学校行事(冬)
2年・年長 第4回「はじめのいっぽ」を行いました
2月19日(金)に、2年生とマリアの園幼稚園年長組園児の交流活動「はじめのいっぽ」を行いました。今年度4回目で、これが最終回となりました。今回は、第4校時からお昼休みの時間にかけて、園児たちが小学校にきてくれました。
体育館に整列し、2年生代表からのあいさつの言葉で、活動開始です。2年生と園児はペアで活動します。
まずは、ボールを使って、よぜふ組、ふらんしすこ組、まりあ組の3クラス対抗ゲームを行いました。
それぞれ全員が1列に並んでボールを送るゲームでは、上手にできるように2年生が一生懸命園児たちにアドバイスしながらがんばりました。
園児たちが2年生を取り囲んでボールを当てる「中当てゲーム」では、当てられ役となった2年生が必死になって逃げまくる姿が微笑ましかったです。
最後は全員でダンス。『R.Y.U.S.E.I.』の曲が流れると、2年生も園児も、それぞれが覚えているダンスをかっこよく踊りだしました。中には隣のお兄さんの踊りを真似して楽しむ園児も。“ランニングマン”の所では全員の振り付けがぞろって、大いに盛り上がりました。
体育館から教室に戻ると、お弁当の時間です。2年生が床に広げたレジャーシートで、ペアの子たち同士なかよくおにぎりをいただきました。食べ終わったら、教室で折り紙やお絵かきを楽しみました。
最後は、2年生代表からお別れのあいさつです。「今日みたいに、元気いっぱいのすてきな1年生になってください。」という言葉を、園児たちはよい姿勢でにっこりしながら聞いていました。
いよいよお見送りの時。お互いに満足そうな笑顔で手を振り合ってお別れしました。
園児が帰った後、2年生は力が抜けたようにほっとした表情になりました。一生懸命気遣いをしながら、全力で園児たちのお世話をがんばったという思いと達成感が、余韻となって伝わってくるひとときでした。
また、全4回の交流を通じて、園児たちは小学校にとても親しみを持つようになってくれていると感じました。きっと4月からの小学校生活もいっそう楽しみになったのではないでしょうか。
地区集会・地区下校を行いました
5校時に全校児童が、自宅の最寄りの駅ごとの地区に別れ、地区集会を行いました。地区集会では、高学年が司会や記録をして、自分たちの安全な登下校について話し合い活動をします。今回は平成27年度最後の地区集会でしたので、まず、この1年間の振り返りをしました。そして見つかった課題について、地区担当の教員と一緒に改善策を考えました。登下校の先輩である6年生からは、下級生に向けてアドバイスをしてもらい、みんな真剣に聞いていました。
その後、地区ごとに集団下校をしました。集団下校では、きちんと2列に並び集団で安全な下校ができるよう、全員が意識して歩行しました。駅のホームでの待ち方や電車内での態度についても、各自がしっかり意識を持って安全に、仁川学院小学校の児童らしくできるよう再確認できました。
今回の地区集会で得た自分たちの課題を生かして3学期残りの期間を過ごし、そこで得た成果を次年度に繋げてもらえたらと思います。
児童会サッカー大会を行いました
2月2日(火)~15日(月)まで、放課後の時間を使って児童会主催サッカー大会があり、4~6年生の全6クラス対抗で行われました。試合は、児童会で話し合って決めた方式・ルール・ハンデにしたがって、まず、抽選で2つに分けた3クラスずつの予選リーグを行い、その後、各1位同士、2位同士が対戦する、という形で進めていきました。
気合十分の挨拶とともに、5年1組対4年2組の決勝戦が始まりました。
大接戦となり、3対3の同点のまま、勝負はPK戦にもつれこみました。
6年2組対4年1組の3位決定戦も同時並行で行いました。
優勝は5年1組、準優勝は4年2組、3位は4年1組でサッカー大会は幕を閉じました。力の限り試合に挑んだ選手たちの姿、そして、精一杯声援を送る姿は、どの子もとても素晴らしかったです。予選から全8試合、それぞれの試合、それぞれのクラスにドラマがあり、勝ち負け以上に価値のある大会になりました。卒業の日が近づく6年生にとって、きっと良き思い出として心に残ったことでしょう。
半日参観が行われました
1月20日(水)に、1年生から5年生までの半日参観がおこなわれました。冬らしい寒さの1日でしたが、たくさんの保護者の方々に御参観いただきました。子どもたちもとても張り切った様子で、授業に真剣に向かっていました。子どもたちの頑張りからそれぞれの学年で、この1年の成長を、十分感じていただけたのではないでしょうか。
祈りの日がありました。
今年で阪神淡路大震災が起きてから21年経ちました。そして、震災の年に生まれた世代が成人式を迎える年にもなりました。本校では、毎年、震災の日に合わせて「祈りの日」を設定し、コルベ講堂にて追悼の集会とミサを行っています。
毎年、震災を体験した教員からの話があります。
今年は、藍澤教諭からの話でした。震災が起きた日の様子や見た光景、また、当時の心境について子どもたちに丁寧な説明があり、子どもたちは真剣に話を聞いていました。
その後、神戸市の小学校で震災復興をテーマにして歌われている「しあわせ運べるように」をBGMに、一人ずつ児童全員でキャンドルをコルベ講堂中央にある祭壇へ奉納しました。その時のキャンドルは明るく美しく、命の輝きを表しているようでした。キャンドルを奉納した後は、児童全員で「しあわせ運べるように」を歌いました。その歌声は、天国にいる亡くなった方々に届くように美しく、大きな声で、子どもたちの思いが詰まっているように感じられました。
続いて、追悼ミサがありました。ミサの説教の中で、竹内校長先生から「愛する人の存在は大きな力になり、前へと進むことができる。」「自分以外の人が苦しまないように、神様が大切に思う力を注げる人になってほしい。」というメッセージがありました。
震災を風化させてはいけないということ、当時まだ生まれていなかった児童一人一人の心の中に震災を経験した人々が学び、得たもの伝えていきたいと思います。そして、自分自身の命の尊さと同じように友達や周りにいる人、生きている全ての人の命が大切であるということを忘れず、日々過ごしてほしいと願っています。