仁川学院小学校
11月10日(金)5・6校時、4・5年生各クラスにおいて卒業生特別授業「未来予想図」を行いました。
本校の卒業生をお招きして、仕事観やご職業についての講演や実習をしていただきました。この学習は、子どもたちに「社会や職業への関心を持たせ、将来に向けて夢を描いてもらうこと」を目的に取り組んでおり、今回で21回目を数えます。4年生にとっては、初めての経験となりました。
各クラスでの授業内容は次のとおりでした。
4年1組「建築士の仕事」15回生 藤原由紀さん(櫟設計室 代表)
建築士のお仕事について、授業を受けました。子どもたちは、藤原先生が教室に入ってくるまで、楽しみで楽しみで仕方がない様子でした。歓迎のメッセージを黒板にかき、今か今かと待ち構えていました。授業が始まると、藤原先生のお話に、熱心に耳をかたむけます。なぜ建築士になったのか、小さいころからのお話から始まりました。その後は、建築士の資格や種類、仕事内容について、スライドを使って説明されました。その後は、いよいよ子どもたちが設計にかかります。班ごとに分かれて、どんなところに家を建てたいか?どんな部屋が必要か?どんな部屋が欲しいか?など、夢のあるお家づくりが始まりました。模造紙に設計していく子どもたち。藤原先生も、班を回りながら、アドバイスを送られました。最後に、班ごとの発表です。思い思いのお家ができたのでしょうか?時間がもう少しあればと、残念がる子どもたちでしたが、設計士としての体験を楽しめたのではないでしょうか。授業後に「先生、建築士にとても興味がわいてきました。」と言う子どもの声を聞きました。子どもたちの未来予想図、確実に広まったようです。最後に、感謝の気持ちを込めて、拍手で藤原先生をお見送りしました。
4年2組「消化器外科および人工透析医療について」30回生 門田和之さん(貴生病院 副院長)
4年生の 子どもたちにとっては、初めての未来予想図となりました。将来の夢が「お医者さん」という子が多いということもあり、興味深そうに門田先生の話を聞いていました。門田先生のお話では、前半でご自身が子ども時代から今に至るまでどんな生活を過ごしてきたのかについてパワーポイントを使って説明がありました。子どもの頃にゲームが好きだったことや、4年生からのクラブの話が出ると、子どもたちは親近感を持って話を聞いていました。後半は医師になってからの生活や、どんな研究や仕事をされてきたのかについて説明がありました。「医師」と一言で言っても、様々な仕事内容があるということや、多忙な生活であること、そういった中でもやりがいがあるということを子どもたちは知ることができました。実際に仕事で使う機材も持ち込んでくださって、子どもたちにも血管に管を通す様子を教えてくださりました。子どもたちが、どんどん機材見たさに門田先生に近づいていく様子が、子どもたちの興味関心の高さを物語っていました(数人の子どもたちは実際に機材を触らせていただきました)。授業の最後、命を預かる者として、命の尊さや、生きることの大切さをメッセージとして伝えてくださいました。感謝です。
5年1組「お金のお仕事」19回生 武田治久さん(みずほ銀行四ツ橋支店 支店長)
子どものうちはあまり縁がない、しかしこれから大きくなっていく過程で必ず学んでいかなくてはいけない「お金の大切さ」。お金のお仕事と題されて、武田先生に授業をしていただきました。身近な買い物の場面や、今まで考えたこともないようなケースでのお金の仕組みを学び、「へー!そうなっているんだ!」と思わず声が漏れていました。銀行の仕事についても子どもたちにわかりやすく教えていただき、銀行員というお仕事について感心を抱くことができました。授業の後半では実際に通帳(メモ帳)をいただいたり、勘定用の紙束を広げてみたり、ちょっぴり大人になったような経験をすることができました。先生はお金に関するトラブルや事件などをいかに防止できるかを説明してくださり、少しでも子どもたちのためになればという熱い思いで授業してくださいました。今後子どもたちがお金を使うシーンの中で今日いただいた様々なお言葉をふと思い出してくれることを期待しています。
5年2組「すまいろん」25回生 近藤康貴さん(積水ハウス株式会社 神戸支店 神戸駅前2店 店長)
