学校行事
3年ぶりに復活した中学アカデミアコース学習合宿。宿舎は、京都御所の近くにある石長松菊園です。
3年生の学級委員長が全員を代表して宿舎の方にご挨拶。合宿への意気込みを伝えました。長町教頭補佐先生からは、3日間の合宿を始めるにあたり学ぶことの意義についてお話しがありました。
まずは、これまでの学習がどのように定着したかを確認するためのテストからスタート。
3教科それぞれのテスト結果から、自分の学習の到達度を理解し、この夏にどんな学習をすればいいかを考えます。
特別講演会は、「未来を見つけよう」と題された進路講演会。学校で学ぶことが、将来にどうつながっていくのでしょうか。何かをつかもうとメモを取る生徒もいました。
アカデミアコースの卒業生が3人やってきました。事前に在校生から集めた質問を元に、自分の体験を語りました。
学習に必要なのは計画、そして量。同じ仁川学院のアカデミアコースで学び、大学に進学した先輩の意見は説得力があります。
腹が減ってはなんとやら。ハードな研修プログラムを乗り切るには栄養が必要。
新型コロナウイルス対策として黙食なのは寂しい限りですが、石長松菊園さんの食事のボリュームに圧倒されました。
食事、入浴の後も研修があります。「よのなか科」の授業です。この授業の問題に正解はありません。意見を出し合いながらグループの中でコミュニケーションをとって“納得解”を導き出します。
考えるだけで終わりではなく、根拠を挙げながら説明できるプレゼンテーション力も大切です。
気がつけば22時を回りました。育ち盛りの中学生には夜食が配られました。
今回の合宿は、教科の知識だけではありません。学校での学びが社会や自分の将来とどうつながっているのかを考えるのが大きなテーマです。合宿の最初に長町教頭補佐先生ががみんなに伝えたのは「学びは自分を変える」。さまざまな研修プログラムを経て、学びの意義を実感してほしいと思います。