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「探究」の授業は高校の教育課程に入っていますが、仁川学院のアカデミアコースでは中学校でも探究の授業を導入しています。
1年間を前半と後半の2回に分け、前半は「水」をテーマに武庫川で探究活動をしました。そこで、探究の基本的な知識や方法を身につけました。
後半は、自分たちの興味に基づいてテーマを決めるところから始めました。
その結果、挙がったテーマは次のとおりです。
1.環境に優しい家づくり《建築》
2.食物アレルギー《医療》
3.関西弁 SNSと対面の会話の違い《言語》
4.親友に求めるもの《心理》
5.宿題は必要?《社会》
6.音楽と心理学の関係性《音楽》
班は、1年生から3年生まで、学年を超えた混合班での活動です。上級生がリードしながらも、下級生も積極的に意見を出し合い、今日の発表を迎えました。
発表するだけでなく、他の班の発表を見て評価をつけます。また、発表の後は質疑応答が盛んに交わされました。他者を観ることで、自己の改善へとつながります。
探究の授業には教科書がありません。自分たちで課題を発見し、追究していく活動です。日々のいろんな教科の授業で培った知識や考え方を、フル活用して臨みます。
この1年の学びが次年度の探究へとさらに発展してつながっていくことでしょう。