学校行事
探究活動は今年度より始動した、アカデミア・特進Ⅱコースで土曜日に行われる授業です。この探究の授業を通して,身近なものに触れ「なぜ?」という疑問を持ち,その疑問を様々な手段で解決し,そこから発展した答えのない問いに立ち向かってほしいと考えています。今年の中学の探究のテーマは「水」です。
4月27日に行われた第1回目の授業では、武庫川の河川敷にフィールドワークに出かけ、オリエンテーションを行いました。
1年を通じて「水」について、様々なことに興味を持ち、疑問を解決していくことが目標です。しかし身近にあるからこそ、まだまだ見えていない・知らないことがたくさんあります。
まずは「水」についての基礎知識を身に着けるため、「水」の専門家の方にご来校いただいて講演会を実施しました。
5月11日は、(株)日水コンの瀬川様・清水様より、水の循環やバーチャルウォーター、水辺の調査の仕方などをお話しいただきました。
5月18日には、川崎医療福祉大学の山中教授より、前回の内容を深めた内容と、SDGsについて講演していただきました。
このSDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。2015年に国連サミットで採択されたもので、国連加盟国193か国が2030年までに達成するために掲げた17の大きな目標があります。
その中の一部を取り上げると、「安全な水とトイレを世界中に」「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「海の豊かさを守ろう」などがあります。そのほとんどが私たちの身近にある「水」に関わってきます。この「水」を考えることで、世界の平和につながっていくということを学びました。
いよいよ次回からは、自分たちで地域の「水」の課題を見つけて解決していきます。