学校行事

【中学】ダンス中間発表会まであと10日、仁川の森は探究へ

2019.05.17

3学年混合班によるダンス練習が始まって1か月。5月26日から3日間、淡路島で実施する野外活動(ネイチャーコミュニケーションキャンプ)の夜に中間発表があります。3年生が班員の前に立ち、自らの進行で開始の礼からスタート。後輩たちの様子を見ながら、丁寧に教えます。

気づけば、中間発表まであと10日。かなり息が合ってきました。自信が出てきて、笑顔もこぼれます。

一方、先週、チンゲンサイと小松菜の種をまいた仁川の森。通常、3日程度で発芽。……あれ? ほとんど芽が見えません。あった!……と思ったら、畝と畝の通路から発芽。水やりで種が流されてしまったのでしょうか。

去年の経験と、自分たちで栽培方法を調べて種をまいたのに、どうしてこのようなことになったのでしょうか。仁川の森の畑の土と、市販されている野菜栽培用の土を比較実験。同じ量の水を注いだ結果は……? 先生が教えるのはここまで。この実験と自分たちの畝の状態から、どこに原因があったのかを班で話し合い、観察ノートに記録します。

 

去年を知らない中学1年生のために、もう一度、仁川の森でつけたい4つの力を確認。農業体験で終わるのではなく、「知識を得る」→「調べる・観察する」→「思考する」→「表現する・発信する」というステップを踏んでいきます。実体験と学びの融合です。

班の畝のうち、半分は自分たちの計画したものとして残し、残りの半分に新たに種をまきました。長年、日本の農業で培われた栽培方法をもう一度学び、実践します。丁寧に種をまき、愛情とともに水を注ぎます。タブレットで撮影して記録。

自分たちの調べ考えた栽培方法と、伝統的な栽培方法を比較することで、さらに学びが深まるでしょう。これからも記録を残し、学院祭での発表を目指します。