仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2024.04.09 学校行事
【中学】令和6年度 始業式・入学式を行いました

4月9日(火)、令和6年度の始業式と入学式を行いました。あいにく前夜からの風雨で、中庭のソメイヨシノは葉桜へと変わり始めていましたが、新たな仲間を迎える中学校舎1階のラウンジには、生徒会の役員たちがつくりあげた満開の桜が、新入生たちの登校を待ちわびていました。

強風の残る中ではありましたが、新2・3年生たちは気持ちを新たに次々に登校してきました。職員室前に貼られたクラス分けを確認し、久しぶりに顔を合わせる友達と笑顔で談笑していました。

コルベ講堂では、入学式の聖歌を練習した後、2・3年生だけの始業式を行いました。校長先生からは、学院の建学の精神である「和と善」を実践しようとの言葉をいただき、すこし引き締まった表情で話を聞く姿が見受けられました。特に2年生は初めての後輩たちとの出会いを控え、先輩への自覚も感じたことでしょう。

そのころ講堂前には期待に胸を膨らませた新入生たちが続々と登校。新しいクラスを確認したら、おうちの方と別れ一人で教室に向かいます。教室ではこれから共に学ぶ仲間と、担任の先生との対面です。入学式の心構えなどを聞いたら、いよいよ講堂での式に臨みます。

吹奏楽部員の演奏の中、担任の先生を先導にコルベ講堂へ仁川学院中学校第63回生が入堂しました。みことばの祭儀に続く新入生の呼名では、緊張した面持ちながらも元気な返事が返ってきました。、入学生の代表からのあいさつでは、これからの学院生活に向けた力強い思いが語られました。これでいよいよ中学校への仲間入りです!

 
 入学式の後はクラス毎に写真を撮ったあと、教室で初めてのホームルームを行いました。仁川学院で過ごす6年間の心構えや諸連絡の他に、担任の自己紹介と、新入生に向けてのメッセージが送られました。

新入生は明後日より、養父市方面へ2泊3日のオリエンテーションに出発します。カトリック校での学びについて、学校生活を送るうえでの心得などを学びながら、クラス・学年の親睦を活動を通じて深めていきます。

 

 

 

2024.04.08 学校行事
【高校】第63回入学式を実施しました

令和6年4月8日(月)午前9時30分から、仁川学院高等学校の入学式がコルベ講堂で行われました。

雨が降ったり止んだりするスッキリとしない天候のなか、高等学校第63期の新入生は、それぞれ期待と不安を胸に校門をくぐり、緊張した面持ちで式に臨みました。

  

中庭でのクラス発表

 

担任の先導のもと、大きな拍手に包まれながら新入生入場

クラス担任による新入生呼名≫ 

 

 学校長式辞

 

 学校長からは、カトリック・ミッションスクールとしての使命と、仁川学院の建学の精神である『和と善』についてのお話があり、新入生の皆さんは真剣な面持ちで耳を傾けていました。

在校生代表歓迎のことば

 

 新入生代表挨拶

 

 ≪担任・学年付の紹介

 

式終了後は小雨の降る中ではありましたが、せっかくの満開の桜の下、外でクラス写真の撮影を行いました。それからはそれぞれのホームルーム教室に戻り、各担任より、明日からの予定の確認と、クラス目標やこれからどのような学校生活を過ごして欲しいかなど、それぞれの熱い思いが語られました。

 今年の1年生の学年モットーは「チーム K1(こういち)」です。これから新入生の皆さんと教職員ともに、チーム一丸となって頑張っていきましょう!3年間よろしくお願いいたします。

2024.03.25 学校行事
【高校】高2探究「TWICE AWARD(全国大会)」を行いました

3月14日(木)午後から、TWICE AWARD(全国大会)地元企業インターンワーク部門が本校で開催されました。1部・2部に分かれて、「チクマ」、「コープこうべ」、「ホンダカーズ兵庫」、「近畿日本ツーリスト」「JA兵庫六甲」の代表チームが発表を行いました。

