8月5〜9日(のべ4日間),伊藤ハム株式会社様にご協力いただき,インターンシップ体験をさせていただきました。
●1日目
「今日は工場説明や、工場見学をしました。 はじめに、東京ドーム1個分の大きさだと聞いて、見学することや、明日から実際に働くのが楽しみになりました。 午前の説明が終わり、お昼ごはんを食べる時、大学生の方2人と、担当の方2人といっぱいお話ができ、もっとワクワクしました。 工場見学では、課長さんに挨拶をし、作業工程順に回っていきました。 お肉がたくさんカートの中に入っていたり、ウインナーが吊るされていて驚くことが山ほどあり充実しました。 明日からも頑張ります。」
●2日目
「製造の仕事,1日目でした。 仕事を1日だけ経験しただけで、どしーっと疲れがきました。一日を通して,座ってる時間の方が短く、ほぼ同じ作業を約7時間繰り返しでした。力仕事とは聞いていたけれど、こんなにもノンストップでやるなんてびっくりでした。」
●3日目
「火曜と同じ作業を午前中にやりました。 ずっと立っているのはしんどいだけなので、待ち時間に自分にできることとして、ウインナーの棒さし用の棒を一本一本拭き、拭いた雑巾を丁寧に洗うように心がけました。 職員の方に、”助かるわ〜ありがとう!“と言ってもらえました。 午後の途中からウインナーのつなぎめを切る作業をしました。 レーンから早いスピードで次々に来るのを隅々まで見るので神経を使いました(笑) 出来立ての熱いウインナーが食べられて嬉しかったです。」
●4日目
「最終日は、包装の作業をしました。 箱詰めしてあるウインナーを色んな向きに重ねていき、ラベルがあっているか調べる作業です。 6キロや10キロを永遠持ち上げて運ぶので、4日間で一番疲れました。 もう嫌だー!!と思ったとき、職員の方が、「 よう頑張っとるで! 偉い!偉い!」 と言ってくれました。 くたくたでも、アドバイスを頂いたり、頑張れ!と言ってくれる方がいて、とても元気になれました。 (中略)伊藤ハムの職員さんに、お世話になったことをしっかりと伝えることができ、ほんとに後悔はありません。この4日間、辛くて、しんどくて、くたくただったけれど、よいメンバーで、優しい会社の方に支えられて頑張れました。」
生きて働く知識・技能の習得はもちろんのこと,まだ見ぬ状況にも対応していく思考力・判断力・表現力を育成するのが本校の地域インターンシップ体験の醍醐味と言えます。中学時代のトライやる・ウィークは学校側が用意した生徒にとってはパッシブ(=受け身的)な要素があったのに対し,本校の地域インターンシップ体験はあくまでも生徒の主体的な姿勢が発端であり,その経験を自らの学びや人生に活かそうとするアクティブな要素がたくさん詰まったキャリア教育プログラムです。
このような本校の趣旨に理解を示していただいた伊藤ハム株式会社様には,改めてこの場をかりてお礼申し上げます。4日間本当にありがとうございました。