６月１７日(月)は天候にも恵まれ、楽しく、充実した田植えができました。都会から離れ自然の中で一日を過ごした子どもたちは本当に楽しそうでした。

　出発前はカエルや蛇が恐いと言っていた子どもたちですが、教えられる通りに田植えを頑張っていました。ほとんどの子が初めて田植えをするわけですから、皆真剣に取り組んでいました。

加東市の方には本当にお世話になりました。子どもたちのために、テントを５つとシートを用意して頂きました。その優しさは十分に子どもたちに伝わったと思っています。人との関わりから、学習以外のこと(人の親切やぬくもり等)も学んでほしいと願っています。

６月１日（日）、甲南小学校において第２７回兵庫県私立小学校陸上記録会が行われました。

快晴のもと５・６年生の選抜選手がよくがんばり、かっこいい姿をみせてくれました。

慣れない人口芝のグランドに戸惑いながらも一人ひとりが自分の持っている全エネルギーを発揮して、よりよい記録を目指しました。

応援席も盛り上がり、「あとちょっと！」「大丈夫！もう１回！」「いける！いける！！」など力いっぱいの声援を送りました。

保護者の皆様や応援に駆け付けた児童からの声援は、選手たちにとって大きな力となりました。

その結果、走高跳では6年生の堅田さんが１２１㎝の素晴らしい跳躍をみせてくれ、これは第２５回以降の大会の新記録でした。

閉会式での達成感に満ち溢れた選手たちの目が印象に残ります。

他の私立小学校のお友だちとも交流でき、有意義な時間を過ごしました。

先日、飼育栽培部主催の雑草抜き大会が行われました。
これは、抜いた雑草を、袋にどれだけ集められたかを、クラス対抗で競う大会です。
子供たちは楽しそうに、でも真剣に取り組んでいました。
みんなのおかげで学校の花壇や畑がとても綺麗になりましたので、そこを使って、これから色々な野菜やお花を育てていきたいと思います。

５月２７日に聖母祭を行いました。今年はコルベ神父様の身代わりの愛をテーマにした「ある夏の日の出来事」を宗教部のメンバーが演じてくれました。アウシュヴィッツ強制収容所で、男性の身代わりを申しでて、他者のために命を捧げたコルベ神父様のお話を、聖母祭を通じてマリア様の優しさ、コルベ神父様の生き方を学ぶことが出来ました。

コルベ神父様のように他者のために自らを捧げることは出来なくても、すすんでお手伝いをする事や困っている友達に優しく声掛けをするなど、出来る事から実践していくことの大切さを宗教部の劇から学ぶことが出来ました。

そして宗教部のメンバーは、限られた時間の中、練習に励み劇に挑んでくれました。彼ら彼女らの頑張りがこの聖母祭において大きなお捧げになったと思います。自ら学び、そして伝える事こそミッションスクールの使命だと改めて宗教部の頑張る姿を見て感じました。

５月１４日～１６日に自然教室に行ってきました。２泊３日という限られた時間でしたが、子どもたちは普段の学校、そして自分の家からも離れ、仲間とともに様々な体験をしました。その一部を紹介いたします。

＜１日目＞

昼食を食べてウルトラアドベンチャーへ。それぞれのミッションは班で攻略し、助け合い仲間と乗り越えていくゲーム。マナーを学びながらチームワークを発揮していきました。

その後、お風呂で体を綺麗にし、夕食を食べた後はサイレントウォークへ。サイレントウォークは普段見れない星空を見に真っ暗闇の中を約１キロほど歩きました。綺麗な星空が印象的でした。ゆっくり休んで明日に備えよう！

＜２日目＞

前日しっかり休んだようでみんな元気いっぱいでした。身支度を整え朝食を頂いた後はメインテーマでもあるカレー作りに挑戦です。火をおこし、材料を切って、ごはんを飯盒で炊いてと大変な作業でしたが、どの班も一生懸命に準備をし、とてもおいしいカレーが完成しました。片づけも厳しいチェックをどの班もくぐり抜け、使わせてもらった鍋や飯盒を綺麗にして返却することが出来ました。