2月20日(火)に行われたTWICE PLANの校内発表会において優秀賞を獲得した15チームが、学年末考査や家庭学習日などでなかなか班で話し合ったり練習したりする時間がとれないなか、以前よりも非常に洗練された見ごたえのあるプレゼンを披露してくれました。

 

それぞれの企業にエントリーした3チームのうち、1チームが企業賞に選ばれ表彰されました。

さらに、地元企業インターンワークの総合グランプリと準グランプリが表彰されました。

グランプリ

 仁川学院高校2年「すりみかん」

 準グランプリ

 仁川学院高校2年「ナンセンス」

 企業賞

近畿日本ツーリスト賞

 仁川学院高校2年「すりみかん」

コープこうべ賞

 仁川学院高校2年「shine sky」

JA兵庫六甲賞

 仁川学院高校2年「JAM」

チクマ賞

 仁川学院高校2年「ナンセンス」

ホンダカーズ兵庫賞

 仁川学院高校2年「HRC西向」

 優秀賞

 仁川学院高校2年「メキシコサラマンダー」(近畿日本ツーリスト)
 仁川学院高校2年「chatnoir」(近畿日本ツーリスト)
 仁川学院高校2年「B5用紙」(コープこうべ)
 仁川学院高校2年「トワイスリー」(コープこうべ)
 仁川学院高校2年「フォルトゥーナ」(JA兵庫六甲)
 仁川学院高校2年「ろくちゃん応援団」(JA兵庫六甲)
 仁川学院高校2年「理系の子」(チクマ)
 仁川学院高校2年「毛利探偵事務所」(チクマ)
 仁川学院高校2年「仁川新撰組」(ホンダカーズ兵庫)
 仁川学院高校2年「タモック」(ホンダカーズ兵庫)

 

答えのない問いや課題にチームで挑む探究活動を通して、生徒たちの「生きる力」が大いに育まれたと感じます。
今後はその「生きる力」を発揮して社会で活躍してくれることでしょう。

2024.03.18 学校行事
【中学】3学期終業式を行いました

3月18日(月)、3学期の終業式を行いました。

卒業した3年生のいないコルベ講堂はガランとしていて、少し寂しく感じました。

校長先生のほか、教務部、生徒部の先生からは春休みの過ごし方の注意や、4月からの新学年への心構えなどについてのお話がありました。

終業式の後は、現在の教室から新学年の教室にロッカーを移動させた後、全員で校内清掃を行いました。1年間お世話になった教室やラウンジ・階段などを、一人ひとりが気持ちを込めながらきれいにしていきました。

 

今年度最後となったHRでは担任より、春休みの連絡や宿題の配布、そして通知表が渡されました。成績が上がり笑顔になっている生徒、4月からの巻き返しを誓う生徒など様々な様子がうかがえました。

今年度の成績や生活に満足することなく、反省をしっかりとして課題を分析し、新学年でのさらなる飛躍に期待したいと思います。

 

保護者の皆さま、令和5年度も本校の教育活動に多大なるご理解とご協力を賜りまして、厚く御礼申し上げます。至らるところが多々あったことと思いますが,何とぞご容赦ください。令和6年度も一人ひとりの生徒に寄り添い、教育活動に邁進してまいります。

 

新年度の始業式は、4月9日(火)8:15、新教室に集合です。その後,続けて10時から第63回入学式に出席します。

 

 

2024.03.15 学校行事
【中学】第60回卒業式を行いました

3月15日(金)、中学校の第60回卒業式がコルベ講堂にて行われました。

今年度の5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行されるまで、さまざまな影響や制限がありましたが、今回の卒業式では5年ぶりに聖歌の歌唱や国歌・学院歌の斉唱を行うなど、ほぼ通常の通りのプログラムで挙行できました。

 

午前10時、保護者や教員の拍手で迎えられ、卒業生が学級担任の先導で入場しました。 

卒業証書授与の場面では、担任から一人ひとりの名前が読み上げられると、各々から力強い返事が返ってきました。

 

卒業生答辞では、コロナに振り回された3年間の中で苦楽をともにした仲間たち、お世話になった先生方、見守ってくれた保護者の方々に向けて感謝の言葉が述べられました。

   

