学校行事(秋)
1年生 第2回はじめの一歩を行いました
11月18日(月)、1年生とマリアの園幼稚園年中さんが交流する『はじめの一歩』を行いました。第2回を迎える今回は、学校探検を行いました。
久しぶりに会う子ども達は少し緊張した様子でしたが、学校探検が始まると自然と笑顔が広がっていました。
1年生は指令書を持って、図書室・音楽室・グロッタ・体育館などを丁寧に説明しながら案内しました。階段を歩くときは、園児を手すり側にする様子も見られ、お兄さん・お姉さんらしいしっかりとした姿をみせることができました。
教室に戻ってから、指令書の答え合わせの時間です。一つ一つの案内場所に隠れていたキーワードを繋ぎ合せると、「またあおうね!」という言葉が完成しました。第3回の『はじめの一歩』が待ち遠しい、素敵な一日となりました。
球技大会を行いました
11月14日(木)、秋晴れの下、校内球技大会を行いました。この大会に向けて、2年生から6年生までの児童は、体育の時間や昼休み、放課後の時間を使って練習に励んできました。2・3年生は ドッジボール、4・5年生はポートボール、6年生はバスケットボールと、学年によって種目が分かれています。各種目とも熱戦が繰り広げられ、他学年との交流も更に深まり、有意義な時間となりました。
○ドッジボール(2・3年生)
2年生は3年生の胸を借りるつもりで、3年生は先輩としてのプライドを持って、正々堂々と戦いました。普段の休み時間には楽しく遊ぶ仲間ですが、この瞬間はライバル同士です。一緒に遊ぶ中で高め合ったドッジボールの腕を、子どもたちはそれぞれ存分に発揮することができました。
○ポートボール(4・5年生)
普段は一緒に運動場でポートボールの練習をする4・5年生も、今日は互いにライバルとして大会に挑みました。前後半合わせて12分と、決して長い時間ではありませんが、試合が終わると、皆へとへとになる程一生懸命ボールを追いかけました。4年生は、1つ上の先輩の強さを改めて実感する良い機会となりました。5年生は次の土曜日に行われる私小連ポートボール大会に向け、よりチームワークを高めるための場になったと思います。
○バスケットボール(6年生)
6年生にとっては小学校生活で最後の球技大会でした。男女別にクラス対抗で試合が行われ、どの試合も手に汗握る熱戦となりました。スリーポイントや固いガードに、見ていた保護者の方も含めて、会場全体で盛り上がりました。
開会式で与えられた課題、「感謝の気持ちを持つ」ということに呼応してか、6年生全員で一つのボールに集中し、プレーも応援も素晴らしい内容でした。最高学年らしい、最高の球技大会でした。
感謝月間ミサを行いました
11月は「感謝月間」です。カトリック教会では「死者の月」とも言われ、身内を始めとして亡くなられたすべての方を思い起こし感謝の気持ちを新たにして、わたしたちの生活を振り返る月です。小学校では、朝礼の時間と1校時を使って感謝月間ミサを行いました。
神父様である校長先生から、『わたしたちのために命をお捧げになったイエス様だけではなく、自分たちの周りをよく見て、当たり前と思っていることの中にたくさん感謝しなければならないことがあることに気付ける人になってください。』とのメッセージをいただきました。
続いて、各学年の代表者によって家族や学校、地域で働く人々への感謝の気持ちが神様への祈り(共同祈願文)として読み上げられ、その後で「主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください。」と全員で心と声を合わせて唱えました。
次に、宗教部の子ども達が、イエス様の体と血を表すパンとブドウ酒や、ロウソク、お花などを祭壇にお供えしました。神様から受けたお恵みに感謝しながら感謝月間ミサを終えました。
