仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2019.08.22 学校行事
【中学】アカデミアコース・特進Ⅱコース 学習合宿 最終日

8月22日(木)、学習合宿最終日です。

朝の集合は6時半でしたが、自主的に5時から自学を始めている生徒もおり、この合宿を通して成長しようという意欲が感じられました。

朝食をとった後、部屋で荷物を整理して閉講式へと向かいます。3日間お世話になった「お宿いしちょう」の方へ感謝の気持ちを込めて、全員で挨拶をしました。

 

ここからは本日のメインとなる京都散策です。同じ関西にいながら、なかなか訪れる機会が少ない歴史情緒あふれる京都。この機会に、実際にそれを観て、その空気を肌で感じてもらおうと、しっかり事前学習を行ってきました。

チェックポイントとなる、琵琶湖疏水記念館、清水寺、漢字ミュージアム、八坂神社の4か所に加え、自分たちが訪れたいと思った史跡などを1か所、これらを約6時間かけてめぐりました。

   

そして清水寺では、昨年から行っている「異文化コミュニケーション」を行いました。世界有数の観光都市である京都ですので、多くの訪日外国人観光客の方がいらしています。その方々に、生きた英語で会話できるチャンスということで、班ごとに英語でインタビューを行いました。

  

ただ会話をするだけでなく、外国の方から見た日本・京都の印象や、母国の文化や習慣などを質問させていただき、様々な視点で見ることの大切さを学びました。

 

最終の八坂神社には全班が無事に時間通り到着し、そこからバスで帰路につきました。

来週からは2学期が始まります。この3日間を通じて身に着けた学習する習慣をこのまま継続し、さらなる高みを目指し、互いに切磋琢磨しながら成長していってほしいと思います。

 

2019.08.21 学校行事
【中学】アカデミアコース・特進Ⅱコース 学習合宿 2日目

8月21日(水)、学習合宿2日目です。

朝の自学からスタートしました。夕べは夜遅くまで学習してきたこともあり、眠たい目をこすりながらも、必死に自分と向き合っていました。

朝食後からは夜遅くまで、国数英のスペシャル講義、チャレンジテスト、合教科の問題演習、特進Ⅱコース卒業生の講話と、スケジュールが目白押しでした。

  

スペシャル講義では、普段の学校の授業ではなかなかできないような、先生たちの工夫が凝らされた講義が行われ、チャレンジテストは基本的な計算や文法問題、漢字・単語の小テストに取り組み、班ごとに満点の数を競いました。

合教科とは、国数英のように個々の教科の範囲の知識にとらわれず、複数の教科の知識や技能を横断的・総合的に組み合わせたもので、知識の暗記よりも知識の活用に重きを置いています。文部科学省が発表している2020年の教育改革でも、この合教科・総合型の授業を推進する方針が示されています。

   

卒業生講話では、本年度から東京大学、岡山大学に進学した2名の卒業生が来てくれ、中学時代の部活や学習方法、キャンパスライフなどについて語ってくれました。

 

夕食後は、本日の学習を踏まえての自学自習と、明日行われる京都市内散策と異文化コミュニケーションの最終確認を行い、2日目を終えました。

明日は、ここ京都でしか体験・経験できないような活動を行う予定です。

 

2019.08.20 学校行事
【中学】アカデミアコース・特進Ⅱコース 学習合宿 1日目

8月20日(火)、今年で8回目となる、アカデミアコース・特進Ⅱコースの学習合宿がスタートしました。

この学習合宿は、高い目標を持つアカデミアコース・特進Ⅱコースの仲間たちが、日常から離れた空間で互いに競い合いながら学習し、寝食を共にすることで学年を超えた絆を深めていくことを目的として、毎年夏休みに行っています。

今年も昨年と同じく、京都市内にある「お宿 いしちょう」さんにお世話になります。

1日目の本日は、終盤に差し掛かった夏休みの中で、学習してきたことの成果をはかる国数英の到達度テストと、そのテストの解説を含む授業を行いました。

さらに、この特進Ⅱコースを立ち上げたときの本校の元副校長である松井仁先生にお越しいただき、講義をしていただきました。大手予備校の講師などをされてきた松井先生のお話には、アカデミアコース・特進Ⅱコースの生徒たちへの熱いメッセージが込められていました。

 

また、夕食前には大水校長先生が激励に来られて、生徒たちは喜んでいました。

 

1日の最後に、本日の学習を振り返りながら自学自習を行いました。到達度確認テストなどから1日を通して自分の課題を見つけて、明日の目標を設定し、それらをしっかりとしおりに記録して1日を締めくくりました。

明日は朝6時半から全体の学習を開始する予定ですが、5時から自学自習をすることができます。何人の生徒が5時に自学自習をしにくるのか楽しみです。

2019.08.20 学校行事
【高1】地域インターンシップ体験 伊藤ハム株式会社様

8月5〜9日(のべ4日間),伊藤ハム株式会社様にご協力いただき,インターンシップ体験をさせていただきました。

 