式後は講堂前での記念写真撮影のあと,教室に戻っての最後のホームルーム。担任の先生よりお祝いの言葉と共に卒業証書が手渡され、生徒たちは涙交じりの笑顔で卒業していきました。

卒業する第60期生は、小学校6年生のときに新型コロナウィルスの影響で休校となり、制限を受けた状態で小学校の卒業式が行われています。

中学校生活のスタートも、マスク越しでクラスメイトの表情がわからない状態。登校してすぐに手洗い、検温確認、そして昼食は黙食、放課後は机の除菌。行事は中止または規模を縮小しての実施など、我慢を強いられながら過ごしてきました。

しかし、今年度に入ってからは、ほぼ通常通りの生活ができるようになって、途切れていた仁川学院での伝統を復活させ、また様々なことにチャレンジして新たな道を切り拓いていってくれました。それを必ずや後輩たちが引き継いでいってくれることと思います。

そのような素晴らしい60期生の皆さんですから、これから先の人生も輝かしい道が拓けることを教職員一同,心から願ってやみません。

卒業生のみなさん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございます!

2024.02.29 学校行事
【高校】第60回卒業式を挙行しました

令和6年2月29日(木)、第60回仁川学院高等学校卒業式が挙行されました。

今年度は感染症対策も緩和され、4年ぶりに吹奏楽部や聖歌合唱部が演奏をすることができ、盛大に式を行うことができました。

 

晴れやかな表情とともに、卒業生が入場し、式が始まりました。

 

卒業証書授与の場面では、担任からの呼名に返事をし、起立していました。

 

皆勤賞や精勤賞の表彰も行われました。皆勤・精勤には多くの生徒が授与されました。

 

校長からの式辞では、『和と善』の精神をこれからも持ち続け、隣人愛を大切にしてほしいという言葉をいただきました。

その後、在校生からの送辞、卒業生からの答辞がありました。在校生からは、先輩への憧れや感謝の気持ちがまっすぐ伝わる言葉が送られました。また、卒業生答辞では、友人や家族、お世話になった人達への感謝の言葉が述べられ、保護者の方を向いて感謝の気持ちを伝えていました。

 

例年の卒業式では卒業式歌を斉唱して終わりですが、今年度は卒業生からの提案で、生徒が制作した動画が流されました。この学年は中学時代も卒業式が簡略化され、高校の入学式も分散での実施をするなど、制限がかけられた中での式典ばかりでした。4年分の感謝の気持ちを伝え、また晴れ舞台をより盛大にできるよう、生徒たちが企画し動画の作成をしてくれました。友人との思い出の写真だけでなく、家族との写真もあり、18年間の感謝が伝わる動画でした。

 

 

最後に全員で記念写真を撮り、卒業式が終了しました。

式の後は、各教室に戻り、最後のHRを行いました。担任から一人ひとりに卒業証書が渡され、3年間の高校生活をみんなで振り返りました。また、担任から生徒に向けて最後の言葉もあり、卒業生たちはしっかり聞いていました。

 

 

この学年は感染症対策のため、入学時から規制が多い学年でした。秋に行うはずだった学院祭が12月に延期されたり、本来であれば希望者はイタリアへ研修旅行に行くはずだったのに全員で東北・北海道への研修旅行になるなど、我慢を強いられることが多い中、何事にも全力で真摯に取り組む皆さんの姿はとても素敵でした。

皆さんのこれからの人生が、輝かしいものになるよう、祈っています。

卒業生の皆様、改めておめでとうございます。これから歩んでいくみなさんの人生が素晴らしいものになりますよう、教職員一同心よりお祈り申し上げます。

卒業してからも仁川学院で培った多くのことを忘れず、頑張っていって欲しいと思います。

 

≪卒業生の保護者の皆様へ≫

お子様の成長を日々見守り、今まで大切に育ててこられました保護者の皆様におかれましても、特別の思いで本日を迎えられたことと思います。お子様のご卒業を心からお慶び申し上げますとともに、様々な場面で本校の教育活動にご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

