学校行事

高校3年生 黙想会

2015.04.24

高校3年生は4月23日(木:特進コース対象)と24日(金:進学コース対象)の2日間をつかい、カトリック大阪梅田教会と上智大学大阪サテライトキャンパスをお借りして、黙想会を行いました。

学校とは違う落ち着いた雰囲気の中で、生徒達は朝9時~15時までゆっくりと自分自身に向き合い、自らの生きる意味・目的について考えました。

 

黙想会のテーマは、「17歳の決断の内省」。その中で、自分自身を知り、望みを知り、生きる意味を考えるために、3回の講話を聞き、ワークシート課題に取り組みました。慣れない作業でなかなか進まない生徒も見受けられましたが、それでも皆が真剣に自分自身と向き合っていました。

 

講師を務めた田端孝之学院長からは、「難しい時代にあるけれども、だからこそ自分が『人生の軸足をどこに置くのか』が重要になる。自分自身のぶれない軸をしっかりと持ちつつ、決して利己的に陥らない、利他的な生き方をしてほしい」というメッセージを頂きました。

 

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午後からは、1日かけて深めた「17歳の決断」を改めてカードに記入し、その決意を胸に全員でミサを行いました。ミサの中では各クラスを代表して宗教委員が自分の夢や将来への決意を発表し、また神父様から按手(頭の上に手を置いて神の特別な祝福を願うもの)を頂くなど、決意に込めた思いを今一度強く確認し、神様にその思いを捧げました。

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この黙想会は、高校3年という大切な時期を過ごす彼らにとって、これからの進路に向けて力強い一歩を踏み出す、よいきっかけとなったことと思います。この黙想会で固めたぶれない軸を心に、確かな未来への歩みを進めてほしいと願っています。