仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2023.10.21 学校行事
【中学】運動会を実施しました

10月21日(土)、中学校の運動会を実施しました。

新型コロナウイルスの流行で、2020年度から昨年度までの3年間は感染対策のため午前のみの実施でしたが、今年度は4年ぶりにコロナ前の形態である午前の部と午後の部に分けて実施をしました。

本校の運動会は、1学期に行われた野外活動と同様に、学年・クラスを越えてA~C班の3つの縦割り班を作って得点を競い合います。3年生の男女2人の班長が中心となり、班員で協力し合いながら優勝を目指しました。

 

 

一人ひとりが最後まで力を振り絞って、班の勝利のために全力を尽くしている姿、その姿を見て大きな声で声援を送る生徒たちの姿は、気持ちのいいものです。

 

リレーなどで転倒したりバトンを落としたりして大差がついても、他の班の生徒たちが応援している様子は、見ている者を清々しい気持ちにさせてくれました。

 

また3年生全員による集団演技も、練習に練習を重ねて努力してきた成果を発揮し、見応えのあるものとなりました。

 

 

競技の結果、総合順位は以下のようになりました。

優勝 A班   2位 C班   3位 B班

優勝班には父母の会から賞品目録が手渡され、後日A班全員に記念品が渡されます。

 

 閉会式で校長先生からは、「運動会は最終的に順位が決まりますが、競技の勝ち負けよりも、班全体が協力し、力を合わせたことが大きな成果です。この姿勢を今後に繋げていってください」という言葉とともに、令和5年度の運動会が閉幕しました。

終了後の生徒たちの表情からは達成感が感じられました。これからも一つ一つの目標に向かって、お互いに力を合わせながら成長していってほしいと思います。

2023.09.12 学校行事
2年Cαコース 高大連携 模擬講義(神戸女学院大学)1日目

9月8日(金)高校2年生Cαコースは、神戸女学院大学を訪れ、模擬講義を受講しました。このプログラムは今年で2回目です。

高校の授業とは一味違った大学の講義を体験し、大学への憧れを強くしてほしいという思いから、このプログラムを始めました。

昨年も非常に大きな学びを得たこのプログラム、今年はどんな学びがあるのか、楽しみにしながらの訪問となりました。

神戸女学院に到着すると早速大学のお弁当をいただきました。ちょっとしたことですが、大学生活を感じる貴重な時間です。

 

 

昼食後、いよいよ模擬講義スタートです。

昨年に引き続き、神戸女学院大学文学部、英文学科、奥村キャサリン先生の講義を受講しました。

「異文化理解とは 文化的アイデンティティを考える」というタイトルの講義で、先生の母国オーストラリアのお話から、日本に住んでみて気づいた日本社会についてのお話、外国人労働者の抱える問題など、私たちの知らないことをたくさん教えていただきました。

さらに、自分のアイデンティティについて考えるワークもあり、自分自身のことを書きだしましたがなかなか出てきません。自分自身のことをいかに分かっていないかということにも驚きました。他者を理解するために、やはりまず自分自身を知ることが大切です。

少子高齢化、グローバル化が進む日本ではますます国際理解が求められます。そして相手を理解するには、まずは自分自身、そして相手の表面的な部分だけではなく、文化的背景を理解することが大切であると改めて感じることができました。

次回は9月29日(金)人間科学部、環境・バイオサイエンス学科の張野宏也先生にお越しいただき、講義をしていただきます。次回はどんな新たな発見があるのか、今から楽しみです。

2023.08.26 学校行事
【中学】2学期始業式を行いました

8月25日(金)、約1か月の夏休みが明け、2学期の始業式を行いました。

この夏休みは4年ぶりにコロナの制限、マスクの制限がない中で、学習合宿やクラブ活動はもちろん、家族との時間などで各々が有意義な時間を過ごしてきたことと思います。

登校した生徒たちの中には、クラブ活動などで真っ黒に日焼けした生徒の姿もあり、それぞれが充実した夏休みを過ごしていたということが伝わってきました。

コルベ講堂で行われた始業式では、校長先生、教務部、生徒部から、「2学期はたくさんの行事があるので、自ら積極的に参加して欲しい」と話がありました。

また、夏休み中にクラブ活動で優秀な成績を残した生徒の表彰も行われました。

  

2学期は、学院祭、運動会、修学旅行、校外学習、職場見学体験会、クリスマスウィークなど、行事が続いていきます。忙しい日々の中でもしっかりと自分の役割を考えて行動して、1日1日を大切にしながら実りあるものにしてくれることを願っています。

