仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2018.04.14 学校行事
【中学】新入生オリエンテーション 第3日目

今週火曜日が入学式だったとは思えないほど、ずいぶんと友達と長い時間を過ごした気がする新入生オリエンテーションも、今日が最終日。朝は神父様のお話で始まりました。

今日はシェル・シルヴァスタイン作の絵本、「大きな木」を読み聞かせてくださいました。神父様の、「話の中のリンゴと少年の関係は、神様と人間の関係に似ている。神の思いは、親の思いと同じ」。一番身近な親への感謝の気持ちを忘れないでというメッセージは、朝の静かな時間に本当に心に響きました。

最終日は、次週から本格的にスタートする中学校生活を前に、この3日間でぐっと距離が縮まったクラスメイト同士が、話し合いをしながら、クラス目標(キャッチフレーズ)を決定しました。決定したクラス目標は、体育館で発表し合いました。十分な準備時間は取れなかったかもしれませんが、クラスの個性があふれる発表になったと思います。

帰校後の終礼ではさすがに疲れた表情を見せている子が多かったのですが、解散後の生徒たちの表情は、初日の表情に比べると、すっかり表情が変わったように思います。3日間でつけた自信を、ぜひ来週からはじまる本格的な中学での活動に生かしてほしいと思います。

※次回の登校日は4月17日(火)です。いよいよ授業が始まります。午後には健康診断もあります。「お弁当」、「体操服」を準備してください。入学まもない時期の宿泊行事でしたが保護者の皆様には実施にあたり、ご理解・ご協力ありがとうございました。

2018.04.13 学校行事
【高校】新入生オリエンテーション3日目の様子

新入生オリエンテーション合宿も、いよいよ最終日を迎えました。

 

生徒たちは、クラスメイトと寝食を共にすることで、次第にお互いが打ち解けて、いい笑顔が見られます。

今日の起床時刻は4時30分、集合時刻は5時。まだまだ辺りは暗く、冷え込みの厳しい中ではありましたが、全員が大きな体調不良を訴えることもなく、集合時間に遅れず、ご住職の先導の元、厳粛な雰囲気で根本中堂へ向かいました。いよいよ、修行体験の大きな目玉である坐禅止観です。厳かな雰囲気のお御堂で、姿勢・呼吸・心を整えて坐禅を組みました。約300名が隙間なく座っているにも関わらず、物音ひとつ聞こえることなく坐禅の時間は過ぎていきました。約1時間の体験の中で、生徒たちは自分自身の内なる心と向き合う貴重な時間を過ごすことが出来ました。坐禅止観を終えてお御堂から出てくる生徒全員の顔が、スッキリ晴れ晴れとしていたのが印象的でした。

坐禅のあとは、チェックアウトの準備をしたのち、食事作法、真嶋僧正様からの法話、写経、大水校長からの講話と続きました。

食事作法では、ご住職から、「(生徒の)みなさんは、もっとできる。200%の力を出してこの食事を頂いてほしい」というメッセージを受けて、お米の一粒一粒まで丁寧に食べていました。

真嶋様からの法話では「仁川学院が比叡山で研修を行う意義」、「比叡山での修行を通した非日常的な体験と、今後の学校生活とのつながり」、そして「感謝の気持ちを常に持ち、何事も当たり前ではなく『おかげさま』という気持ちを持つことの大切さ」についてのお話を頂きました。

大水校長からは、世界宗教者平和の祈りの集いの第1回目の会がフランシスコ修道会の本部のあるアシジで行われ、以後30年間、毎年、延暦寺で「比叡山宗教サミット」として行われているつながりがあることを話されたあと、「私たちの呼吸の『ひと息』に神様の親心を感じてほしい」というメッセージがありました。

延暦寺会館の最後の食事となる昼食も、食事作法でした。昨日から続く修行体験を受けて、細かく指導を受けなくても整然と静かに食事をする姿が、生徒たちのこのオリエンテーションでの成果を物語っていました。

 

