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海事学習2日目です
朝6時に起床しました。寝ぼけ眼の子もいましたが、朝の集いを行う中で次第に頭も体も目覚めてきたようでした。朝の集いの後、貝殻のフォトフレーム作りのために砂浜に貝殻拾いに行きました。
朝食と清掃を済ませると、いよいよカッター訓練です。1組は「みちしお」、2組は「くろしお」に乗り込みます。艇に乗り込む前に砂浜から海へ「押し出し」をしなければならないのですが、これが大変でした。一生懸命に力を入れているのにビクともしないのです。ところが不思議なことに、クラス全員の気持ちが一致した時に静かに海の方へと動き始めたのでした。
全員が乗り込むと、いよいよ大海原に向かって出発進行!といきたいところですが、これがまたまた大変。1本のオールを持つ3人の気持ちが揃わなければ力をロスしてしまいますし、掛け声に合わせてしっかり漕ごうという気持ちを全員が持たなければ前後のオールがぶつかってしまい、思うように進みません。青年の家の先生のご指導の下、掛け声・気持ち・動きのすべてが揃ったとき、今まで進まなかったことが嘘のように気持ちよく風を切って進んでいきました。2時間近くも漕いでいると手に豆ができてしまった子もいるのですが、泣き言をいうわけにもいきません。自分もクラスを動かす歯車の一枚であることを自覚して、懸命に漕ぎ続けました。
浜に戻ってきた子どもたちは、みな満足そうな表情を浮かべていました。一致団結することの大切さを実感することができたのではないでしょうか。朝の集いのときには降っていた雨もすっかり上がり、見事にお天気も回復しました。子どもたちの頑張りを讃えているかのようでした。
ロープ結び ほどきやすい結び方やほどけにくい結び方等、結び方とともに用途も教えていただきました。
砂の芸術 砂浜は、どこまでも広がる砂場のようでした。小さいころに戻ったかのように無心に作品作りをしました。
シーカヤック 一人で乗るカヌーのようなシーカヤック。最初はバランスを取るのが難しそうな子もいましたが、子どもたちのバランス感覚は素晴らしく、あっという間にコツを身に着けていました。
夕食・入浴の後は、今朝、砂浜で拾った貝殻を使ってフォトフレームを作りました。思い出の写真を飾るための素敵なフォトフレームが完成しました。
昨日同様、反省会・伝達会をして就寝です。明日は、最終日、地引網体験をします。どんな獲物がかかるのかワクワクしながら眠りにつきました。
海事学習1日目です
5年生の海事学習は1967年から続いている伝統的な行事です。先輩の卒業生たち同様、青年の家の生活信条「秩序」「友情」「実践」を心に留め、普段の学校生活では体験できない自然を相手に研修に励み、ひと回りもふた回りも成長できることを期待しています。
みんな元気に学校出発!期待と不安が入り混じりながらバスに乗り込みました。バスの中では、クイズ大会を楽しんだり友達と楽しくおしゃべりしながら渋川に到着。青年の家のとなりにある公園でお弁当を食べました。
入所式を済ませ、それぞれの部屋に入り、着替えや荷物の整理を済ませて、学習1の手旗信号をしました。スマートフォンで文字だけではなく画像や映像までも距離に関係なくやり取りできる今の時代、見える範囲内で数文字分のやり取りをすることですら大変であることを体験することができました。また、手旗信号の旗の動かし方がとても工夫されて作られており、先人の知恵の深さにも感動しました。
同宿の蒜山中学校の皆さんとレクリエーションの楽しいひと時を過ごしました。
おいしく夕食をいただいた後、入浴を済ませ、ウミホタルの観察をする予定でしたが、残念ながら天候不順のため実施できませんでした。ですが、ウミホタル用の仕掛けにカニが掛かっていたのでカニの観察をすることができました。
その後、海草のしおり作りをしました。数種類の海草から各自で好みのものを選び台紙に爪楊枝で丁寧に広げながら貼り付けていきました。世界にひとつだけの自分のしおりが完成しました。
一日の研修も終わり、班ごとに反省会をし、室長からの伝達を聞いて就寝です。明日は、いよいよメインのカッター研修があります。しっかり体を休めて、精いっぱいの活動ができますように。
修学旅行3日目です。
