学校行事

【中学】新入生オリエンテーション2日目

2019.04.12

オリエンテーション合宿2日目です。

今日の起床予定時間は6:00。先生たちは起こしに行きません。朝の起床に限らず、全ての予定は生徒たちの自己管理に任されています。7:00からの「朝の集い」には果たして全員が遅刻することなく集合できるのでしょうか・・・?結果は、合格。しかも、集合場所では、委員長が自主的に点呼をとってくれていました。素晴らしい進歩です。

「朝の集い」では、校長先生からマザーテレサを題材に、その生い立ちと、残した言葉から”愛”とは、”祈る”とはどういうことなのかをお話いただきました。聖書に込められたメッセージを読み解き、共同祈願を通して今後の学校生活の充実を全員でお祈りしました。

美味しい朝食をいただいた後は、体育館へ移動して「集団行動と挨拶」の練習です。日々の学校生活や野外活動で欠かせない挨拶の作法を学びます。テーマは「協力・本気」。全員で、全力を尽くさないと集団行動は成功しません。

説明を受けた後に、4つのグループに分かれて、即席の班長を決めます。班長は台本をもとに、「気をつけ」や「礼」の他に、「体操隊形に開け」「回れ右」など全部で8つの動きを指示し、班員は呼吸を合わせてキビキビと動きます。班長決めも含めて練習時間はたったの10分。短い時間にもかかわらず、最後の発表のときにはどの班も格好良く動きが揃っていました。

 

残りの午前の部と昼食後は国語、数学、宗教の3教科ORです。昨日に引き続き、授業の受け方、評価方法の具体的な説明がされました。来週から本格的に始まる中学校の授業に備えます。

昼食を終えたら施設の外に出てハイキングです。山道を抜け、1時間ほどかけて施設の周りを一周します。軽快な足取りで予定より早く施設に到着したので、急遽、大縄跳び大会を開催することにしました。「8の字に順番に跳んで、全員が引っ掛かることなく3週するまで!」というルールが発表され、最初は「無理だ」という声も出ましたが、何回か繰り返すうちに記録の回数が伸びていきました。そして、30分が経とうかという頃には盛り上がりもピークに。大きな声で数を数えながら、見事、目標を達成しました。不可能だと思い込んでいただけに達成感もひとしおです。「最初から諦めずにチャレンジすることの大切さ」を身を以て体感してもらえる良い機会になりました。

運動した後は、お楽しみの入浴と夕食の時間。配膳の準備も手際よく、食前食後のお祈りも手馴れてきた様子です。最終日の夜はメインの研修、「キャンドルサービス」です。火を灯したロウソクを生徒が一人1つずつ手にして集まり、円をつくって座ります。厳かな空間の中で揺れる火を眺めながら、自分の内面と対話し、神様に祈りを捧げます。

 

 

様々な場面で、中学生にふさわしい成長が感じられる一方、慣れから出てくる凡ミスも散見されるようになってきました。緊張の糸を切らさずに、最終日1日も今後の学校生活に繋がる、実りある1日にしてほしいと思います。