カレーを食べてエネルギー補給をしたみんなは、午後はツリークライムとキーホルダー作りに励みました。こだわりを全面に押し出したキーホルダーは世界に１個しかない、とても貴重な作品へと仕上がっていきました。ツリークライムはロープと自分の力だけを使って試行錯誤を繰り返しながら、とても高い場所まで登っていく子どもたちもいました。どちらも自然の中でしか体験できない貴重な経験でした。

お風呂に入った後はキャンプファイヤーで１日を振り返りました。鉢伏高原にいると言われる火の神（教員が担当しましたが）が炎を運んできて、ゲームをしたり歌を歌ったり楽しい時間を仲間と過ごすことが出来ました。明日はいよいよ伝統の山登りです。

＜３日目＞

最終日の朝は朝食も自分たちで用意します。カートンドック（牛乳パックに野菜やウインナーを挟んだパンを入れて焼く）を作りました。一生懸命作った朝食は最高の味だったと思います。

そして最後は山登りです。氷ノ山と連なる高丸山を目指して急な山道を登り山頂へ。のぼった者だけが感じる風と景色を堪能しました。その後下山し、昼食を食べた後はバスで学校へ帰りました。帰りのバスは行きのバスより静かだったことが印象的でした。

この自然教室での体験と通して、子どもたちは自分たちで協力し、いろんなことにチャレンジし、失敗を乗り越えて大きく成長する事が出来ました。非常に実りのあった２泊３日となったと思います。

2時間目が始まる前から20分休みを心待ちにしている子どもたち。

授業後の挨拶とともに元気に外へと駆け出します。

雨模様だった今日は外に出られず悲しそうでしたが、屋内でも上手に過ごせていました。

最近１階フロアで流行っているのはコマ回しとだるま落とし。

体育館が割り当てられた2年生は、新聞紙鬼ごっこをして大喜びでした。

　午前7時45分になると、朝遊びを楽しみにしている子どもたちが一斉に　　校舎内に入ってきます。制服から体操服に素早く着替え、運動場へ走り出します。

　1年生から6年生までの野球好きの子どもたちが、赤白に分かれてソフトボールをしています。思うように打てなかった下学年の子にアドバイスをする高学年の姿が輝いていました。アドバイスされた子もいつかは後輩にアドバイスできるようになるでしょう。

今年度 初めて全学年で水泳発表会を行いました。参観形式で行われた水泳発表会は少し緊張もありましたが、頑張って練習した姿を保護者の方々に披露することが出来たのではないでしょうか。

今年度は、９月最初にも水泳の授業があります。さらなる泳力向上を目指して、そして、その後に行われる運動会に水泳で身につけた挑戦心や体力を生かせるよう、教職員一丸となって指導していきたいと思います。

3月11日（金）第61回卒業式を行いました。今年も感染症対策に伴い様々な制限があり、卒業生と保護者、教職員のみの参加となりましたが、6年生53名が卒業しました。

感染症の影響で担任がオンラインで参加するという異例な形ではありましたが、卒業生は祝福に包まれて小学校生活最後の一日を過ごしました。

式中は仁川学院小学校の卒業式らしく卒業生の前途、御家族や関係してくださった方々への感謝を祈りで表現しました。

6年間立派に過ごしてきた一人ひとりを祝福し、卒業証書が授与されると講堂は大きな拍手で満たされました。

学校長からの建学の精神「和と善」に生きる人になってほしいという願いに、卒業生代表は答辞の中でたくさんの人々の愛情に包まれて学んできた6年間を振り返り、次は愛を施せる人になれるよう建学の精神を大切にしたいと答えていました。

式後、卒業生は達成感に満ちた笑顔で記念写真を撮影し、用意していた感謝の手紙を保護者の皆様に渡しました。

学校生活最後の終礼で担任の先生方から熱いメッセージをもらった61回生は、仁川学院小学校から旅立ちます。一人ひとりが自分に与えられた掛け替えのない才能を生かし、隣人のために、社会のために、平和のために尽くす人となってくれることを教職員一同で祈ると共に応援し続けたいと思います。61回生の皆さんおめでとう。