「『衣・食・住』のどれに興味がありますか?」お話のスタートは子ども達へのこの質問でした。結果、30名中9名の子どもが『住』に手を挙げました。(ちなみに『衣』が5名、『食』が16名でした!)今回5年2組は住宅メーカーにお勤めの近藤先生に特別授業をしていただきました。普段5年生の子ども達は『住』について意識することはあまりないかもしれません。しかし、今日の2時間はちょっと違いました。前半はご用意いただいた冊子を基に『住まい』についての話をお聞きし、後半は『自分が住んでみたい家』を紙に自由に描くということをしました。一人ひとりが紙に描く前には、グループで1枚の紙に「エレベーター」「大きな庭」「茶室」等々こんなのがあればいいな・・・と思うことを互いに出し合いました。「食料倉庫」なんていうのもありました。その後自由に住みたい家の絵を描いたのですが、どんな空間を理想とするか、自分達がどんな家に住みたいか、子ども達のやわらかい想像力は留まることを知りません。豊かな発想でそれぞれが理想とする素敵な家を描いていました。まだまだ描きたいという子ども達がたくさんいる中、あっという間に時間がきてしまったのですが、子ども達にとっては心に残る素敵は2時間となりました。
11月16日(木)、球技大会を行いました。
2,3年生はドッチボール、4,5年生はポートボールを運動場で行いました。
6年生は、バスケットボールを体育館で行いました。
晴天の下、日ごろの成果を競い合いました。
2年生にとっては、初めての球技大会。気合が入ります。
元気よく、ドッチボールを行っていました。3年生に負けないくらいの力を発揮していました。
3年生は、内野と外野が声を掛け合い、チーム全体で意識を高め合っていました。
優勝は、3年2組でした。どのチームも、精一杯奮闘していました。
4,5年生のポートボールでは、子どもたちがこれまでにしてきた、“チームプレー”を意識してプレーを行うことができていました。なんとかパスをもらおうと移動する子、パスを防ごうとしっかり相手チームをマークする子。そして味方のシュートを手離すまいと必死にボールをつかむゴールマンと、それを阻止しようとするガードマン。コートのあちらこちらで火花の散る白熱した戦いとなりました。
優勝は、5年2組でした。4年生も、ゴールが決まった時など初挑戦のポートボールにやりがいを見出していました。
5年生は、さすがの貫禄でたくさんの得点を上げることができていました。
そしてバスケットボールでは、6年生らしい、スリリングで溌剌としたゲームの連続でした。きらりと光る抜群の超絶プレーや気迫あふれる全力プレー、また、ぎこちなくても必死で食らいつこうとする貢献プレー、点差が開いても決してあきらめない真剣プレーなど、目が離せない場面に満ちていました。仲間から、そして保護者の方々からの温かい声援と眼差しが絶え間なく注がれていました。優勝の行方は最終戦までもつれ込みましたが、6年2組が勝利を手にしました。校長先生からも、体格差を物ともせずに挑む子どもたちの姿を褒めていただき、最後はお互いの健闘を称え合い、応援してくださった保護者の方々に感謝の気持ちを伝えて大会を終えました。
12月15日(金)13:00から本学院コルベ講堂において「クリスマス会」を開催します。どなたでも参加いただけます。事前のお申し込みは必要ございません。
2分の1成人式を迎える4年生が聖歌やハンドベルの音色に乗せて、伝統の聖劇「グレッチオの森の降誕祭」をいたします。4年生にとっては聖書が授与される記念の日でもあります。本校教育の根幹であるキリスト教精神への取り組みの一端をぜひ感じていただきたいと存じます。
ぜひ、お誘いあわせの上、ご参加ください。
10月31日(火)午後より、
兵庫県立ピッコロ劇団による、
兵庫県立ピッコロ劇団おでかけステージ「ピッコロ版 星の王子様」を鑑賞しました。
コルベ講堂入り口より、劇団の方が中へ誘導してくださりました。
それから、「ムギ」の手袋をの使い方を説明してくれました。
それぞれの登場人物に、個性があり、
笑いあり、歌・ダンスあり、むぎウェーブありのステージでした!
子ども達は、「大切なことは、目に見えない」というメッセージを、
どのようにとらえたのでしょうか。
鑑賞会でみた、さまざまな表現や、その中にひめられたメッセージが、
子どもたちの感性をはぐくむことを願っています。
最後に、児童会会長の木村君の挨拶で鑑賞会を終えました。
劇団員の方々は、最後までお見送りをしてくださいました!
