仁川学院中学・
高等学校

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2024.05.17 学校行事 NEW
【高校】高校2年生「探究講演会」を実施しました

高校2年生を対象に4月12日、19日の2回に分けて、探究講演会を実施しました。

今年度から高校2年生の探究は装いを新たにします。新たな試みとして、旅行会社のJTB様と3つの自治体にご協力をいただき、1学期を通して「地域探究」を行うことになりました。

生徒たちは各自治体が抱えている複数の課題をグループで1つ選択し、分析します。教室内で情報収集や話し合いをするだけではなく、実際に現地でのフィールドワークも実施する予定です。集めたデータを整理し、分析・考察を通して、課題解決へと向かいます。そして、最終的にはポスターとしてまとめます。同級生や教員に対してだけではなく、各自治体のご担当者様に発表をすることが最終的なゴールとなります。

4月12日はその導入として、JTBのご担当者様にご講演をいただきました。地域探究の進め方、スケジュール、先行事例についてお話がありました。「身近な地域の課題を自分ゴトとして考え、発信し、持続可能な発展に導く」ことが1学期の探究授業の目的であり、正解はないからこそ自由で柔軟な発想をもって考えてください、ということをおっしゃっていました。具体的に自分たちがどのように地域探究を進めていくのか、その目的は何かを理解したことで、生徒たちは見通しを持つことができたようです。

 

4月19日はシティプロモーションを担当する兵庫県伊丹市の職員の方にお越しいただき、ご講演をいただきました。伊丹市は他の自治体に比べると人口が増えているそうです。そのきっかけとなったのが、まさしく伊丹市のプロモーションです。人口の減少という各自治体が抱える課題をどのように解決したのか、とりわけシティプロモーションの観点から魅力的な事例の紹介とともにお話していただきました。生徒たちは身近な地域の事例を通して、地域探究の重要性を実感しました。

 

講演後は、クラスごとに分かれて課題に取り組みました。生徒たちは「大学生・高校生を対象に伊丹市の魅力をどのようにPRしますか?」、その際「どのようにしてSNSを活用しますか?」という課題が与えられ、グループで取り組みました。高校生らしい柔軟なアイデアが多く、市職員の方からも今後の探究活動がさらに楽しみになったというコメントをいただきました。

来週からは、さっそく課題に取り組むべくグループ分けから始まります。

3つの自治体が抱える地域課題を自分ごととして捉え、多角的で柔軟な思考を持ちながら主体的に取り組むことで、生徒たちが意義のある成果を残すことができることを期待しています。

 

2024.05.17 学校行事 NEW
【高校】高校2年生「校外学習事前学習」を実施しました。

高校2年生は12月に研修旅行があり、「イタリア研修」と「東北・北海道研修」の2つに分かれて実施されます。国外・国内にかかわらず、その事前学習として5月下旬に校外学習を行い、そこでは徳島県の大塚国際美術館と、淡路島の北淡震災記念公園の2つの場所を訪れます。

大塚国際美術館では、仁川学院のルーツでもあるイタリア(アッシジ・フィレンツェ)の絵画を中心に鑑賞するため、5月9日と16日の2回にわたり、L.H.Rの時間を使って絵画やその歴史などについての事前学習を行いました。

5月9日はコルベ講堂に全学年が集まり、美術科の教員から絵画に関する講演を聞きました。大塚国際美術館にあるゴッホ作のヒマワリに関する話や絵画の歴史などについて話がありました。さらにいくつかのワークもあり、生徒たちは絵画について楽しみながら理解を深めた様子でした。

 

 

 

 

 

 

 

5月17日は各クラスで活動を行いました。まず、当日回る班分けを行いました。次にその班でワークシートを用いながら、大塚国際美術館にある絵画の一覧表から気になる作品を15点ほどピックアップする作業を行いました。生徒たちは興味津々な様子で、調べながら気になる作品を題名から選んでいました。この事前に選んだ絵画を大塚国際美術館で実際に鑑賞し、分かったこと・気づいたこと・まとめたことなどをフォトエッセイにしてまとめる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

12月の研修旅行が充実したものとなるよう、この事前学習を通して有意義な校外学習にしてほしいと思います。

2024.05.15 学校行事
【中学】ダンス練習と、トマトとナスに追肥を行いました

本日の仁川タイムも2つの内容「ダンス練習」と「仁川の森」の活動を実施しました。

「ダンス練習」は本日で4回目。次週はテストのため練習ができませんので、できるだけたくさん練習しておきたい、というリーダーの思いが、グループのみんなにも伝わっているようです。あるグループは、思ったよりみんなの吸収が早く、リーダーを中心に3年生たちが「うん、うん」と順調に進む喜びを顔を合わせて共有している姿がありました。

