平成28年４月７日（木）、第55回高等学校入学式が行われました。雨が降りしきる中ではありましたが、各自クラスを確認し、9時にホームルーム教室に集合。緊張した表情の中にも、新たな生活に向けた決意の雰囲気を生徒達の姿から感じることができました。

9時30分、322名の新入生達が吹奏楽部の演奏とともに堂々と入場し式が始まりました。まずはじめに、新入生はベネディクションで神の祝福に授かりました。

その後、新入生氏名発表、学校長式辞、在校生歓迎の言葉、新入生挨拶へと続きました。

田端校長からは、「高校１年生の君たちは自分の可能性をどんどん広げて欲しい。自分自身の可能性・能力を信じて進んでいこう。高校生活と呼べるのは２年間。高３は受験一色になる。あと2年で自分の可能性をどこまで探れるか、挑戦してください！！」と熱いメッセージが贈られました。

在校生代表である生徒会長からは、「色々な学校行事、部活動、日常生活の中に新しい出会いがあり、活躍の場がある。主役はあなた方です。辛いこともあるでしょうが、先輩、先生、そして友だちがいます。どうか失敗を怖れずチャレンジしてください。きっと優しい支えがありますから･･･」と温かい言葉が贈られました。

新入生代表の生徒からは、「これからは一人一人が自立に向けて、高校生としての『看板』を掲げて過ごしていきます。人生の糧となる重要な時期をこの仁川学院高校で過ごせることを幸せに思います。これからは多くのことを自分で判断し、考えて動き、立派な社会で活躍できる人間になるべく努力することを誓います」という期待に膨らんだ力強い決意が述べられました。

最後に担任と学年付きの教員の紹介があり、各教室でのホームルームに移りました。

多くの保護者の方々に見守られながら、各ホームルームで担任の先生から、高校生としての心構えや生活について話を聞き、また温かい心のこもったメッセージを受け取りました。多くの生徒が、お互いの名前も知らない関係からの入学式のスタート･･･。不安も多い中ではありますが、これから充実した高校生活を過ごす決意をしてくれたことでしょう。

新入生諸君は、今週10日（日）から12日（火）まで、琵琶湖グランドホテルと比叡山延暦寺にてオリエンテーションを行う予定です。

彼らの仁川学院高校での希望に満ちた学校生活の上に、これからも神様の大いなる祝福がありますように。