仁川学院中学・
高等学校

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2022.06.06 学校行事
【中学】3年ぶりに野外活動が復活!(1日目)

 コロナ禍で過去2年、中止となった野外活動。復活を期した今年でしたが、宿舎の設備不具合により土壇場で中止の不運……。代替として、1日短縮され1泊2日にはなりますが、淡路青少年交流の家で活動することとなりました。

 雨模様だったため、出発式はオンラインで行いました。

 いかなるときもお祈りで始まるのが仁川学院。2日間の成功を願います。

 グラウンドで聞くバスのエンジン音は久しぶり。運転手さんへ「お願いします!」の感謝の声も久しぶり。

 約2時間で南あわじ市に到着。入所式は生徒の司会で進みます。

 校長先生から2日間の野外活動の意義を聞きました。生徒代表が、2日間お世話になる施設の方に挨拶をしました。

 

 最初の研修はハイキングです。ありがたいことに雨が上がりました。みんなで地図を見ながら、また途中のクイズに答えながら歩きます。1年生から3年生までのチームワーク勝負。淡路の名産、たまねぎ畑の風を感じつつ……。

 

 熱中症対策として、途中でスポーツドリンクと栄養補給のゼリーが配布されます。体と頭を使ってつかれた体に染み渡り、おのずと笑顔がこぼれます。

 

 鳴門大橋が見える絶景ポイントで記念撮影。ハイキングの最後は海岸です。まだ水は冷たいかな……?

 ハイキングの後は、夕食。手洗いを入念に。そして、バイキング用に1人枚、使い捨ての手袋が配布されます。感染症対策はバッチリです。

 こちらの施設では、つい先日、6月1日からバイキングによる食事が再開されました。本当は歓談しながら食べたいところですが、学校と同じように黙食です。辛抱が大事。

 夜は、野外活動で恒例のキャンドルサービスです。「共に生きる」をテーマに、各学年の生徒代表が、家族、友人、自分について決意文を作成。朗読の後、奉納しました。ろうそくの光を見つめ、静かな時間を150人で過ごします。

 最後は、1日の振り返りです。前進したこと、反省点、気づいたことを記憶のあるうちに書き留めます。自分の思いや考えを文字化することは、己を高める上で欠かせません。

 班の中で1日の振り返りを共有します。他の人の発表を聞くことで、自分には気づけなかった学びもあるでしょう。そして、最後は班長たちから全体に、この日1日のまとめをして終了です。 

 不運が重なった野外活動ですが、仁川学院の伝統行事として、令和4年に復活の1ページを刻めました。明日も活動は続きます。

2022.06.03 学校行事
【中学】野外活動事前学習「淡路学」

 野外活動の行き先が急遽、淡路島に変更となりました。そこで、国語科の授業の中で「淡路学」と称して淡路島についての知識を身につけることにしました。

 3年生は授業でコラムの書き方を学んだところです。それを生かし、淡路島について調べてわかったことをグループで新聞にまとめ、後輩にプレゼンテーションで伝えます。

 カルティベーションコースは、3年生がプレゼンテーションの動画を撮影し、1・2年生に上映する形式です。

 説明する人、撮影する人、指示を出す人……、それぞれ役割分担をしています。

 撮影後、自分たちでチェック。撮り直しをしたり、字幕を入れたり、こだわりました。

 後輩にわかりやすく伝えよう! その思いにあふれています。

 1・2年生は3年生の力作に釘付け。思わず笑いが起こる、楽しい構成の動画もありました。

 動画が終われば発表についてアンケートに回答しました。タブレットのアプリ「ロイロノート」で答えると、すぐに集計され、発表者に結果がフィードバックされるので、今後の改善に役立ちます。

 アカデミアコースは、3学年が一堂に会してプレゼンテーションを行いました。

 3年生が身ぶり手ぶりを加えながら説明します。

 真剣なまなざしでプレゼンテーションに見入る1・2年生。重要なところは、資料にメモをします。

 発表後は、1・2年生から鋭い質問が出て、3年生がそれに答えるというやり取りが見られました。

 せっかく訪れる淡路島がどんな場所か、この授業を通して学べました。先輩が後輩にプレゼンテーションの手本を見せられたのも大きな成果です。来週月曜日からの野外活動に向けて、準備万端です。

2022.06.02 学校行事
【中学】野外活動全体集会

 野外活動は、仁川学院中学校で30年以上続いています。そん伝統行事も、新型コロナウイルスには勝てず、過去2年は中止。今年はようやく実施できると順調に準備を進めていました。

 しかし、なんと宿舎から配水設備故障の連絡が! 何という不運……。本番目前にして今年も中止になってしまいました。

 窮地を救ってくれたのは、以前からお世話になっていた淡路青少年交流の家。私たちの願いを受け入れてくださり、6月6日・7日の2日間、活動できることになりました。

 6月2日、体育館で全体集会が行われました。野外活動は1~3年生までの混合班で活動します。

 3年生の班長が班員を呼んで整列、点呼。人数がそろったことを確認したら、教員に報告します。

 しおりを配布しました。生徒はみんなすぐに目を通していました。

 説明を聴きながら、重要なところにペンで印を入れたり、メモを書き込んだりします。

 最後は、全部で24名の班長と副班長が前に並びました。在校する中学生は、だれも野外活動の経験がありません。未知の世界で不安もありますが、自分たちの手で野外活動を充実したものとし、再び伝統をつなげていく決意を語りました。