●1日目

「今日は工場説明や、工場見学をしました。 はじめに、東京ドーム1個分の大きさだと聞いて、見学することや、明日から実際に働くのが楽しみになりました。 午前の説明が終わり、お昼ごはんを食べる時、大学生の方2人と、担当の方2人といっぱいお話ができ、もっとワクワクしました。 工場見学では、課長さんに挨拶をし、作業工程順に回っていきました。 お肉がたくさんカートの中に入っていたり、ウインナーが吊るされていて驚くことが山ほどあり充実しました。 明日からも頑張ります。」

●2日目

「製造の仕事,1日目でした。 仕事を1日だけ経験しただけで、どしーっと疲れがきました。一日を通して,座ってる時間の方が短く、ほぼ同じ作業を約7時間繰り返しでした。力仕事とは聞いていたけれど、こんなにもノンストップでやるなんてびっくりでした。」

●3日目

「火曜と同じ作業を午前中にやりました。 ずっと立っているのはしんどいだけなので、待ち時間に自分にできることとして、ウインナーの棒さし用の棒を一本一本拭き、拭いた雑巾を丁寧に洗うように心がけました。 職員の方に、”助かるわ〜ありがとう!“と言ってもらえました。 午後の途中からウインナーのつなぎめを切る作業をしました。 レーンから早いスピードで次々に来るのを隅々まで見るので神経を使いました(笑) 出来立ての熱いウインナーが食べられて嬉しかったです。」

●4日目

「最終日は、包装の作業をしました。 箱詰めしてあるウインナーを色んな向きに重ねていき、ラベルがあっているか調べる作業です。 6キロや10キロを永遠持ち上げて運ぶので、4日間で一番疲れました。 もう嫌だー!!と思ったとき、職員の方が、「 よう頑張っとるで! 偉い!偉い!」 と言ってくれました。 くたくたでも、アドバイスを頂いたり、頑張れ!と言ってくれる方がいて、とても元気になれました。 (中略)伊藤ハムの職員さんに、お世話になったことをしっかりと伝えることができ、ほんとに後悔はありません。この4日間、辛くて、しんどくて、くたくただったけれど、よいメンバーで、優しい会社の方に支えられて頑張れました。」

 

生きて働く知識・技能の習得はもちろんのこと,まだ見ぬ状況にも対応していく思考力・判断力・表現力を育成するのが本校の地域インターンシップ体験の醍醐味と言えます。中学時代のトライやる・ウィークは学校側が用意した生徒にとってはパッシブ(=受け身的)な要素があったのに対し,本校の地域インターンシップ体験はあくまでも生徒の主体的な姿勢が発端であり,その経験を自らの学びや人生に活かそうとするアクティブな要素がたくさん詰まったキャリア教育プログラムです。

このような本校の趣旨に理解を示していただいた伊藤ハム株式会社様には,改めてこの場をかりてお礼申し上げます。4日間本当にありがとうございました。

2019.08.06 学校行事
【高1】地域インターンシップ体験 ホンダカーズ兵庫様

8月1、2日の2日間、ホンダカーズ兵庫様で地域インターンシップ体験をさせていただきました。生徒の一部ですが感想を掲載します。

 

「座学で最も印象に残っているのは大人と子供の違いを教わったところです。学校では中学の時から自立と自律についてなど、大人と子供の違い習ってきましたが、今日のように学校外で聞くと学校で聞くのとは少し違う印象を受けました。また、積極的に意見を発信し、周りのことを考えて動くというところでは、学力の三要素の主体性、多様性、協働の部分を連想し、学校は知識を養う場所だけでないことを改めて感じました。なのでこれからは今日体験したような車に関わる仕事を目標として強く思いながら、勉強や人間としての向上を意識して生活していきたいです。」

今回のインターンシップは、生徒自身の興味関心ととてもマッチングした体験であり、お金では買えない、何物にも代えがたい一日となりました。インターンシップでの体験を学校での学びとつなげて考えるという視点もしっかりとできているので、今後もしっかりと将来へ向けて今できること取り組んでいって欲しいと期待しています。

ご協力いただいたホンダカーズ兵庫の皆様、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

2019.08.02 学校行事
【高1】地域インターンシップ体験 清水建設株式会社様

7月30、31日の2日間、清水建設株式会社様で、インターンシップ体験をさせていただきました。

実習体験を行った生徒からの声を紹介したいと思います。

 

 

●1日目
「今日はとても楽しく、良い経験が出来ました。 職業別説明会のときよりも詳しいお話を聞けました。 現場見学はとても印象深いです。全く知らないことばかりで現場の説明をひとつひとつ理解していくのが大変でした。 座談会では今まで持っていた建築という仕事へのイメージをいい意味で覆されました。 特に「一級建築士の資格はゴールではなく、ただの手段だ。」という言葉が強く残っています。 明日は最初から先生がいらっしゃらないですが、失礼のないようにしようと思います。」