今秋は巨大な台風の影響でフィリピンでも多くの人々が甚大な被害を被りました。また、東日本大震災による被害からの復興も、まだ先の見えない状況です。わたしたちは、このような大きな災害が起こるたびに、普通の生活ができていることがどれだけ恵まれていることかを実感していますが、普段の生活の中に神様からのお恵みがたくさんあることに気付くことができるような生活を送りたいものです。
第13回 未来予想図を行いました
11月8日(金)、本校卒業生による特別授業『未来予想図』が行われました。第13回目を迎えた今回は、様々な企業や病院等で活躍なされている卒業生の皆様に、各職業を題材とした授業をしていただきました。
「客室乗務員の仕事」4年1組
牧 薫 先生(第25回生 日本航空株式会社客室乗務員)
4年1組は、25回生で日本航空客室乗務員の牧 薫さんにお越しいただきました。
手には、ボーイング777の模型、現在使用している制服を着用して下さっての登場に、子どもたちのテンションは、一気に最高潮に。最初に簡単に自己紹介をして下さり、飛行機の仕組みやひみつ、CAやパイロットになるまでの訓練や、フライト中の仕事内容、仕事中に起きたアクシデント、国内外を行き来する中で楽しみ、そして、機内アナウンスの実践練習(英語編では、その美しさに感嘆の声が!!)など、盛りだくさんの内容を、2時間たっぷりかけてお話下さいました。最後は、子どもたち一人ひとりに将来の夢を尋ねて下さいました。さすがは、好奇心旺盛な子どもたち。目の輝きが違います!メモを一生懸命とったり、話を聞けば聞くほど次の質問が浮かんで尋ねたり、はたまた、牧さんが準備してくださっていた内容を先に質問して驚かせたり…と、とても中身の濃い一時が過ごせました。飛行機という乗り物に、あるいは、航空に携わる方々の仕事や生き方に関心を抱き、世界が広がるきっかけとなったと思います。
「日本の素晴らしい【ものづくり】についてみんなで、考えてみましょう!」4年2組
中村 興司 先生(第14回生 株式会社タイキ社長)
4年2組は、14回生で株式会社タイキ代表取締役社長、中村 興司先生にお越しいただきました。
テーマは「モノ作り」ということで、前半は中村先生の勤める株式会社タイキがどういった製品を作っているかというお話を伺いました。テレビのCMで見るような化粧品メーカーの製品を、中村先生の会社の工場で作っているということ、古い製品と新しい製品の比較から「お客様がより使いやすいもの」を意識して作ることが、物作りをするうえで非常に大事だということを、実際の製品を児童一人一人に配りながら、お話してくれました。
後半は、中村先生の会社を基にして、日本のモノづくりについてお話をして頂きました。日本の国土と、経済力。それを支えてきた日本のモノづくりが、どのような心構えで行われてきたのかを、タイキの会社理念を例に話していただきました。
「勉強は嫌いでも、ずっとしていかなくてはいけない。何か一つ楽しさを見つけ出して、1番を目指すこと。」決して簡単でない内容を、笑顔で楽しく分かりやすくお話してくれる中村先生。10年後成人を迎える子ども達が、社会で活躍するため必要な、たくさんの教えを楽しく学べる2時間になりました。
「私が潜水士になった理由」5年生選択グループA
藤家 亘 先生(第25回生 海洋プランニング株式会社潜水士・理学博士)
5年生グループAは、25回生で海洋プランナーの藤家 亘先生にお越しいただきました。
藤家先生には海洋プランナニングの仕事内容と、これまでの取り組みや、現在進行しているプロジェクトについて、ご紹介いただきました。海底の地質や生物調査を行い、海の環境の把握や、改善のアドバイスを行う海洋プランニングという職業。藤家先生がかつて取り組んでいらした、ツバルの海底調査(ツバルがなぜ沈むかという原因を探り、改善方法をプランニングする)の話を聴いて、子どもたちからは自然と、『すごーい!!』という言葉が聞こえてきました。また、ツバルが沈まないようにするためにプランニングするだけではなく、ツバルのこれからのために仕事を超えておこなっている活動の話を聴いて、子どもたちは仕事に対して使命感を持つことの大切さを学ぶことができました。