まだまだ厳しい残暑が続くようですので、体調管理をしっかりと行い、熱中症にも注意しながら学校生活を送っていって欲しいと思います。

2023.08.25 学校行事
令和5年度 地域インターンシップ体験 参加報告

昨年度に引き続き、「地域インターンシップ体験」の職業体験プログラムを7月~8月にかけて実施し、29名の生徒が各企業の体験に参加しました。今年度は、「株式会社アルトナー」「清水建設株式会社」「不二電気工事株式会社」「株式会社ホンダモビリティ近畿(ホンダカーズ兵庫)」「日笠工業株式会社」「コープこうべ」「株式会社シュゼットホールディングス」「兵庫県庁」「株式会社JTB」の9つの企業にご協力いただくことができました。

 

今回の体験を通して、挨拶・マナーの大切さやコミュニケーションの必要性などを感じただけでなく、今の自分には何が足りないのかを発見し、将来の進路のことを今まで以上に考えるようになってくれた生徒が多くいました。

 

また、今後の学校生活において、「試行錯誤を繰り返して良いものを作っていくなど色々なことに挑戦したい。」「人の気持ちにグッとくるキャッチコピーを考えたい。」「父親が毎日働いてくれていることに感謝しつつ、自分も頑張りたい。」「信頼されないと仕事がなくなっていくと感じたので、どんな人にも誠実な態度で信頼を得られるようにしていきたい。」「成長したと思うコミュニケーション能力をさらに磨いていきたい。」「お客様目線が大事だとわかったので、相手目線で物事を考え、会話するときも自分も楽しむようにしていきたい。」「教わったビジネスマナーを今後も意識していきたい。」「会社や学校が大切にしようとしている心を忘れずに生活していきたい。」などとコメントしてくれました。

                   

 

最後になりますが、ご協力いただいた企業の皆様方、お忙しい中、本当にありがとうございました。

2023.08.23 学校行事
【高校】高2アカデミアコース 学習合宿を実施しました。

令和5年7月28日(金)~30日(日)、高校2年生アカデミアコースは、高3と同じく西脇ロイヤルホテルにて学習合宿を実施しました。

この合宿は、高2として自走していくために達成したい、以下の2点を目的としました。

①長時間の学習に耐えうる集中力を養う

②学習計画(宿題+苦手克服・得意伸長)を立案し、実行する訓練をする

 

61期生は自習が得意な集団で、普段の「寺子屋」(自習タイム)から、監督がついていなくとも粛々と学ぶ姿勢が身についてはいました。ただ、120分を超えて、さらに延々と、沈黙で…というのは大多数には未知の世界で、出発までは不安や気の進まなさを感じていた人もいたようです。

 

しかし、いざ始まってみると、それぞれが自分の限界に挑戦し、時間の使い方や集中力の維持に工夫を凝らし、意外と楽しく進められました。ともに励む仲間の存在も大きかったことでしょう。個人設定の目標達成度を5段階(最上5)で訊ねると、「4」以上が8割と、上々の結果に。また、「もう1日あったとしたら?」の問いには、「賛成」が9割と、これも頼もしい結果となりました。

 

全体を振り返って、高2としての「量」と「学習習慣」に向き合う合宿として、大成功を収めることができたといえます。

次は、「質」を高め、自らすべきことを見出す学習へ。今後の61期生の取り組みに、大いに期待しています。

 

  

 

2023.08.02 学校行事
【高校】高3アカデミアコース 学習合宿を実施しました

令和5年7月24日(月)~27日(木)に高校3年生アカデミアコースは、西脇ロイヤルホテルにて学習合宿を実施しました。高校2年生はこの時期に2泊3日の学習合宿を実施しますが、受験生である3年生はこの夏の過ごし方が今後の学力に大きく影響するため、合宿期間を1日長くなっています。

今回の合宿の目的は、以下の3点です。

①1日10時間の学習を達成するために、高いレベルでの学習ベースづくり。

②学習のアウトプット→質問→理解を繰り返し、得点できる単元を稼ぐ。

③集中して取り組む集団に身を置き、自己肯定感を高め、メンタルを強化する。

入所式は生徒代表からの挨拶とホテルの方から「4日間頑張ってください」という温かいエールをいただきました。

さっそく学習開始です。2年生とは違い、授業時間を設定していません。各自で作成した計画表に沿って取り組み、何かあれば教員に質問するなど、思い思いに取り組みました。

集中するとお腹が空いてきます。食事を摂ることも学習をする上で大切なこと。コロナ禍による制限が緩和され、向かい合って食事を取ることができ、生徒たちは会話をしながらリフレッシュする時間になりました。

 

2日目、3日目と過ぎていくにつれ疲れが出てきます。疲れたとき、眠たくなったとき、どのようにリフレッシュするかも長期にわたる受験生活では必要なスキルです。

この合宿では早朝から夜間まで、学習を続けながらも教員への質問や今後の計画など、常に相談できる場を設けていました。最終日には全員が4日間の進捗と今後の計画について、個々に教員からコメントを貰っていました。

ついに退所式です。生徒代表からこの合宿を通して学んだこと、ホテルの方々への感謝の言葉を伝えました。

今回の合宿で見つけた自分なりの勉強スタイルを継続して行ってくれることを期待しています。充実した夏となりますように!