 

「仁川の森」の活動では、本日は先週植えたナスとトマトに追肥を行いました。また、インゲンの発芽をチェックし、発芽していない分は蒔き直しを行いました。

3年生による「仁川の森で学ぼう」の2回目の授業では、ナスについての基礎知識、肥料の知識を学び合いました。昨年度、種をいただいて育てた西宮の伝統野菜「大市ナス」は、今年度は、昨年度自分たちで育てたものから採った種から育てています。貴重な大市ナスを育て、販売し、種採りも行った2、3年生が、1年生に大市ナスについて熱く語る、そんな様子が見られました。

 

次回のダンス練習は2週間後、そして仁川の森は3週間後。その間も野菜のお世話は続きます。

2024.05.14 中学入試情報
【中学入試】オープンスクールのご案内

◆中学入試をお考えの保護者の皆様,小学生のみなさんへ◆

 

今年も,小学生のみなさんを対象としたオープンスクールを開催いたします。例年多くの小学生や保護者のみなさまがお越しになるこのイベントは,仁川学院中学校の雰囲気をよく知っていただき,みなさんの進学先を決める参考にしていただくために実施するものです。校舎内の見学はもちろんのこと,授業体験やクラブ見学,さらには本校の生徒達による特別企画などを準備して,みなさんのことをお待ちしています。

小学生のみなさん,ドンドン参加してくださいね。

 

※体験授業は、理科社会家庭科(調理分野)、仁川タイム(仁川の森)から選んでいただきます。「仁川タイム」は「総合的な学習の時間」に行う本校の特色授業で、様々な体験的プログラムで活動をしています。今回はそのプログラムの中から、野菜などの栽培を通し発展的に学ぶ「仁川の森」を体験していただきます。

 

 

申し込みはこちらからどうぞ

(5月16日より予約を開始いたします)

 

 

実施日:第1回 令和6年6月16日(日)

                    10:00~12:00【5月16日受付開始】

      第2回 令和6年8月24日(土)

                               14:00~16:00【受付前】

 

◇第1回中学オープンスクール・当日の流れ(予定)◇

 

9:30 受付開始

10:00 開会

開会行事のあと、体験授業に参加をしていただきます。その後、イベント形式での校内見学の時間を設けています。当日は本校の生徒も、授業の補助や校内の案内役などで参加をいたします。

11:45ごろ 閉会行事(コルベ講堂)

12:00 終了予定

 

 

※個別相談ブースも設置いたします。学校のことや入試のことなど,お気軽にご相談ください。

※「家庭科」では調理実習を行います。 「エプロン」、「三角巾」、「マスク」を必ずご持参ください。

  家庭科の授業参観をご希望の保護者の方につきましては「上履き」をご用意ください。

※当日学校のレストランは営業いたしておりません。

 

 

 

申し込みはこちらからどうぞ

(5月16日より予約を開始いたします)

 

昨年のオープンスクールの様子はこちらからご覧ください。

(リンク先記事の行事予定は昨年度のものとなります)

   ↓   ↓   ↓

 

  https://www.nigawa.ac.jp/nigawa-info/high/39288     

 

お問い合わせ

仁川学院中学校 0798-51-3410(入試担当)

2024.05.10 学校行事
【高校】第60回体育祭を行いました

第60回体育祭を行いました。予行の日は風が強くて肌寒かったですが、本日は天候にも恵まれ、絶好の体育祭日和となりました。

 

生徒会長の開会宣言で体育祭が始まり、お祈り・校長先生の挨拶・選手宣誓と続きました。

校長先生からは、「60回目という節目の体育祭で、例年以上の活躍とクラスの団結を期待しています」と応援のメッセージをいただき、体育委員長からはユーモアがありながらも全校生徒の士気が上がる選手宣誓がありました。

 

準備体操の後、いよいよ競技開始です。午前中は50m走や200m走、スウェーデンリレーなどのトラック競技を中心に行いました。クラスの代表が選手として出場し、熱い声援とともに白熱したレースが数多く繰り広げられました。

 

 

また、生徒会が企画した障害物リレーと物取り合戦もありました。

障害物リレーでは、ネットをくぐったりパン食いなど、例年とは違った内容で、最後までどこが勝つかわからず大変盛り上がりました。

物取り合戦では、得点が高いタイヤを取り合うチームや、守りがいないクラスからアイテムを奪うチームなど、クラスで作戦を練って戦っていました。

 

