学校行事(夏)
平成25年度 水泳大会
7月17日(水)に校内水泳大会が行われました。
今年から開会式は中学校の武道場を使わせていただき、より一層気が引き締まる開会式となりました。
子どもたちはウォーミングアップが終わるとエントリーした種目に出場します。リレーでも個人種目でも、どのレースに対しても自分のクラスの仲間が出ていると大歓声で応援が行われます。子どもたちは、応援に後押しされてなのか、普段より気持ちよく泳いでいる様子でした。
接戦の末、総合優勝は6年2組でした!大きな拍手に包まれながら校長先生から優勝トロフィーが渡されました。
たくさんの保護者の方に見守られながら、子どもたち全員が頑張った水泳大会でした。
平成25年度 のど自慢かくし芸大会
終業式を明日に控えた7月18日(木)、のど自慢かくし芸大会が行われました。各クラス各学年で、歌だけではなくダンスや寸劇などを工夫して加え、発表します。今年もとても盛り上がりました。
全ての催しが終わり、審査員の先生方と児童会役員による採点の集計がその場で行われます。
集計中は、簡単なリズムゲームやじゃんけんゲームが行われました。
そしていよいよ順位発表です。どのクラス・学年もそれぞれの個性がよく表れていたため接戦となりましたが、今年の優勝は3年2組、準優勝は5年2組となりました。歓声で沸く中、入賞した上位7組までのクラス・学年は児童会会長から表彰状を受けとりました。今年も子どもたちの笑顔が飛び交うのど自慢かくし芸大会となりました。
平成25年度 1年生 第1回はじめの一歩
「はじめの一歩」、この行事は、仁川学院小学校の児童が、本学院マリアの園幼稚園の園児をお招きして、小学校の施設の様子や生活ぶりを紹介したり、楽しい活動を通して交流を深めたり、小学校での学びを一足早く体験してもらったり・・・と、まさに園児のみなさんにとって、小学校という世界へ足を踏み入れるはじめの一歩となる機会です。
7月3日(水)、1年生と年中さんが交流する「第1回はじめの一歩」を行いました。1年生は、これから一緒に活動する年中さんと初対面です。いざ年中さんが来ると、緊張して何をしていいのか分からなくなってしまう子や、嬉しくて表情が緩んでしまっている子、さらには「しっかりとしなきゃ!」という意気込みが見ていて伝わってくる子まで様々でした。
年中さんにはまず、主の祈りや聖歌、朝の挨拶など、小学校の朝の会がどんなものなのかを見てもらいました。次に先生の紹介をし、自己紹介の番です。自己紹介では各自一生懸命作った自己紹介カードを年中さんに渡しました。1年生の「喜んでくれるかなぁ」といった緊張感も一瞬で、年中さんはカードを見てすぐ、笑顔で受け取ってくれました。
次は毎年盛り上がるお友達ビンゴです。ビンゴのマスに数字ではなく、年中さんや1年生の名前が書いてあり、友だちの名前を覚えることもできるビンゴです。今年も笑顔が溢れ、みんな景品であるコルメエキーホルダーをもらって大満足の様子でした。
楽しい時間は過ぎるのも早く、記念写真を撮ったらもうお別れです。お別れの挨拶をして、年中さんを見送りました。いつもやんちゃな1年生の、お兄さん・お姉さんの顔が垣間見えた気がしました。次回会う時までにはもう一回り大きくなり、年中さんを迎えてくれることでしょう。
平成25年度 フランシスコフェスタ
今年から1学期の開催となったフランシスコフェスタ、内容も新たになってますます子どもたちが楽しめる1日となりました。
今年のカルチャ―はアクセサリー作り、絵付け、理科実験、陶芸、プラモデル作り、茶道、フットサルの7種類でした。どれも普段はなかなか体験することのできないものばかりで、子どもたちは目を輝かせながらそれぞれのカルチャーに取り組んでいました。
そして子どもたちの一番の楽しみの「わくわくタイム」では、おもちゃ釣り、キッズショップ、本屋さんとお店をまわってお買い物を堪能しました。お小遣いと相談しながら、自分の好きな物を買った子どもたちは笑顔いっぱいでした。
お昼からは、コルベ講堂で仁川名物「ジョモさんのマジックショー」、けん玉パフォーマンス「ずーまだんけのけん玉ショー」、映画「キリクと魔女」を見ました。時間が経つのを忘れるぐらい楽しい一日になりました。
最後に子どもたちのために、このフランシスコフェスタを開催してくださった父母の会の皆様をはじめ、御協力いただいた保護者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
第12回 未来予想図
6月21日(金)、本校卒業生による特別授業『未来予想図Ⅻ』が行われました。第12回目を迎えた今回も、医師、歯科医師、司法書士、脳神経外科学内講師、音楽療法士、英会話講師(元客室乗務員)と様々な職種で活躍なされている卒業生の皆様に、各職業を題材とした授業をしていただきました。
「音楽療法ってなあに?~誰かのために音楽を・・・~」5年1組