「コミュニケーションにおける【笑い】の大切さ」5年生選択グループB
木本 公敏 先生(第25回生 株式会社吉本クリエイティブ・エージェンシー執行役員)
5年生グループBは、25回生で株式会社吉本クリエイティブ・エージェンシー執行役員の木本 公敏先生にお越しいただきました。
初めに「笑い」の大切さについて、話されました。笑うことは健康に良いことが科学的にも立証されているそうです。また、将来の夢について子どもたちに問いかける中で、ひと昔前までは考えられなかったパソコンや携帯電話などの例を挙げながら、将来の夢をもったり、可能性を信じたりすることの大切さについて話されました。授業の後半では、漫才の「初めのつかみ」を子どもたちがやってみる活動をしました。初めは、恥ずかしがっていた子どもたちでしたが、時間が経つにつれて一緒にやってみようと友だちを誘ったり、グループになってネタを話し合ったりして、まさしく「笑い」があふれる活動でした。この活動から子どもたちは、人を笑わせることの面白さや難しさを体感しました。
「私とものづくり会社との繋がり」5年生選択グループC
齊藤 裕久 先生(第28回生 サイモ技研株式会社専務取締役)
5年生グループCは、25回生でサイモ技研株式会社専務取締役の齊藤 裕久先生にお越しいただきました。
前半は以前勤務されていた建設会社の仕事について、そして後半は現在されている仕事内容について、楽しくお話をお聞きすることができました。どちらの仕事も、お話をうかがうまでは子どもたちはあまりピンときていないようで、「どんな仕事かな?」という顔をしていました。が、話が始まると、みんな食い入るように聞いていました。
建設会社のお話では、子どもたちにとってなじみのあるビルもあり、「そのビル知ってる!」と思わず声をあげる子もいました。現在は主にデザインモデルや真空形成品などを扱うお仕事をされているとのことです。子どもたちにとってあまり身近ではない職業だったかもしれませんが、だからこそ逆に興味を持ってお話をうかがうことができたのではないかと思います。最後は、実際に使われているサンプル品を手に取り、大喜びの子どもたちでした。
「産婦人科-赤ちゃんが生まれるまで-」5年生選択グループD
大門 映美子 先生(第32回生 大阪府立成人病センター医師)
5年生グループDは、25回生で大阪府立成人病センター医師の大門 映美子先生にお越しいただきました。
産婦人科医の大門先生より、お医者さんになるまで・お医者さんの毎日・赤ちゃんのお話という3つのテーマでお話をしていただきました。医師を目指し勉強をする日々や、医師としてどんな使命をもって仕事をしているかを分かりやすくお話くださいました。また赤ちゃんの誕生・成長を通して、自分達の命がいかに尊いものであり、そして大切に育まれてきたのかを改めて感じる機会となりました。最後には、妊婦体験もさせていただき、妊婦さんの大変さを少し実感することができました。
後期児童会役員選挙を行いました
10月31日(木)、平成25年度後期児童会役員選挙を行いました。
後期の児童会役員からは6年生が仕事を終え、5年生と新たに4年生が仁川学院小学校の児童会を引っ張っていくこととなります。
5年生の会長、それを支える5年生、4年生による副会長、議会で重要な記録をする5年生、4年生の書記、計5つで役員が構成されています。
それら5つの席に対し、総勢23名が立候補しました。
当日に行われた立会演説会では応援演説者と共に、候補者が真剣に考えた仁川学院または児童のためのマニュフェストを投票者に訴え、投票者も終始真剣な眼差しで聞いていました。
開票は11月4日(月)に行われ、小学校全体に放送で発表されました。
当選した5名には児童会を引っ張ってもらい、より一層楽しく学べる学校を築く一翼を担ってほしいと思います。残念ながら落選してしまった児童たちは、今回立候補した勇気を忘れず、是非クラスや学年で力を発揮してほしいと願っています。