 

午前中の最後は学年対抗リレーでした。各学年の代表者が集い、ハイレベルなレースが行われました。優勝は3年生。さすが!最高学年としての威厳を見せつけました。

 

午後の部はクラブ対抗リレーから始まりました。パフォーマンス部門とレース部門に分かれ、部活動の団結力が感じられるレースが行われました。

 

 

その後、学年ごとに団体競技を行いました。1年生は大縄跳び、2年生は台風の目、3年生は綱引きをしました。

1年生は予行のときよりも記録を伸ばし、入学してまだ1ケ月とは思えない団結力を見せてくれました。優勝は2分間で53回飛んだ4組でした。

 

2年生は抜きつ抜かれつの大接戦となりました。優勝は4組でした。

 

3年生の綱引きはトーナメント方式で行われ、クラスのプライドをかけた熱い戦いが繰り広げられました。トーナメントを制したのは5組。おめでとうございます!!

 

最後の種目はクラス対抗リレーでした。クラスの精鋭たちが最後の頑張りを見せ、応援の熱も最高潮に達しました。

 

 

最後に閉会式を行いました。緊張が走るなか結果発表が行われ、発表ごとに歓声が沸き起こりました。総合優勝は1年2組!おめでとうございます!!

今回の体育祭でクラスの絆がより深くなったと思います。今回得たものを今後の学校生活に繋げてほしいと思います。生徒のみなさん、お疲れ様でした。また、保護者の皆様も本日はご来校いただきありがとうございました。

結果

総合優勝 1年2組

第2位 同率 3年1組 3年3組

 

2024.05.09 ニュース
【中学】中間考査まで2週間!

中間考査まで2週間となり、H.R.では学習について考える活動が行われました。

中学1年生は初めての定期考査ですので、まず「定期考査とは何?」というお話から。

定期考査は、ここまで学習したことを復習し、理解しているかを確認するためのもの。お話を受けて、各自で定期考査の目標を立てました。

目標は高く! そして目標を達成するための具体的な戦略を!

2・3年生はコースごとに集まり、学年混合の班を作って活動しました。

カルティベーションコースの2・3年生およそ80名が集し、本日の活動の目標をしっかりと確認。

2年生は事前に学習計画を立てました。それを見て3年生がアドバイスを送ります。先輩として体験・経験したことを言語化して後輩に伝えることが今回の目標です。

また、自習の時間では2年生が3年生に教える姿もあちこちで見られました。先輩の姿から学んだ2年生は、次の機会で1年生に伝えていきます。こうしてカルティベーションコースの経験が受け継がれていきます。

アカデミアコースも2・3年生およそ30名が同じ教室に集まり活動しました。

「モチベーションを上げるにはどうしたらいいですか?」「計算を早くするにはどうしたらいいですか?」これは、学習についての2年生の悩みです。

自分たちの学習方法をプレゼンし共有。自然と拍手が起こります。最後は今日の内容を踏まえて、中間考査への意気込みを書きました。

それぞれの学年、コースに沿ったH.R.活動で、中間考査に備えます。

2024.05.09 学校行事
【中学】ダンス練習と大市ナスとトマトの定植、インゲンの種まきを行いました

本日の仁川タイムも、2つの内容「仁川の森」の活動と「ダンス練習」を交互に実施しました。

仁川の森では、大市ナスとトマトの定植とインゲンの種まきを行いました。方法を動画やスライドで確認後、畑に出ました。道具や土に戸惑う1年生もいる中、2・3年生は慣れたものです。与えられた時間15分で畑作業を手際よく行い、iPadで記録もしっかり。

また、教室では3年生が「仁川の森で学ぼう」と題した授業の1回目を、班員に行っていました。トマトとインゲンについて原産地や特徴と、自根苗と接ぎ木苗についてメリットとデメリットを、スライドを使い、後輩たちに伝えていました。3年生から後輩への授業「仁川の森で学ぼう」は、次回以降も続きます。

 

「ダンス練習」は本日で3回目。6月のダンスフェスティバルに向けてダンスの振りを覚えていきました。普段はのんびりしているのに、残りの練習時間を考えて焦っている、そんなリーダーも。一生懸命計画を立てて頑張っている証ですね。先週よりリーダーはリーダーらしくなり、そして他の3年生も、自分の役割を意識して動いている、そんな姿が見られました。