2泊3日の新入生オリエンテーション合宿は今日で終了しますが、高校生としての生活は始まったばかりです。今回のオリエンテーションで培ったことを今後の仁川学院での生活で活かし、有意義な3年間を過ごしてくれることを願っています。

次の登校は、4月16日(月)8:15です。オリエンテーション合宿の疲れを十分に取り、元気な姿で登校してくれることを願っています。保護者の皆様、合宿に際してご協力を頂き、ありがとうございました。

2018.04.13 学校行事
【中学】新入生オリエンテーション 第2日目

初めての宿泊行事、初めての夜を新しい友達と過ごした新入生達。朝は苦手という生徒もいたようですが、朝7時の朝の集いから今日のスケジュールは始まりました。

午前中は教科のオリエンテーションが続きました。国数英の3教科のみならず、「宗教科」のオリエンテーションは特に新鮮だったようです。施設内にあるチャペルに場所を移し、お祈りの仕方やその意義。授業前などに実践している瞑目(めいもく)について学びました。

2日目は内容が盛りだくさんです。

昼食を食べたら、学院歌の練習がありました。おなかいっぱいで眠たくなりそうな時間でしたが、みんなが気持ちよく声を出して歌いました。気のせいか表情からも随分余裕が見られるようになってきました。

気持ちよく歌を歌ったら場所を外に移してハイキングです。登山を含む3時間弱の道のりでしたが、仲間を気遣いながら楽しく行程を歩ききりました。途中、足下の不安定な場所や隊列から遅れてしまった仲間がいると、声を掛け合ったり、大きな声で励ます仲間の声も耳に届きました。

ハイキングが終わると、新入生オリエンテーションも、いよいよ後半に進みます。2日目の夜はキャンドルサービスを実施。静かに自分自身を振り返る時間を持ちました。穏やかに揺れるキャンドルの明かりを見つめながら感じたことは、これまでの自分のことだったでしょうか、これからの自分でしょうか。

濃密な2日目は少し疲れも見え隠れしていましたが、しっかりと食事と睡眠をとり、最終日に備えます。

2018.04.12 学校行事
【中学】新入生オリエンテーション 第1日目

わずか2日前に入学式を終えたばかりの新入生たちが、今日から2泊3日の新入生オリエンテーションに出発しています。

午前中は丹波焼で有名な篠山市今田町の「立杭(たちくい)」にて陶芸に挑戦しました。はじめに職員の方からデモンストレーションがありましたが、そのあまりにも手慣れた作業には思わず感嘆の声がもれ、大きな拍手が響きました。

いざ自分たちが作り始めるとそうは簡単にもいかず、いずれも苦戦…。しかし時間がたつとそれでも作品は仕上がっていきました。

なかには大人顔負けの作品やユニークなものもあり、最後はさながら品評会のようでした。

昼食後メイン会場となる宿泊先、アルパインローズビレッジに入所しました。施設の方にあいさつを済ませるとさっそく、教務部からは学習について、生徒部からは学校生活について講話がありました。その後体育館に場所を移し、整列や礼の所作などを再確認しました。

オリエンテーションの大きな目的は、「仁川学院の精神を学ぶ」、「友達を作る」、「中学生活を知る」の3つです。ひきつづき体育館で実施したアイスブレイクでは少し緊張感から解放され、初めて出会う仲間達とコミュニケーションゲームに臨みました。バースデーチェーンでは無言で誕生日順の大きな人の輪を作り上げることができました。後半は自己紹介ゲーム。20分近く無言だったので、今度は大きな声が体育館に響きました。

夕食をしっかり食べたあとは、校長先生から「神様からのおくりもの」と題して講話がありました。普段なかなか意識しない、命の大切さやその神秘さについて感じられる時間を過ごしました。

お祈りや、イエス=キリスト。聖フランシスコ、聖コルベと言った、仁川学院に深くつながる人物も紹介され、お祈りで締めくくりました。

大きなけがや体調不良なく予定は進んでいます。明日は研修のほかハイキングも予定されています。今日よりも明日がさらによい一日になることを期待したいと思います。