東北・北海道研修旅行

【高校】高2 東北・北海道研修旅行 1日目

2024.12.10

東北・北海道方面への初日は、伊丹空港で出発式を行い、仙台空港に到着しました。いつもと違う空気感に、みんなの気持ちは期待感でいっぱいです。

風光明媚な景色と美しい海岸線で知られる松島へ向かいました。ここではクラス写真を撮影し、昼食をいただき、和やかなひとときを過ごしました。

                        

午後からは、震災学習の本番として、石巻に移動しました。最初に訪れたのは、震災の記録や復興の過程を学ぶため語り部の方と共に、津波伝承アプリを利用してフィールドワークを行いました。語り部の中には、当時高校1年生で、津波で壊れた家に9日間閉じ込められた壮絶な体験をされた方もいらっしゃいました。石巻は、津波によって大きな被害を受けた地域であり、その影響は今も続いています。生徒たちも、被害の大きさに改めて驚き、その現実を目の当たりにしました。石巻教会では、震災当時の様子や、教会がどのように支援活動を行なったかを信者の方から伺うことができました。教会の方々の温かい支援の心と、地域の人々の絆の強さを感じることができました。

       

ホテル観洋では、当時働かれていた方に講話をしていただきました。被災もしていた中、避難場所として活動し、震災から学んだ教訓やこれから私たちがどう行動すべきかを語り、これからの未来をどう生きて行くかを改めて考えました。

  

災の歴史を学ぶことで、私たちがどう生きて行くべきかを考える貴重な1日となりました。今日の学びを胸に、明日も新しい学びを得る1日にしたいと思います。