 

来週の仁川タイムもダンスと畑での作業の2部構成の予定です。大市ナス、トマトやインゲン、そして生徒のみなさんの成長が楽しみです。

2024.05.01 学校行事
【中学】2024年度「仁川の森」オリエンテーションを行いました

5月1日(水)午後の仁川タイムは、先週から始まった「ダンス練習」と、今年度初めての「仁川の森」の活動を行いました。

2回目のダンス練習は、どの班も先週よりスムーズに進んでいるようでした。先週の活動後のリーダーの反省が活かされたのでしょう。リーダーたちは、限られた時間を有意義に使うために、しっかり打ち合わせをして臨みました。班員に今日の目標と見通しを持ってもらえるように初めにそれらを伝えること、途中でリーダーが話合いをするときには自主練をしてもらえるように音楽を流すこと、などなど……。終了時間とともに、本日の目標が達成できて満足そうなリーダーと班員たちの姿がありました。

 

2017年度の終わりからスタートした仁川の森は、仁川学院訓にある、「大自然に学び愛せよ」を心に、園芸にてホンモノに「触れ」、五感で「感じる」ことを大切にしています。今年度前半はナス、トマト、インゲン、サツマイモ、マリーゴールドなどを栽培します。2学期の学院祭等で販売も行う予定です。

本日は1年生にとっては初めての仁川の森でしたので、オリエンテーションを行いました。昨年度までの活動の紹介や、今年度の取り組み関する説明がありました。また、仁川の森クイズを新しい班対抗で行い、大変盛り上がりました。初めには見られた緊張感も、クイズが終わるころにはなくなり、優しい笑顔になっていたのが印象的でした。

 

来週の仁川タイムもダンスと仁川の森の2部構成になっています。仁川の森では、畑作業が始まります。生徒たちの優しさがたくさん詰まったおいしい野菜ができますように。

2024.04.24 ニュース
【中学】野外活動全体集会を行いました

4月24日(水)5時間目に「野外活動」の全体集会を行いました。野外活動は本校で約40年続く伝統行事。今年は6月2日からの3日間、国立淡路青少年交流の家で行います。野外活動の大きな特徴は、3年生をリーダーとした縦割り班に分かれた活動であるということ。また、野外活動の班は、6月に行われる「ダンスフェスティバル」の班を兼ねており、最上級生の3年生にとっては、今日は緊張のデビューとなりました。

   

この日のために、班長と副班長は、班の担当教員と入念に活動内容の打ち合わせを行い、準備を進めてきました。うまく言葉で想いを伝えられないこともありましたが、前に立って一所懸命に後輩たちを引っ張ろうとしている姿が印象的でした。全体集会は体育館で行われましたが、全校生徒が定刻までに整列を完了して静かに開始を待てたことが、大きな収穫でした。

全体集会では、代表リーダーの教員から野外活動の目的やプログラムなどが伝えられました。特に3学年合同での宿泊生活にあたり、「先輩が後輩に教える。先輩は背中で語る。」というメッセージが3年生に送られました。また、1,2年生には「来年を見据えて、後輩は先輩から学ぶ」ことが大切であると話がありました。全体には、あいさつや5分前行動など普段学校で実践していることを活動中も実施できるように。また、普段は自分でやっていないかもしれないが、自分の服をたたむといったことなどを通してしっかりと自立していくことを学んでほしいという思いも伝えられました。

野外活動は楽しい行事でもありますが、自然を相手に活動することで危険もあります。全体集会では私語なく最後までしっかりと話が聞けていたことが印象に残りました。

後半はいよいよ各班に分かれ、自己紹介やアイスブレイクの活動が行われました。はじめは固さの抜けないところはありましたが、終わるころには3年生たちが考えたレクレーションで笑顔があふれていました。

休憩をはさみ、6時間目はダンス練習です。3年生はあらかじめ各班のダンス曲に合わせ練習を重ねており、今日がいよいよ自分たちが教える立場に変わりました。

 

  

この春高校に進学した先輩方が昨年、自分たちにしてくれていたように、指示や言葉を選びながら各班、それぞれが工夫して1,2年生に振付を教えていきます。自信がないのか目線が下がりがちだった3年生も、後輩たちが少しずつ覚えていくことで自信となり、どんどん前を向けるようになってくる場面も見受けられました。この期間にどんどん経験値を上げ、成長してくれることでしょう。次の活動は5月1日です。今回の反省点を生かしながら、有意義な活動の時間にしてほしいと思います。

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