5月19日(金)、57回生の修学旅行もいよいよ最終日を迎えました。子ども達を祝福してくれているかのように、今日も空は快晴。先生からの「最後まで悔いのない旅行にしよう。」という話を聞き、一日のスタートを切りました。
全員で一緒にいただく食事はこれが最後になります。感謝の気持ちでお祈りをし、おいしい朝ご飯をいただきました。
お世話になったホテルの方にお礼をしてからバスに乗り込み、一路、本州から九州へ。途中の関門海峡で記念写真を撮り、最終目的地であるスペースワールドを目指します。
子ども達が、この旅の中で最も楽しみにしていたスペースワールドに到着しました。絶叫系アトラクションや室内アミューズメント、ミールクーポンを使ってのランチなど、グループに分かれてそれぞれ心ゆくまで楽しい時間を過ごすことができました。
思う存分楽しんだ後は、親切なバスガイドさんともお別れし、小倉駅から予定どおりの新幹線でお家の方の待つ新神戸駅に向かいます。
2泊3日の修学旅行はあっという間に終わってしまいますが、子ども達にとっては忘れられない3日間になることでしょう。お天気にも恵まれ、子ども達全員が元気に過ごせたことを神様に感謝したいと思います。お家の方にとっては、子ども達の笑顔と思い出話が何よりのお土産だと思います。
57回生の子ども達には、この楽しかった思い出を胸に、最高学年として後輩たちをリードしながら、残りの小学校生活をさらに充実したものにしてくれることを願っています。
修学旅行2日目です。
5月18日(木)、修学旅行2日目を迎えました。子ども達は朝から元気いっぱい。今日も好天に恵まれ、たくさんの思い出を作ることができることでしょう。
朝食を済ませてから、お世話になった宿舎を後にし、厳島神社の表参道を散策しました。大鳥居の前で記念撮影をしたり、商店街でお土産を買ったりして午前中のひと時を楽しみました。
宮島伝統産業会館では、名産の杓子作りを体験しました。サンダーで材料を磨いてから、こてを使って表面に焼き印を入れれば出来上がりです。みんなオリジナルの杓子を作ることができました。
宮島桟橋から再び連絡船に乗り、次は山口県を目指して2時間バスに揺られ、秋吉台サファリパークに到着しました。バスに乗ったままゾウやライオンなどを観察し、ふれあい広場ではカピバラやモルモットと仲良くなることができました。
続いて景清洞という鍾乳洞で、クラスごとに探検を行いました。長靴をはき、ヘルメットをかぶって洞窟の中を進みます。探検の最後には、全員のヘッドライトを消し、音を立てないよう細心の注意を払うことで”真の闇”を体験することができました。
バスの車窓からカルスト台地の不思議な景色を眺めながら、秋吉台の中腹にあるホテルに到着しました。ここでの夕食は食べ放題のバーベキューです。しっかりとお祈りをしてからおいしくいただきました。一日動き回って疲れた子ども達の体においしいご飯がじんわりとしみ込んだようでした。
夕食の後は昨日行ったN-1グランプリの表彰式がありました。優勝はヘドロトモキングの2人で、景品として幸福杓子が送られました。また、サプライズゲストとして教育戦隊オシエルンジャ―が登場し、パフォーマンスを披露してくれました。今日も一日、体調不良を訴える子どももなく、みんな元気にすべてのプログラムを終えることができました。明日は関門海峡を渡って九州に入ります。楽しい修学旅行もいよいよ最終日となります。この3日間を楽しく気持ちよく締めくくることができるよう、時間厳守を引き続き徹底し、思いやりと感謝の心を忘れずに笑顔で兵庫県に帰りたいと思います。
仁川ステーションを開催しました
本校では、新入生と転入生の保護者を対象として、保護者のつどい『仁川ステーション』を実施しています。
本日は、その第1回目で、小学校長の大水恵一神父が「カトリック学校の使命」と題してお話しいたしました。本学院の建学の精神のもとを築かれた聖フランシスコと聖コルベの生き方から何を学び、どのように教育に生かしていけばいいのか、映像を交えながらのお話に、参加された保護者の皆様は熱心に耳を傾けておられました。
次回は6月28日(水)に「目から鱗の聖書入門」と題して学院長である田端孝之神父のお話をお聞きいただきます。
この機会をとおして、カトリックの教えを基盤とする本学院の建学の精神や教育方針等を御理解の上、保護者の皆様の共通理解を広げていただきながら、それぞれが仁川ファミリーの一員として子どもたちを善き方向へ導き育んでいくことができますように。