仁川学院中学・
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2023.01.11 ニュース
【中学】仁川の森 収穫! 測量! 

夏野菜を収穫し学院祭で販売した後の畑では――。

班員が知恵を出し合って、作物の栽培を競い合いました。題して「仁川の森コンペティション」。

コンペは、収穫した作物の卸売価格を競う「収穫高部門」と、作物の美しさを競う「映え部門」があります。

ミニ大根、蕪、ほうれん草、小松菜、チンゲンサイ、リーフレタスの中から選びます。価格の高い作物? 重量のある作物? 収穫量の見込める作物? 何を重視するのか、栽培する作物選びから始まりました。

そして、種のまき方、水やりや間引きのタイミングなども調べ、どの方法がいいかを検討しました。

3か月かけて育てた作物。いよいよ収穫です。

かけた愛情に比例するかのように、すくすくと育った作物。喜びの声があちこちから聞こえます。

かごからあふれそうな蕪の測量。これは重い! 映え部門の写真撮影は、構図にもこだわります。

「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、収穫後の畑をきれいにします。また、「寒起こし」と呼ばれる作業をしました。シャベルと鍬で掘り起こすことで、土の中にいた害虫や病原菌が外気にさらされます。今の時期は気温が低いので、害虫たちは死滅します。春から新しい作物を育てるための準備として大切な作業です。

教室では振り返りをしました。同じ作物を育てた班の栽培方法や収穫量などと比較・分析することで、自分たちの良かったところや改善点が見つかります。

これまでの学びを活用して、自分たちで考えて育てた作物。だからこそ、よりいっそうおいしくお腹の中に入るでしょう。

 

 

2022.12.21 学校行事
【高校】2学期終業式を行いました

本日、2学期の終業式を行いました。今回もZOOMを使い、各ホームルーム教室でオンラインで実施しました。

 

校長先生からは、「3年生は大学受験や次の進路に向けての準備、1・2年生は次年度に向けて計画的に過ごしてください。この1年、一緒に過ごした周りの人に感謝して新年を迎えてください」というお話がありました。

続いて、部活動や校内の小テストなどの表彰を行いました。今学期も部活動や校内での活動を含め、様々な場面でたくさんの生徒が大いに活躍しました。

その後、12月初旬からオーストラリアから短期留学に来ている留学生からのあいさつがありました。今年度から本校での留学プログラムも再開し、海外からの留学生も受け入れられるようになりました。残り少ない期間となりましたが、本校の生徒とたくさんコミュニケーションを取り、日本語だけでなく日本の文化や人の温かさを感じて欲しいです。

最後に生徒部長から、「長期休暇中は自由な時間が多いため、時間や気持ちを切り替えるスイッチを自分で作って、有意義に過ごしてください」という話がありました。

 

その後、ホームルーム活動では、2学期の成績の返却と大掃除を行いました。自分の今学期の成績を振り返り、3学期や次年度に向けての課題を再確認しました。また、大掃除では1年間使用した校舎への恩返しとして、全員で協力してしっかり磨き上げてくれて、気持ちよく新年を迎える準備ができました。

この1年、生徒たちの頑張りがたくさん見られました。まだまだ制限もありながらの活動ではありますが、来年も更なる活躍を期待したいです。皆様、よいお年をお迎えください。

2022.12.16 学校行事
【中学】クリスマスウィークを実施しました

12月15日(木)より、クリスマスウィークが始まりました。

クリスマスとは神の御子イエス・キリストの降誕を記念する日で、神が人間に示された愛を皆で喜び、そして分かち合うときです。

本年度のクリスマスウィークのテーマは「クリスマスの祈り~いのちは人間を照らす光であった~」です。

2022年はロシアのウクライナへの侵攻が起こり、現在も続いています。母国を離れ、家族とも離れて生活する人が100万人以上いると言われています。このように自分のことばかりでなく、周りや他者に目を向け、共に喜ぶために積極的に自分のできることを実行していくことを目指しました。

 

初日には、オープニングセレモニー、ロザリオ制作、クリーン大作戦、街頭募金を行いました。

オープニングは各教室をzoomでつなぎ、このクリスマスウィークの意義を説明しました。他者への思いやりの気持ちを持って取り組むことの大切さを理解しました。

オープニング後は、学年ごとに分かれての活動です。

中1の最初の活動は、ロザリオ作成です。ロザリオとはカトリック教会において祈りの際に用いる数珠状の祈りの用具です。グループで教え合い、楽しみながら作成しました。

続いてクリーン大作戦です。いつも使わせていただいている校舎や通学路に、感謝の気持ちを込めて清掃を行いました。それぞれができる小さなことの積み重ねが、大きなことに繋がると体感することができました。

中2・3の街頭募金は、ウクライナで避難している子どもたちの支援のために、西宮北口駅や宝塚駅などで募金を呼びかけました。多くの方の温かい気持ちを受け取ることで、募金を呼び掛けた生徒たちの心も温まりました。

 

2日目には、1年間の振り返り、まごころカード作成、クリスマスミサ、祝会と続きました。

1年間を振り返って、自分は家族や友人、先生など様々な人に支えられていることを思い返し、自分を支えてくれている大切な人へ感謝の気持ちを言葉で表しました。その後、ポップアップカードと呼ばれる、2つ折りになったカードを開くと絵が飛び出すように見えるカードを作り、そこにメッセージを書き込みました。

クリスマスミサは仁川教会で行われました。ミサの厳粛な雰囲気の中、みんなでキリストの降誕をお祝いしました。ミサの中では、各クラスで集めた献金も代表者が納めていきました。

 

続いてクリスマス祝会です。ここまで、いろんな方々のことを考えながら活動してきましたが、一番身近な友達とクリスマスの喜びを分かち合いました。各学年ごとにラウンジでゲーム、ビンゴ大会をするなど、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。

 

 

クリスマスまであと1週間です。このクリスマスウィークで行ってきた、「周りの人のことを思い、行動する」の精神を学校の中だけでなく、いろんな場面で実践していって欲しいと思います。