仁川学院小学校

学校行事 記事一覧

2021.10.26 学校行事
鑑賞会を行いました

今日は3、4時間目に2・3・4年生、5、6時間目に1・5・6年生がコルベ講堂で鑑賞会を行いました。

今年度はアンサンブル神戸さんにお越しいただき、オーケストラの演奏を聴かせていただきました。普段は、音楽の授業をとおして様々な曲や楽器に触れていますが、実際に本物を目の前にすると子どもたちは興味津々。クラシックの曲が中心のプログラムでしたが、生演奏ならではの迫力と、コルベ講堂の美しい音の響きに魅了され、あっという間に音楽の世界へと引き込まれていきました。

  

  

途中には指揮者体験コーナーも設けていただき、各クラス代表者1名が指揮者を体験しました。団員の皆さんやお友達に見つめられ緊張感溢れる中、とてもよく頑張ってくれました。

  

高学年になればなるほど、急に速度を落としたり上げたりと音楽を自在に操り、会場全体を盛り上げてくれました。指揮者によってこんなにも音楽は変わるものかと、子どもたちは驚きを見せていました。

  

このようなご時世で生の音楽に触れる機会は減ってしまいましたが、今だからこそ音楽をとおして心を癒したり、皆でリズムにのって楽しんだり、そんな時間を過ごすことができてよかったなと感じています。

 

2021.10.16 学校行事
第66回運動会を開催しました。

10月16日(土)これ以上ない秋晴れのもと、第66回運動会を開催しました。

今年度もコロナ対策として午前中の半日の設定です。昨年は学年ごとに時間帯を分散して行いましたが、今年度は全校児童が一堂に会して実施しました。

昨年はできなかった4年生の飾りつけ、6年生の係活動の一部、そして児童会の運営が復活しました。

開会式 (児童宣誓)

児童会会長が運動会開催の感謝とスローガン「一心一体~努力 協力 平和」について力強く宣誓しました。

応援合戦(5年生)

5年生の見せ場は何といっても応援団です。ダンス、エール交換、337拍子を行いました。鳴子を使い、全校児童に振付を施し、会場を一つにまとめ上げました。競技の始まりにふさわしい

力がわいてくる見事な応援パフォーマンスでした。

徒競走(1年生~6年生)

各学年の徒競走から競技がスタートしました。入場から退場まで競技者らしいかっこいい姿でどの選手も走り切りました。

アトラクション

本校ではスクールファミリーと称してペア学年(1,6年・2,4年・3,5年)を設定して様々な活動を行っています。運動会では初めてスクールファミリーでアトラクション競技を行いました。

【2,4年】「はさんで、走って、ナイスキャッチ!」

ボールを2人ペアで協力して運ぶリレー形式の競技です。見どころはシーソーにボールをセットし、テコの原理で空高く舞い上がったボールをうまくキャッチするところです。ボールが高く、遠くに飛ぶたびに歓声が沸き上がりました。

【1,6年】「仁川オリンピック~金メダルを目指して~」

ハードル、ラダー、ボールキャッチ、玉入れとたくさんの種目を1年生と6年生が協力して行う競技です。各運動がうまくできるところも見どころですが、勝敗のかぎをにぎるのはブラックボックスの中から同じ色の玉をひきあてるかどうか!色がそろったときに大きな拍手が起きました。

【3,5年】「進め!Oh・3・5・疾(お・み・こ・し)」

おみこしに大きな箱を3段重ね、落とさないように運んでいく競技です。単純明快なこの種目ですが、箱のなかにドッジボールが入っていて動くたびに微妙に箱のバランスにゆさぶりをかけます。

倒れそうになった箱が奇跡的に落ちなかったり、ゴール寸前で崩れたりと最後までハラハラドキドキの展開でした。3年生がデコレーションした箱のデザインもかわいくて印象的でした。

 

6年生演技「ダンス(群青)」

小学校生活最後の運動会である6年生はダンスに挑戦しました。YOASOBI「群青」の曲にのせて大人っぽいダンスを披露し、Mrs GREEN APPLE「僕のこと」の曲でウエーブやきれいな円を描きました。