2022.05.30 学校行事
【高2】校外学習を行いました

5月27日(金)、高校2年生全員で校外学習に行きました。
午前は大塚国際美術館を、午後は淡路ファームパークイングランドの丘を訪れました。
今回の校外学習は、クラスの親睦を深めるととともに知的好奇心を高めて自分の教養の幅を広げることが目的です。

大塚国際美術館には、本来現地に行かなければ見ることのできない美術作品が約1000点も展示されており、陶板でつくられているため触れることもできます。
生徒たちは、システィーナ礼拝堂や『最後の晩餐』、『ゲルニカ』などの世界に名だたる美術作品に触れ、とても感銘を受けたようでした。例年より鑑賞できる時間が短かったため、じっくり見ることは難しかったようですが、生徒たちの知的好奇心は刺激されたと思います。

 

イングランドの丘では、さまざまな動植物を見たりアトラクションを楽しんだりできます。
普段は教室で黙食が徹底されているので、芝生でお弁当を食べている生徒の表情は笑顔で溢れていました。
プレーリードッグの可愛さに「ずっと見ていられる」と口にする生徒もいました。サイクルボートやゴーカートはやはり人気でとても盛り上がっていました。アイスなどのデザートを食べている生徒もおり、班でそれぞれ午後の時間を満喫していました。

校外学習を通じて、一層クラスの仲が深まったように感じます。
研修旅行など今後の学校行事も、全員で楽しみながら素晴らしいものにしてくれるでしょう。

2022.05.27 学校行事
【高1】アドベンチャープログラムを行いました

本日、高校1年生を対象に、アドベンチャープログラムを実施しました。株式会社 NEQLIAS さんにお越しいただき、生徒への研修を行っていただきました。

今回のアドベンチャープログラムは、チームビルディングなどの体験型研修を通して、集団で協力するために必要なことや、集団の中で自分がどのような役割になればいいかなど、協調性や自己分析など様々な能力に気付くことを目標として行いました。

始めはアイスブレイクとして、少人数でのアクティビティを行い、クラス内で話しやすい雰囲気作りをしていきました。

 

その後、少人数の取り組みから徐々に人数を増やし、クラスメイトと競争したり、クラス全員で協力して一つの課題に取り組んだりしました。

 

 

様々なアクティビティに取り組むうちに、協力して課題をクリアするために声掛けを積極的にするようになったり、失敗したときに振り返りをして次に活かすということができるようになり、課題解決の方法が自然に身に付いたように感じられました。

今回の体験で気づいたことを、今後の学校生活や進路実現のための取り組みなど、様々な場面で活かしてくれることを期待します。

2022.05.26 ニュース
【中学】ネットモラル講演会

中学校全校生がネットモラルについての講演を聴きました。講師は少年サポートセンターの職員の方です。

 

「スマホは、使い方によっては人を傷つける凶器と化す」

「オンラインゲームは、チームで遊ぶのでなかなか抜け出せず、ゲーム依存に陥る」

「LINEは短文でのやり取りになるので言葉が足りず、誤解される」

実際にネットで生じている出来事について、リアルなエピソードを伺いました。

そして、ネットで使う上で必要な力として、「判断力」「創造力」「自制力」「責任力」の4つを教わりました。多くの生徒がスマホを所持し、授業でもタブレットを使っています。そのため、生徒達は身近な出来事として捉え、真剣なまなざしで約50分の講演を聴いていました。

教室に戻ってさっそく講演で学んだことを振り返り、タブレットで提出しました。生徒の振り返りの一部をご紹介します。

「もしネット上で問題を起こしてしまうとその後の自分の人生に大きく影響することがわかりました」

「LINEなどで友達とやり取りをするときは、受け取る側の身になって送ろうと思いました。実際にその場に相手がいると思ってLINEを送ると、相手を傷つけることなく会話もスムーズにいくのかなと思いました」

「あまりスマホについての怖さを考えていなかったので、これからは気をつけて使用することを心がけます。何か困ったときは、誰かに相談するようにします」

2022.05.16 ニュース
【中学】1学期中間考査目前! 放課後学習

5月18日(水)から1学期中間考査が始まります。今日は、放課後に校内のLearning Spaceで学習する生徒の様子をご紹介します。

ローゼンバイゲルホールでは、カルティベーションコースの生徒たちが、自主的に集まって学習しています。中学校では全生徒がスタディサプリを受講しています。何度でも解説の講義動画を見ることができ、確認テストで理解度を測れるのが特長です。

学生メンターがすべての教科の質問対応をします。また、生徒同士で教え合う様子もあちこちで見られました。

一方、アカデミアコースは、「合同自学自習」として考査1週間前から1~3年生全員が放課後の時間をともに過ごします。前方に座るのが3年生、まん中が2年生、後方が1年生。先輩の背中から後輩が何かを感じ取れるはずです。また、先輩も後輩に自分の背中を見せるという緊張感の中、集中して学習できます。

学生メンターは問題に関する質問だけでなく、学習の方法についてのアドバイスもしています。また、教員も質問対応にあたります。

日頃の授業が重要なのはもちろんですが、習ったことを自分で復習しないと学力は定着しません。引き締まった雰囲気の中、自ら学習する放課後の時間が過ごせています。