●2日目
「僕は今まで現場で作業していくのは、全て清水建設の人だと思っていましたが、土木の現場では地元のたくさんの建設系の企業と連携して、実際に作業をするのは連携した企業の方々だと知りました。そして、清水建設はそれらの企業を統括する役割をしていました。また、帰ってきて調べると、この仕組みは土木現場だけでなく、建築現場でも同じだと知り、この職業には統率力も必要なんだろうなと感じました。 現場長の方に土木工事のやりがいを聞いた時、すらすらと話しているのを見て本当にやりがいを感じられる仕事なんだと分かりました。」

「今回の清水建設のインターンシップに参加できてとても有意的な時間を過ごすことが出来たと感じています。 建設業という面でも勿論ですが、仕事に対する姿勢などを見学させていただいて、将来に対して考えることの重要性もより強く認識することが出来ました。今回の貴重な体験を活かせるよう、努めていきたいです。」

 

仕事は一人ではできないということを実感したようです。ひとつのプロジェクトを成し遂げるまでに、どれだけの多くの人々の努力や協力があるのか、話を聞くだけではわからなかったことがたくさんわかり、改めて「働く」こことのやりがいを感じることが出来ました。

ご協力いただいた清水建設株式会社の皆様、誠にありがとうございました。

 

2019.08.02 学校行事
【高1】地域インターンシップ体験 株式会社アルトナー様

7月29、30、31日の3日間、株式会社アルトナー様で、インターンシップ体験をさせていただきました。

生徒の実習を終えた感想を紹介します。

 

 

 

●1日目
「インターンシップ初日を終えて、最初は知らない場所で、知らない人との研修でとても不安でしたが、先生や事業所の方々に優しく接して頂いたお陰で安心して体験に取り組むことが出来ました。 今日したプログラミングの作業では、今まであまりしたことが無かったこともあって最初はあまり上手くいかず、中々先に進みませんでしたが、段々とスムーズになっていき、協力して制作していくことができました。今日出来たことも沢山ありましたが、まだ不十分なところも沢山あったので、明日からの2日間で、しっかりと仕上げていきたいです。また、多くのことを学びたいです。」

●2日目
「今日は昨日作った車体とプログラムを調整しましたが、思ったよりも難しくかなり時間を費やしてしまった。思いついたアイデアを形作ることはとても大変だと分かりました。 明日は最終日なのでしっかりと調整していきたいです。」

●3日目
「この3日間を過ごして、改めてモノづくりの大変さを身をもって実感することができました。 今回のインターンシップに参加して本当に良かったです。」

「今日の、走行会では、上手く行かなくて失敗したけれども、この失敗した悔しさが大事なのだときずき、この失敗を無駄にはしないと思いました。このインターンシップで学んだ事は、 挨拶の大切さ、仲間との協力です!」

 

1つの製品ができあがる過程には数え切れない挑戦と失敗と、働く人々の熱い想いがあると肌で感じることができたのかなと思います。多くの方々の協力の上で、本当に貴重な体験をさせて頂きました。今後の進路選択や学校生活の行動にも是非活かしていきましょう。

株式会社アルトナー様、ご協力いただきありがとうございました。心より感謝申し上げます。

2019.08.02 学校行事
【高1】地域インターンシップ体験 不二電気工事株式会社様

7月30、31日、8月1日の3日間、不二電気工事株式会社様で、地域インターンシップ体験をさせていただきました。

生徒の感想を紹介します。

 

 

「3日目。とても良かったです。 今日は前日同様、初めに掃除、その後、ナノイーというザックリ言ってしまえば扇風機のグレードアップ版のようなものを社内に付けさせていただくということをさせていただきました。そこがなかなか奥深く、まず細かく、多く、暑く、難解でした。これをこなす方々を訓練と、経験とをしっかりと積んでいるんだなと感じました。その後は休憩の後、3D体験なるものをさせていただきこれはなかなか愉快でした。空間を自分の思うようデザインできるのです。これは凄い発明だと思いました。その後プリントをコピーしたりデータに落としたりした後、総まとめを行い、本当にここにきて良かったなぁという気持ちが強く湧き出ました。」

 

生徒の様子を近くで見ていると、働くことはどういうことか、そして、働きながら自分たちを育ててくださっているご家族への感謝の気持ちなど、新たな気づきを得られたようでした。日常の生活の中では触れることのできない機械やシステムに触れ、世界が広がったようで何よりです。企業の方々がおっしゃっていたアドバイスを忘れずに、今後の学校生活へとつなげていって欲しいと思います。

不二電気工事株式会社の皆様、ご協力いただき誠にありがとうございました。感謝申し上げます。