行こう!」などと、班のメンバーで協力して探すことができていました。

 お家の方に作っていただいたおいしいお弁当を食べた後は、公園内の自由散策を行いました。遊具で遊ぶ子や、虫取りをする子、どんぐり拾いに行く子など、思い思いのやりたいことをして楽しんでいました。学校内だけでは身につけることができないことを、自然教室をとおして学ぶことができたと思います。

2020.02.20 学校行事
令和元年度スキー教室(3日目)

61回生のスキー教室もいよいよ3日目、最終日となりました。昨日からの暖かさで軒の氷柱も溶け、穏やかな朝を迎えました。子ども達は起きるとすぐ布団やシーツを片付け、朝食を済ませ、帰り支度をしてから最後のスキーレッスンに臨みました。昨日溶けた雪が凍ってアイスバーンになったゲレンデに苦労しましたが、何度か転びながらもすぐに立ち上がり、滑り出す姿に子ども達の上達ぶりがうかがえました。

 

 

  

レッスン終了後は3日間お世話になったインストラクターの先生方に感謝の気持ちを伝え、先生方からはレッスンの修了証を手渡していただきました。

 

昼食の後、退所式で「グリーンホテルやまなみ」の御主人とおかみさんにもお礼をしました。御主人から「また来てください」という言葉とともに「19歳限定無料宿泊券」をいただきました。「まだ帰りたくない」という気持ちを残しながらハチ高原を後にし、一路西宮に向かいました。

 

 

帰り道は渋滞もなく、全員無事に帰校することができました。3日間のスキー教室で、子ども達はたくさんの方々にお世話になりました。また、自然のさまざまな表情を見ることができました。生活場面では注意を受けることもありましたが、友だちの良いところに気づいたり、自分の役割を果たすことの大切さを感じたりすることができたと思います。これからの学校生活において、ひと回り成長した姿を見せてくれることを期待しています。

 

2020.02.19 学校行事
令和元年度スキー教室2日目

スキー教室2日目を迎えました。昨日の荒天とは打って変わって、東の空に朝日が輝く素晴らしい朝になりました。子ども達はお祈り、朝食を済ませてスキーウェアに着替え、宿舎の前で記念撮影を行いました。スキー板をつけるのも手際よくなり、早速レッスンのスタートです。雰囲気たっぷりの林間コースあり、眺望抜群のコースありと、申し分のないコンディションでした。同時に子ども達は、3年生でグリーンシーズンに訪れた自然教室の時との景色の変わりようにも心を動かされたようでした。

 

 

 

 

午前のレッスンが終わって、お昼はカレーライスをいただきました。運動した後の食事は最高で、おかわりの列ができていました。

 

午後のレッスンでは、グループの課題に応じてボーゲンやシュテムターンなどの練習に励みました。子ども達はメキメキ上達していましたが、スキーの技術だけではなく、スキー場でのマナーや、友達への思いやりの心を学ぶよい機会になったと思います。レッスン終了後は、そり遊びや雪だるまづくりをして雪と戯れ、楽しいひと時を過ごしました。

 

 

 

 

入浴後の夕食はすき焼きでした。おいしいお肉やお野菜で子ども達の食欲も大いに満たされたことでしょう。

 

夜には子ども達が準備をして楽しみにしていた夜レクを行いました。コントありゲームありで、みんな笑いっぱなしの2時間でした。そうして、締めくくりはキャンドルサービス。各班長さんが明日への決意を発表しながら蝋燭に火を灯していきました。最後に校長先生から、「一人ひとりがこの蝋燭の炎のように人々を照らせる存在になりますように。」とお話をしていただき、お開きとなりました。

 

 

 

 

スキー教室も残り1日となりました。多くのことを心に刻みながら、全員が元気で、笑顔で帰校することができますように。

 

2020.02.18 学校行事
令和元年度スキー教室(1日目)

2月18日(火)、61回生が兵庫県養父市のハチ高原へスキー教室に出発しました。今シーズンは稀に見る雪不足で一時は開催が危ぶまれていましたが、子ども達の日頃の行いが良かったのか、但馬地方は前日から大雪になりました。カラオケやクイズで盛り上がるバスの中から外を見ると、いつの間にか辺りは雪景色となり、ハチ高原のゲレンデにつくと、そこは真っ白な銀世界でした。

 

  

「グリーンホテルやまなみ」さんに到着し、昼食を済ませてから入所式を行いました。スキーウェアやゼッケンを受け取り、宿の前でスキーのインストラクターの先生方との開校式に臨んだ後、早速グループに分かれてスキーレッスンに入りました。

 

 

スキーのつけ方や歩き方を練習したり、林間コースをゆっくり滑ったりしながら、まずはスキーに慣れていきました。少し吹雪いてはいたものの、前日からの雪でゲレンデコンディションは言うことなし。経験者グループはリフトに乗って上部のコースに挑戦していました。

 

 

初日のレッスンはあっという間に終了し、宿に戻ると夕食の時間。ハチ高原名物の鴨鍋に舌鼓を打ち、ご飯をおかわりする児童が何人もいました。外は雪が降り続いており、夜の散歩は中止になりましたが、部屋ごとにゆったりとした時間を過ごすことができました。

 

 

一日の締めくくりに反省会を行い、就寝。明日は雪もやんで絶好のスキー日和になることでしょう。

2020.01.16 学校行事
祈りの日

 

今年で阪神淡路大震災が起きてから25年経つことになります。本校では、毎年、震災の日に合わせて「祈りの日」を設定し、コルベ講堂にて追悼の集会とミサを行っています。

震災を体験した教員からのお話がありました。

 

今年は、生西教諭からのお話でした。震災が起きた日に見た光景について、命の尊さについてのお話でした。また、子どもたちは、現代美術家である大野良平さんが「街と人の心の再生」を願って、石を積み上げ製作されたオブジェ『記憶の中の「生」』の写真と共にお話を聞きました。児童は真剣に話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

その後、追悼ミサがありました。ミサの説教の中で、大水校長先生から「このような大きな災害が私たちの身近で起こったということを忘れないためにも、伝え広めて欲しい」というメッセージがありました。

 

 

 

 

 

 

そして、本校在学中にこの震災で亡くなった女子児童が大好きだった「ちいさいひつじが」をBGMに、全校生でキャンドルをコルベ講堂中央にある祭壇へ奉納しました。その時のキャンドルは明るく美しく、命の輝きを表しているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

震災を風化させてはいけないということ、当時まだ生まれていなかった児童一人ひとりの心の中に、震災を経験した人々が学び得たものが少しでも残ってほしいと思います。また、自分自身の命の尊さ、そしてそれと同じように友達や周りにいる人、生きている全ての人の命が大切であるということを忘れず、日々過ごしてほしいと願っています。