学校行事
3月6日(木)午後、高校2年生の進学・特進Ⅰコース全員と1年生の希望者を対象に「卒業生による受験体験講話」を実施しました。
受験まであと一年を切っているとはいえ、まだまだ十分に実感を持てていない生徒たち。そのような後輩たちのため、先日卒業したばかりの先輩が来校し、受験校・受験方式の決め方から具体的な各科目の勉強法、模試の活用の仕方、つらいときをどのように乗り越えたか等、様々な受験方式で大学合格を勝ち取った先輩が自身の体験談を話してくれました。
「志望校は大学名でなく、本当に自分が学びたいと思える大学・学部で選ぶべき。そのためにもオープンキャンパスは積極的に行って、各大学の先生からどのようなことを学べるのか直接話を聞いてほしい」「単語テスト等の小テストで満点を取り続けることが自信に繋がっていく。小さな取り組みを疎かにしないように」「通学の時間は一人で黙々と単語帳を確認するが、下校時は友達と問題を出し合う等、楽しみながら勉強していた」「積極的に学内予備校に参加しておけば良かった」…等、つい先日まで懸命に勉強していた先輩たちの生の声ということもあり、話を聞く生徒たちの目は真剣そのもの。
そのような後輩たちを前に、先輩たちも今の思いを熱く語ってくれました。中には勉強計画・記録を書き込んでいた手帳や使用していた教材を持参してくれた卒業生も。使い込まれたそれらを目にし、生徒たちも大いに刺激を受けたようです。
講話終了後には、まだまだ先輩から話を聞きたい、と個別に相談に来る生徒の姿も。「同じ分野を目指している先輩から具体的な話を聞けて良かった」「学年末考査が終わったからと気を緩めることはせず、まずはこの春休みに復習をしっかりしたい」といった声が聞かれました。
今回の講話が、各々の夢や目標に向かう活力となってくれることを願っています。