2023.07.26 学校行事
【中学】アカデミアコース 学習合宿 最終日

7月26日(水)、学習合宿最終日です。

朝の集合は6時半でしたが、自主的に6時から自学を始めている生徒もおり、この合宿を通して成長しようという意欲が感じられました。

また、昨日に引き続き知恩院の朝のお勤めの法要に参拝している生徒もいました。

 

朝食をとった後、部屋で荷物を整理して閉講式へと向かいます。3日間お世話になった「和順会館」の方へ感謝の気持ちを込めて、全員で挨拶をしました。

 

最終日は班単位でのフィールドワーク(京都散策)です。同じ関西にいながら、なかなか訪れる機会が少ない歴史情緒あふれる京都。この機会に、実際にそれを観て、その空気を肌で感じてもらおうと、しっかり事前学習を行ってきました。

 

チェックポイントとなる、漢字ミュージアム、京セラ美術館、京都文化博物館のいずれか1か所と、集合地点の二条城、このほか自分たちで希望した訪問場所を1か所、これらを約5時間かけてめぐりました。

 

本日の京都はとても暑くなるという予報でしたので、熱中症対策として「水分補給をこまめに行う」「10分以上の徒歩移動をしない」「できるだけエアコンの効いた施設を訪問する」など、細心の注意を払って実施しました。

 

最終の二条城には全班が体調を崩すことなく無事に到着し、そこからバスで帰路につき、西宮北口駅で解散となりました。

明日からはアカデミアコースの夏休みが始まります。この3日間を通じて身に着けた学習する習慣をこのまま継続し、さらなる高みを目指していってほしいと思います。

2023.07.25 学校行事
【中学】アカデミアコース 学習合宿2日目

8月21日(水)、学習合宿2日目です。

朝5時に起床。5時半から知恩院の毎朝晨朝法要(朝のお勤め)に参拝しました。

 

夕べは夜遅くまで学習してきたこともあり、眠たい目をこすりながら、知恩院の三門の前に集合しました。そこから徳川家光公によって建てられた御影堂に向かい、朝のお勤めに参拝しました。三門、御影堂は国宝に指定されており、その壮大さに感銘を受けていました。また、知恩院布教師様の法話の中で「自分の欲を達成するのではなく、自分が動くことで他者が喜びを感じ、それを自分の喜びとなるように」とありました。これはキリスト教の「隣人愛」と同じで、宗教の枠を越えて人としてあるべき姿の教えだと改めて感じました。

 

 

朝食後は、小テスト大会です。数分でできる英語の単語、数学の計算、社会の都道府県の小テストを各自が制限時間内にどんどん受けます。受けた結果、満点の回数を班ごとに競い合いました。現在の順位が一目でわかるように、満点を取るとシールを貼っていきました。シールが貼られていくたびに、盛り上がっていました。

 

昨日は臓器移植コーディネーターの方に来ていただきましたが、本日は「NPO法人スモールファーマーズ」の方に来ていただき、「ナス農家になってみよう!」と題して講演をしていただきました。このスモールファーマーズは、週末に「畑での実習」と「教室での座学」を行って、新規就農を目指す人や田舎暮らし・週末農家を実現したい人に向けて支援しておられる団体です。

 

自分たちがナス農家だったと仮定して、かかる経費と売り上げ、収入などを具体的に考えて計算し、農作物やお金の流れのほか社会の仕組みについても学んでいきました。また「仕事⇒誰かの役に立つこと」であると話されました。特にこれからAIが発達していく時代なので、仕事は「探す」ではなく「創る」、誰かを笑顔できる素敵な仕事を創って、みんなでよりよい世の中にしていきましょうと伝えられました。

 

本日はこの他にも、「探究中間発表」「よのなか科」「スペシャル講義(理科)」「京都散策準備」「自学自習」「1日の振り返り」など、たくさんの授業が目白押し。

ただ机に座って話を聞くだけでなく、グループワークで意見を出し合ったり、班で出た意見をまとめて他の班にプレゼンしたりと自らが動く能動的な活動が多くありました。

 

少しずつ様々な内容に触れることで、その内容に興味を持ち、自分の学びを深めるきっかけになってくれたらと思います。

明日は、ここ京都でしか体験・経験できないような活動を行う予定です。