会場全体が静かな感動につつまれ、仁川の最高学年らしいさわやかでかっこいい演技を披露しました。

紅白対抗「直角リレー」

仁川の1年生から6年生の韋駄天が競う選抜選手のリレーです。コロナ対策でバトンの代わりに抽選でマラカスやタンバリンの楽器をつないで競争しました。楽器のコミカルで軽快な音で楽しい雰囲気もありましたが、選手の快速ぶりに会場の興奮は最高潮に達しました。

 

閉会式

参加児童全員が全力を出し尽くしたので、疲れていたと思いますが、立派な姿勢で閉会式に臨みました。「閉会のあいさつ」では紅白対抗の勝敗を超え、全校児童が同じ場所で同じ時を過ごせたことのすばらしさ、尊さ、満足感を児童会の副会長が全校児童に語り掛けました。一日かけての運動会は今年も叶いませんでしたが、仁川の運動会の伝統「こどもが主役、子どもたちがつくる運動会」を行えたことを神様に感謝したいと思います。

 

 

 

 

 

 

2021.06.15 学校行事
6/11 第26回未来予想図を行いました

6月11日(金)5・6校時に5・6年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」が行われました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組む最も重要なこの行事も今回で26回目を迎えました。今回は31回生と46回生の3人を講師にお招きし、オンライン形式で、ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを5年生と6年生の子どもたちに伝えてくださいました。

5年1組・2組 『市長、やりませんか』 福井県小浜市市議会議員 杉本和範先生(31回生)

 31回生卒業生であり、現在は福井県小浜市の市議会議員をしておられる杉本和範さんがオンラインで授業を行ってくれました。市議会議員の仕事と言えば、〝まちづくり〟です。今回の授業では、仁川学院小学校をひとつのまちに見立てて、自分たちの学校をよくするための方法を子どもたちに考えてもらいました。子どもたちからは「毎日1時間遊ぶイベントを計画し、実行する」「もっと自然に触れ合えるようにする」など、素敵なアイデアがたくさん出ました。

最後に杉本さんからは「他人の気持ちや考えを、自分のこととして考える」ことも大事だというメッセージもいただきました。自分が「こうしたい」と思っても、それによって周囲の人がどのような影響を受けるかは分かりません。このことはどんな職業であっても大切なことだと思います。今回の授業が、子どもたちの将来に活きたらいいなと思います。

6年1組 『役を演じるということ~生きることを仕事にする~』 女優・アーティスト 松本妃代先生(46回生)

 

松本さんは朝の連続ドラマ小説「おちょやん」やCM等に出演され、活躍されています。子どもたちの中には「おちょやん」を視聴していた子や女優の方にお会いすることが初めての子がおり、当日を心待ちにしていました。
コロナウイルスの影響から、オンラインでの授業となり、子どもたちは一人一台iPadで松本さんと対面しました。松本さんから小学生の時のことや俳優の仕事のことを話してもらいました。1日のスケジュールを見ながら7時には現場に到着することや撮影するのにスタッフの方が(現場によっては)何百人もいることなどを聞き、子どもたちはとても驚いていました。華やかな仕事に見える一方では大変な苦労があることに気づいたようです。台本を使ってペアでセリフを読み合う活動もしました。松本さんから「演技をする時は設定が大切」ということを教わり、「恋人同士だったら」「犬だったら」と様々な設定で、楽しく演技をすることができました。
子どもたちからのたくさんの質問にも答えていただき、予定時間を延長してしまいましたが、それでも終始笑顔で対応してくださった松本さん。子どもたちは今回の出会いをきっかけにして、将来への夢と希望を更に膨らませたと思います。一期一会に感謝です。

 

6年2組 『ダンスの持つ力」 プロダンサー兼振付師 小山莉子先生(46回生)

 

小山先生は、EXILEや渡辺直美さんの後ろでダンスを踊ったり、ダンスの振り付けを作ってアイドルにダンス指導したり、ダンス教室を開いたりと大活躍のプロダンサーです。

授業の前半は、生い立ちからプロのダンサーになるまでの紆余曲折をお話ししてくれました。壁にぶつかって、それを乗り越えるまでの話は、受験を控えた子ども達の心に深く残りました。

後半はお待ちかねのダンスの授業。教室で行うということで、急遽椅子に座ったままでできるダンスの振り付けを考えていただきました。子ども達もよく知っているAdoの「うっせーわ」にのせて、皆でダンスを楽しみました。とても楽しくあっという間の2時間でした。