学校行事
12月15日(木)からクリスマスウィークが始まりました。今年のテーマは、マザー・テレサの祈りより、『主よ、わたしをお使い下さい。』です。クリスマスウィークは、本来のクリスマスの意味を理解するために、また、利己的に自分の利益を求めるのでなく、与える愛に生きる喜びを感じるために、ボランティア活動などを通じて毎年行っている行事です。今年は12月15日(木)から12月19日(月)までとなっています。
昨日の初日は、以下の流れで行いました。
●12月15日(木)●
1・2時間目:クリスマスカード作り(16日のボランティア活動で訪問する施設の方々へのプレゼント)
3時間目:クリスマスウィーク オープニング
4時間目:沼野尚美氏による講演会
沼野尚美さんは、宝塚市立病院の緩和ケア病棟でカウンセラーとして勤務され、これまでに3000人以上の方々の生と死にたずさわってこられた方です。生徒たちは沼野さんから、クリスマスウィークに合わせて、多くの死を見届けてこられた経験の中から、「与えられた命を生きる」意味、「共に生きる」意味について深く考えさせられるお話をしていただきました。「私たちはひとりぼっちではない」、「あなたはかけがえのない存在として愛されている」、「あなたは必要とされているのです」という3つのメッセージは私たちの心に温かく響きました。私たちの生き方に迫る講演をありがとうございました。
●12月16日(金)●
高校1年生:各クラスに分かれてボランティア活動を行いました。
1年1組:はんしん自立の家訪問(車いす清掃)
1年2組:街頭募金
1年3組:宝塚ちどり訪問(高齢者の方々との交流)
1年4組:ドリーム甲子園訪問(障害者の方々との交流)
1年5組:西宮北口図書館(本の修理のお手伝い)
1年6組:弁天池植栽ボランティア
1年7組:寿園訪問(高齢者の方々との交流)
1年8組:にしのみや聖徳園デイサービス訪問(高齢者の方々との交流)
1年9組:くらら仁川訪問(高齢者の方々との交流)
それぞれの場所で「ほんのわずかなことでも人のために尽くす」経験をさせていただいたことは、生徒たちにとって貴重な時間となりました。この取り組みが、より多くの人々とクリスマスの喜びを分かち合うひとつのきっかけとなってくれればと願っています。
来週の19日(月)は最終日となります。2学期の締めくくりに、相応しい一日となるように期待しています。