「大自然に学び愛せよ、而して創造主に近づけ」(仁川学院訓より)
5月28日(日)より2泊3日の日程で、南あわじ市にある国立淡路青少年交流の家で野外活動を実施しています。
約30年続いているこの恒例行事は、中学1~3年の全校生徒で縦割りの班を作り、3年生の班長を中心に生徒が主体となって協力しながら活動をします。そして自然の雄大さを学び、自分の位置を見つめ直しながら学年を越えた集団生活の中で協調性と責任感を身につけ、自主的に学び・判断して課題を解決する「生きる力」を育むことをねらいとしています。
朝礼後、高校グラウンドで班ごとに整列し、出発式を行いました。ここから3日間は、普段のクラス単位での活動は一切無く、全て班ごとの行動になります。バスの乗車前に健康チェックと最終確認を行い、生徒会長の挨拶の後、淡路島に向かって出発しました。
国立淡路青少年交流の家に到着し、入所式に臨みました。3日間お世話になる施設の方へ向けて代表の生徒会副会長からの挨拶と、これから3日間への意気込みが述べられました。その後、近くの広場で班ごとに昼食をとりました。
昼食の後は、最初の研修「地域探求ウォークラリーⅡ」です。昨年度に引き続き約5kmの道のりを歩いてコース内にあるチェックポイントを回り、クイズに答えていきました。
5月とは思えない強い日差しの中、長い道のりでペースが落ちる生徒もいましたが、班員で励まし協力しあってすべてのチェックポイントを回って交流の家に戻って来ました。
青少年交流の家では、朝と晩にその日に利用している団体が広場に集まり、「朝のつどい」と「夕べのつどい」を行います。ここでは、どのような団体がどのような目的で利用しているのかを報告し、交流を図る場となっています。
本日は徳島県の中学校とともに夕べのつどいを行いました。
入浴・夕食後は、「キャンドルサービス」です。野外活動では、文字通り「動」の活動が多くありますが、「静」の空間の中で自己を見つめなおしました。
今日のテーマは「愛し合う心」です。愛とは「自分のことより相手のことを考えること」「大切にすることに」です。互いに受け入れ合い、愛し合う心を考え、学びながら代表者が朗読劇と作文を発表しました。忙しい毎日の中では気付けないことを考える、有意義な時間を過ごすことができました。
一日の最後に反省会で班ごとに振り返りを行い、各部屋へと戻っていきました。
明日は、この野外活動のメインとなる研修「カッター研修」と「ダンス発表会」が行われます。