10月26日(木)第62回運動会を開催しました。今年は雨天による順延のため平日開催となりましたが、ここ数週間続いた曇天とはうって変わって、雲ひとつ無い秋晴れの下運動会を行うことができました。今年の運動会のスローガンは『そのため息を応援に』でした。思うように行かなくて、つい漏れてしまうため息をぐっと抑え、懸命にがんばっている仲間への応援へ変えようという児童会の思いは、全校児童に届いていたようです。赤白共にとても気持ちのよい応援であふれた運動会になりました。
気持ちを高めるため、一度入場の練習してから運動会が始まりました。「入場の仕方を忘れているのではないか」という教員の心配をいい意味で裏切ってくれた子ども達。きびきびとした気持ちのよい動きで運動会をスタートすることができました。
午前の部は準備体操からスタートし、5年生応援団を中心とした応援合戦の後、競技種目では児童と職員による『大玉送り』、2・3年生による『徒競走』、1年生による『すすんではこんでGO!GO!!GO!!!』、4年生による『運命の旗』、低・中・高学年それぞれの『綱引き』を行いました。演技種目では1・2年生によるダンス『ユニバーサルスタジオニガワ』、5・6年生による『組体操』を行いました。『組体操』ではこれまでの「扇」などに加え、昨年度から取り入れたBGMに合わせた「ウエーブ」などにチャレンジしました。
応援パフォーマンスで始まった午後の部では、競技種目として、3年生による『借り物競争』、1・5年生による『徒競走』、4・6年生による『リレー』、5・6年生による『騎馬戦』、2年生による『二人三脚』、選手による『紅白リレー』を、演技種目として3・4年生によるダンス『よさこい!わっしょい!~仁川でいやほい~』を行いました。また、保護者参加競技の『綱引き』は手に汗握る接戦となりました。御参加いただいた皆様、御協力ありがとうございました。
紅白対抗の結果は、紅組の優勝となりました。勝った紅組だけではなく、惜しくも負けてしまった白組も、全力を出し切った子ども達の顔は清々しく輝いているように見えました。まさに、全校児童の気持ちが1つになった瞬間でした。この運動会を通して子ども達は、自分で考えて動くことや、友達と力を合わせることの尊さと心地よさを感じてくれたことでしょう。なかでも、5年生は自分たちの競技だけではなく、応援団として、応援合戦をはじめ様々な場面で運動会を盛り上げてくれました。また、小学校生活最後の運動会となった6年生は、誇りと責任を持って係という裏方の仕事をやり遂げてくれました。今後の子ども達のさらなる活躍に期待したいと思います。
本日(10月21日)に開催を予定しておりました公開行事『第62回運動会』は天候不順のため、延期いたします。
つきましては、明日及び明後日の天候状況を踏まえ、10月26日(木)に開催いたします。どなたでもご観覧いただけます。ぜひ、お誘いあわせの上、ご来校ください。
今年度は「そのため息を応援に」をスローガンに最後まであきらめず力を出し切ることを目標に掲げて、練習に取り組んでいます。この機会にぜひ本校の運動会や児童の様子をご覧いただきたいと存じます。
なお、午前中に未就学児を対象とした競技もございます。
この公開行事は参加申込の必要はございません。どなたでもご自由にご来校いただけます。
曇り空を跳ね飛ばすほど、元気いっぱいの子ども達。開会式から閉会式まで、皆一生懸命がんばりました。
開会式
応援団
午前と午後の初めに、工夫を凝らした応援合戦を繰り広げ、全員のやる気を引き出してくれました。
競技の得点は、紅組1269点、白組1218点と大接戦。子ども達も競技一つ一つに全力で取り組み、最後までどちらが勝つかわからないハラハラドキドキの展開を繰り広げていました。
一部になりますが子ども達の熱の篭った競技の様子を紹介いたします。
1・2・3・5年生 徒競走
4・6年生 リレー
団体競技(綱引き・アトラクション・騎馬戦)
団体演技(低学年ダンス・中学年ダンス・高学年組体操)
運動会本番まであと10日。予行での反省を生かして、最高の運動会にしたいと思います。
来る10月21日(土)9:00から本校運動場にて、「第62回運動会」を開催いたします。
今年度は「そのため息を応援に」をスローガンに最後まであきらめず力を出し切ることを目標に掲げて、練習に取り組んでいます。この機会にぜひ本校の運動会や児童の様子をご覧いただきたいと存じます。
この公開行事は参加申込の必要はございません。どなたでもご自由にご来校いただけます。
なお、午前中に未就学児を対象とした競技もございます。ぜひ、ご参加いただき、お楽しみください。また、雨天順延の場合は、翌10月22日(日)に開催いたします。