学校行事
7月12日(金)、コルベ講堂で鑑賞行事を行いました。
本校では毎年様々な劇団やグループなどの本物の舞台芸術を鑑賞しています。今年度は太鼓の鑑賞会を実施しました。
今回お世話になったのは、愛知県春日井市を拠点に活動しておられる転輪太鼓さん。他の楽器と違い、太鼓は1歳の赤ちゃんだって奏でられるもの。だからこそ作品にするのは難しく奥深い、とおっしゃっていたのが、印象に残っています。そんな奥深い太鼓の音色と転輪太鼓さんの思いが、心に沁み、聴き入りました。
体験もさせていただきました。各学年10名ずつ、そして教員も立派な和太鼓をたたかせていただいました。
太鼓の音は、赤ちゃんがお腹で聞いている音と振動数が近いそうです。赤ちゃんがお腹の中で安心していられるのと同じように、太鼓の音に包まれた私たちにも、とても心地よい時間となりました。
アンコールで演奏されたUP BEATという曲では、私たちも手拍子で参加させていただき、一緒に演奏している気分を味わわせてもらいました。最後には盛大な拍手と共に、生徒会役員が花束を贈りました。
鑑賞後の生徒たちの感想からは、「本格的な太鼓の演奏を初めて聴きましたが、体全体を使っての演奏にひきこまれました。」「体験させてもらえて楽しかったです。お話も面白かったです。」など、楽しいひとときだったことが分かる言葉が溢れました。これを機に、また様々な芸術に興味を持って触れて欲しいと思います。