11月11日(金)、高校2年生Cαコースの生徒を対象にした、神戸女学院大学との「高大連携講義」第4回目を実施しました。第1回は神戸女学院大学へ、第2～4回は本校での実施です。

今回は、文学部英文学科・奥村キャサリン先生による「多文化化する日本：翻訳を通して文化的アイデンティティを考える」というテーマの講義を受けました。

実際に話される英語を日本語に翻訳するという作業に挑戦しましたが、やはり直訳するだけではニュアンスが伝わりません。その言葉が話される国の文化的背景を理解した上でうまく伝わるように訳すということの難しさと、上手く訳せた時の達成感を感じ、非常に充実した時間となりました。

文学・言語学・国際関係・翻訳というさまざまな領域の授業でしたが、共通していることは、その分野の理解はもちろんのこと、専門的な学習を通じて他者との関係を理解し、大切にする姿勢を学ぶことであったように思います。大学での学びがますます楽しみになる4回の授業となりました。

神戸女学院大学の先生方、このような機会をいただき本当にありがとうございました。