長崎研修旅行
11月13日(月)、研修旅行2日目。12月並みの冷え込みに加えて、あいにくの雨模様で始まりました。
午前中は遠藤周作さんの小説「沈黙」の舞台にもなった外海(そとめ)地区を訪れました。
ホテルからバスに乗って1時間弱。雨もいつの間にやら小康状態に…。
美しい海の景色に生徒たちからは歓声が上がりました。
外海に到着してからは2つに分かれて、外海民俗資料館の見学と、外海地区散策を行いました。民俗資料館では、外海の人たちの昔の生活で使われてきた道具(3学期、歴史の授業で出てくるものがいっぱいありました)を知り、260年の長きにわたり信仰を守り続けた潜伏キリシタンの貴重な遺物を見ることができました。
散策では、外海地区の人々の生活の救済に尽力したド・ロ神父の記念館、ド・ロ神父が地区の中心として建てた出津(しつ)教会堂をまわりました。100年以上昔に建てられた素朴で堅牢な出津教会堂では、永尾校長先生より教会の建て方やミサの昔と今の違いなど普段では聞けないようなお話をしていただきました。
再び、バスに乗り長崎市内へ。午後は班別自主研修となりました。
雨も上がり、陽射しも出て少し暖かくなった長崎市街地を班ごとに考えたルートに沿って、地図を片手に回りました。
眼鏡橋、出島、中華街、日本二十六聖人記念館に孔子廟などなど…
「和・華・蘭」と称される長崎、満喫しているようでした。
お土産もいっぱい買い込み、すべての班が大きなトラブルも無く時間通りに集合し、バスに乗り込んでホテルへ戻ってきました。
夕食後は、班別研修のふりかえりを兼ねての班対抗クイズ大会。なかなかの難問を前に、頭をひねりながら豪華賞品を目指して熱戦を繰り広げました。
1日中よく歩いたこともあり、生徒たちもお疲れです。
就寝時間には、みんなすやすやと眠りにつきました。
研修旅行も明日は最終日、長崎市内を出て佐世保、ハウステンボスを訪れます。