2014年
海事学習(3日目)朝
最終日の3日目。天気は快晴で子どもたちも元気一杯です。さて、今日の学習は最後の学習である地引き網です。大漁を期待しますが、海について、自然について多くのことを学びたいと思います。
海事学習(2日目)カッター訓練
午前中は海事学習のメインとなる活動である、カッター訓練を行いました。海にカッターを押し出すことからはじまり、3人一組で協力して櫂(かい)をあやつる方法を学びました。最初は動きをそろえることに苦労しましたが、徐々にコツをつかむとカッターがすごいスピードで進みました。みんなで力を合わせることの素晴らしさを実感し、全員良い表情でがんばることができました。
海事学習(2日目)
海事学習、2日目です。天気は快晴です。子どもたちは少し眠そうな朝のスタートでしたが、朝の集い、朝食、清掃と予定通りプログラムが進み、全員、元気にがんばっています。さぁ今からカッター訓練の準備に入ります。
平成27年度 海事学習(1日目)
5月28日(水)5年生55回生の子どもたちは本日より海事学習に参加します。海事学習では、渋川青年の家で三日間、カッター訓練や地引網などを行います。この三日間の学習が、子どもたちにとって、渋川青年の家の生活の心得である「秩序」「友情」「実践」についてしっかりと学べる場になることを願っています。
12:05に宿舎に到着しました。宿舎前の公園で昼食を食べました。昼食の後、少しリラックスして遊具で遊ぶ時間をとりました。さて、これからいよいよ海事学習の始まりです。気持ちを高めて青年の家に入所します。
15:00から手旗信号の学習を行いました。はじめは慣れない動きに苦労しましたが、徐々に元気なかけ声で力強く旗を振れるようになりました。この後は、夕食、入浴、そして海藻のしおりづくりの学習があります。
聖母祭を行いました
カトリック教会では、5月を『聖母月』としてお祝いします。本校では、イエス様の母であり、私たちのお母様であるマリア様を讃えて祈りを捧げるために「聖母祭」を行います。
はじめに、宗教部の子どもたちによる劇『コルベ神父様の生涯 ~ある夏の日のできごと~』を見ました。コルベ神父様はアウシュビッツ収容所から逃亡した囚人の身代わりとなって餓死刑となられた方で、仁川学院の母体であるコンベンツァル聖フランシスコ修道会の司祭です。目の前に救うべき人があれば、それが『隣人』であり、その人のために自分にできることは何でもしなさいという神様の最も大切な教えである隣人愛を自分の命を捧げるという形で実行された方です。
今回は、日本からポーランドに戻られたコルベ神父様がアウシュビッツで最期を迎える場面を本校教員が脚本にしたものを演じました。短い練習期間ではありましたが、宗教部の子どもたちは朝早く登校したり、昼休みを使ったりして練習を重ね、一生懸命にコルベ神父様の愛を伝えてくれました。
劇を鑑賞した後、無原罪の聖母マリア様の生き方に倣い、この一ヶ月間に各学年で生活目標を立てて実践してきたことを『心の花束』としてゆりの花とともにお捧げしました。子ども達の善の心が集まった『心の花束』と美しいユリの花束に囲まれたマリア像はどこか嬉しそうに見えました。
また、私たちをいつも見守り、恵みを注いでくださるマリア様のために、コルベ神父様も大切にされていた『ロザリオの祈り』を、全校児童で心を合わせて唱えました。最後に、竹内校長先生から、マリア様を心から愛し神様の言葉を実践されたコルベ神父様のお話をお聞きしました。
子どもたちは心をこめて聖歌を歌い、お祈りを捧げました。子どもたちのマリア様を見つめる瞳には、それぞれのお母さんへの気持ちが表れているようにも思えました。コルベ神父様が80年以上も前に長崎で蒔かれた信仰の種は、現在ここ仁川の地で大きく生長しています。