堀 彩 先生(第29回生 日本音楽療法学会認定音楽療法士)
音楽療法士とはどのような仕事なのか、具体的にどのようなことを現場で行うのかなどを中心に楽しく話を聞くことができました。病院や他の様々な施設で心身を癒す仕事をされていることに子供たちは興味を持つことができ、後半は実際に現場で使われる楽器を使わせていただきました。自由に楽しむ音楽、そして音楽が人の心を癒すということに、子供たちは大変興味を持つことができたようです。
「司法書士とは」5年2組
梅崎 文彦 先生(第25回生 司法書士 梅崎司法書士事務所)
子どもたちにとって、司法書士は、あまり知らない職業ですが、身近なモノから話を広げたり、分かり易い例を出しての説明があったりしました。コンビニでの買い物から動産や不動産の話や自分の家族を例に出しての遺産・遺言の話や数字を易しくしての自己破産のお話などがありました。子どもたちに分かり易く、興味が持てるように工夫された説明でした。
また、梅崎さんのこれまでの人生経験から「学びの大切さ」「気持ちのもち方」についても子どもたちに語っていただきました。
「外資系国際線CAの話」5年3組
西尾 かほり 先生(第25回生 元キャセイパシフィック航空客室乗務員)
航空機内や渡航先で出会った海外の人々とのやりとりと、そこから西尾先生が学んだ文化や生活習慣の違いについて、客室乗務員時代のエピソードを交えながらお話しいただきました。また、その役割のほとんどが乗客へのサービスであると思われがちな客室乗務員の仕事の9割は、保安要員であるということも、子ども参加型のクイズで学ばせていただきました。そして子どもたちには、『これから皆さんには、色んな所に行って、色んな人に出会って、自分を磨いていって欲しいです。そのためには、世界共通語の英語の学習はとても大切ですよ。』とおっしゃっていました。
「脳神経外科医って?」6年1組
友金 祐介 先生(第25回生 脳神経外科)
脳神経外科の医師として活躍する一方で、若い医師を育てることにも力を注いでおられる友金祐介先生に、実際の脳腫瘍除去や脳血栓の手術の映像を見せていただきながら、脳神経外科医としてのお仕事を紹介していただきました。手術中に動いている脳を見て驚きの声を上げた子供たちでしたが、「心臓の鼓動に合わせて脳も拍動しているのだよ。」と教えていただくと、皆、納得したような表情をしていました。また、映像だけではなく、脳の模型や実物の頭骨、手術に使用する器具などにも触れさせていただくことができました。友金先生の脳神経外科医としての使命をお聞きすることもでき、子供たちが将来像を描くためのヒントをいただけたように思います。
「第3の歯!!」 6年2組
上田 一彦 先生(第25回生 日本歯科大学新潟病院 口腔インプラントセンター)
日本歯科大学新潟病院講師の上田一彦先生の授業が行われました。前半はプロジェクターを使って、ブリッジや義歯とインプラントの違いやインプラントを用いた治療の説明をしていただきました。後半は歯垢顕示錠を使い、歯垢について学習しました。口の中を真っ赤にした子ども達は手鏡を見て喜んでいました。それから正しい歯の磨き方を指導され、必死で歯を磨いていました。この授業を通して歯科医を目指したいと考えた子も少なくはないでしょう。なぜなら上田先生の人柄やインプラントに対する情熱が子ども達に伝わっていたからです。
「技術と精神の継承。そして、その発展。」6年3組
和辻 利和 先生(第15回生 市立枚方市民病院泌尿器科主任部長)
6年生にとっては最後の未来予想図でした。「将来、何になりたいか決めている人はいますか?」「もう決まっている人はある意味で幸せだけれども、本当にそれがしたいの?」という和辻先生の問いかけから授業が始まりました。「医者になりたいとしたら、医者になって何がしたいのか。」「人を救うということは尊いことだけれど、実際に医者になっても救える人は限られる。助からない人に寄り添うのも医者の仕事。命を救うことを目的にするなら薬の開発といった仕事もある。」そんな風に、口調は穏やかながら、熱く語りかけて下さいました。その後は、「何人かの出会いがあって今の私がいる。」ということで、ご自身の小学校時代から中高時代、浪人時代、大学時代、医学博士(学位を取ること)、医師になってから、というようにスライドで順に紹介していただきました。子どもたちも合間に気になることは質問するなど、真剣に話を聴き入っていました。そして後半は実際に現場での手術の話など、ビデオを見ながら教えていただきました。興味のある子は熱心にビデオを見て、気になることをその場で次々に質問していました。
子どもたちにとっては、まだまだ漠然とした夢ですが、これからの様々な出来事、出会いによって、もっとはっきりと見えてくることでしょう。そのポイントになる「出来事」「出会い」というものを見落とさないこと、これも大事なことだろうと思います。