天気に恵まれた、と言うよりも、恵まれすぎて、5月とは思えぬ暑さが突然襲ってきたため、体調管理に気を遣いながらの活動となりました。
まずは、仁川学院の中庭で出発式。一昨日に整列の練習をしていたことで、例年以上のスムーズな集合完了。そして、生徒会長が全員に向けて意気込みを語りました。
活動の拠点となる淡路青少年交流の家には、バスで移動し、お昼前に到着。
入所式では、生徒会の男子副会長が生徒を代表して、3日間お世話になる感謝の気持ちや、こちらで学びたいことなどを、しっかり自分の言葉で施設の職員の方に伝えました。
お昼ご飯は、淡路島の潮風を感じながら、芝生の上で。
研修の1つめは、アドベンチャーラリー。屋外で、3つのゲームに挑戦しました。どれもかなり難解な課題です。知力と体力、そして協働力が必要。ここでは学年は関係ありません。全員がアイデアを出し、コミュニケーションをうまくとることで1つずつ、課題の解決へとつながっていきました。いつもの教室とはひと味違う学びが得られたのではないでしょうか。
「夕べのつどい」では、同じ宿舎を利用している他の団体も集まります。3年生のメンバーがクイズ形式で仁川学院を紹介しました。
研修の2つめは、夜のキャンドルサービス。暗やみの中で一隅を照らすキャンドルの灯りとともに、自分を見つめます。各学年2人ずつ、代表者が誓いを述べました。家族や仲間への感謝、自分の将来など……。校長先生の伴奏による歌を全員で歌いながら、思いを共有しました。
そして、1日の振り返り。今日1日の自分を見つめ直し、しおりに書きこみます。そして、それを班員の前で発表。できたこと・できなかったことも、すべて明日への糧。
宿舎には、テレビもインターネットも冷蔵庫もありません。毎日顔を合わせる家族もいません。寝具も自分で準備をします。
先生方は、サポート役。主役は、仁川学院中学生一人ひとり。こういう環境だからこそ、自立心・協働力・コミュニケーション力が培われます。
暑さで少し体調不良を訴える生徒がいました。が、しばらく休息をすると、元気を取り戻しました。
明日の午前中は、カッター研修、午後はダンス練習、夜はダンスの中間発表。今日と同じく高い気温が予想されています。それに負けないくらい、熱い活動で乗りきってもらいたいと願っています。