2024.02.22 学校行事
【中学3年】黙想会

 2月22日(木)、今年度も中学3年生がショファイユ幼きイエズス修道会で黙想会を行いました。黙想会とは、心を静め、神様、そして自分自身と向き合う祈りの時間です。毎年、仁川学院中学校では中学3年生が中学校生活の集大成として、また新たなステージへの準備としてこの時期に行っています。

 今回のテーマは「何のために生まれて、何をして生きるのか?」アンパンマンマーチに出てくるこの1節を取り上げて、今までの人生やこれからの高校生活へ向けてじっくり考えていきました。校長先生による講話ではイエス様の生い立ちを追いながら、苦しみの中にも喜びが必ずあり、神様や周りの人たちに支えられながら生きていることを教えていただきました。その後、宗教科の江見先生からの講話で、まずはmy履歴書を作成。生まれてからこれまでの経験で印象的だった出来事を経歴のように書き出し、苦手なことや好きなこと、お世話になった恩人や友人について考えながら自分のことを見つめ直しました。そして「たいせつなきみ」という絵本を紹介していただき、自分らしく生きることの素晴らしさを教えていただきました。

 昼食後は、今回のテーマに合わせた映画を観て、その後、大聖堂でミサを行いました。無事に中学3年間を過ごすことができたことに感謝し、校長先生から祝福をしていただきました。最後の時間は「振り返り」をしました。ミサの厳かな雰囲気を崩すことなく、今日感じたことや考えたことをじっくりと振り返っていました。今日感じたことを大切にして、残り少ない中学校生活を充実して過ごしてもらいたいと思います。

2024.02.05 学校行事
【中学3年生アカデミア】武庫川女子大学 大学連携講座

1月27日(土),2月3日(土)の2日間,中学3年生アカデミアコース生は武庫川女子大学 薬学部 微生物代謝学研究室に訪れました。

大学に訪ねた目的は 武庫川女子大学薬学部 野坂先生,内山先生による『微生物に関する講座』を受講するためです。

 

1月27日(土)

まず,細菌の基礎知識と発酵についてレクチャーしていただきました。

日頃よく耳にする細菌やウイルスの違いや細菌に関する知識などを漫画もやしもんのキャラクターを交えながら,楽しく学びました。

レクチャーが終わった後は3つの実験に挑みます。

実験① 手指に生息している細菌の培養と消毒の効果

実験② ヨーグルトを生み出す細菌の顕微鏡観察

実験③ ヨーグルトの生成

どの実験も中学校ではなかなかできない実験で,生徒たちも楽しみながら,主体的に取り組んでいました。

実験①と実験③は次週に結果がわかるので,どのような結果になるのか非常に楽しみです。

    

    

2月3日(土)

今回は,まず前回の実験結果を確かめるところからスタートしました。

『実験① 手指に生息している細菌の培養と消毒の効果』

手洗いをする前と後で,手指に生息している細菌がどのように培養されるか実験します。

手洗いも,水洗いのみ,石鹸を使用,アルコール消毒と色々なバリエーションで比較します。

結果は,やはりアルコール消毒が明らかに一番細菌が少ない結果となりました。

『実験③ ヨーグルトの生成』

牛乳にヨーグルトを混ぜて,ヨーグルトに含まれる乳酸菌によってヨーグルトが生成されるのか実験しました。

この実験も,飲むヨーグルト,カスピ海ヨーグルト,ブルガリアヨーグルトなど色々なヨーグルトを用いて比較実験します。

結果は,いずれもヨーグルトが生成されていました。

実験から細菌の力の凄さを身に沁みて感じました。

    

最後に,野坂先生,内山先生から与えられていた課題について,班で調べて発表しました。

課題内容は7つあり,発酵と腐敗はどのように違うのかなど知識を問うものや,より効果的にヨーグルトを作るにはどのような工夫をすると良いかなどアイデアを問うものなど様々です。

どの班もしっかり準備しており,一部の発表は先生方も知らないような内容もあり,驚かれていました。

今回で全7回に及ぶ武庫川女子大学との連携講座は終了となります。

生徒たちにとって非常に貴重な体験をさせていただきました。

お世話になった先生方,本当にありがとうございました。