2015年
鑑賞会
10月27日(火)5・6時間目にコルベ講堂で鑑賞会が行われました。演目はNPO法人ローゼンビート楽団の皆さんによる「音楽劇シンデレラ」です。童話「シンデレラ」を講談師と楽器演奏でコミカルかつ軽快なテンポでストーリー展開し、あっという間の1時間でした。講談師の方の表現豊かでおもしろい語り口調が子どもたちの笑いを誘い、ピアノ・ドラム・トランペット・トロンボーン・チューバによるすばらしい演奏の数々に子どもたちの体はリズムに合わせて揺れ、拍手と歓声が会場を包みました。
楽しいひと時を過ごせただけでなく、素敵な芸術に触れることができた満足感がどの子どもの表情にもあふれ有意義な経験となりました。最後に児童会の会長が芸術のすばらしさと感動を心の栄養にして、今後の学校生活を過ごしていきたいと楽団の皆さんに挨拶しました。改めましてローゼンビート楽団の皆さん、楽しくてすばらしい時間をありがとうございました。
2年生 生活科校外学習に行きました。
10月23日(金)2年生が校外学習に行きました。生活科で1学期に学習した「生きものランドをひらこう」の学びを深めるため、伊丹市昆虫館と昆陽池公園を訪れました。
まずは昆虫館。昆虫の赤ちゃんの映像を鑑賞した後、館内をじっくりと見学しました。特に驚いたのはチョウ温室。中に入ると、何種類もののチョウが室内を自由に飛び交っていて、児童の体にとまったり、何と卵を産み付けたりしたのです。気に入って後から何度も再入室する児童もいました。ほかにも、珍しい昆虫が飼育されていたり、昆虫の顔のお面など楽しい展示物もあったりして、あっという間に2時間が過ぎていました。
そして、昆陽池公園でお待ちかねのお弁当をいただきました。野外での食事は楽しさが広がります。食後、鬼ごっこをしたり、池の野鳥を眺めたり、どんぐりを拾ったりと思い思いに過ごした後、全員で大なわとびやゲームを楽しみました。
さわやかな秋晴れの下、1日中自然に親しむことができ、仲間とのふれあいもたっぷりできました。帰路、「また行きたい!」と、児童たちは口々に話していました。
第60回秋の大運動会
10月17日(土)第60回秋の大運動会が開催されました。今年の運動会のスローガンは、『キセキの歴史をきざめ』。このスローガンには、第60回という記念すべき大会を、永く語り継がれるような、記憶に残る大会にしようという想いが込められています。子どもたちは、今日一日、このスローガンを実現するために、競技に演技に、これまでの練習の成果を存分に発揮することができました。
開会式では、児童会副会長による開会宣言、学校長による開会の挨拶、優勝杯返還、児童宣誓が行われました。開会式に臨む子どもたちは、どの子もやる気に満ち溢れた表情をしており、その気持ちに応えるように、迫力ある児童宣誓が行われました。
午前中、競技種目は全校児童による『大玉おくり』、1・2年生による『徒競争』、3・4年生による『走れ!大玉』、5・6年生女子による『棒取り』、1・2年生による『綱引き』、3・4年生による『綱引き』、5・6年生による『綱引き』が行われました。そして演技種目は1・2年生による『ダンス(仁川60周年ダンスメドレー)』、5・6年生による『組体操』が行われました。
また、第60回記念大会特別競技として、保護者の皆様による『綱引き』と、選抜選手による『地区別リレー』が行われました。保護者の皆様による『綱引き』では、たくさんの保護者の皆様にご参加いただき、とても迫力のある大人の綱引きを披露していただきました(ご協力いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。)。また、選抜選手による『地区別リレー』では、各地区(登下校時の最寄り駅で区切られた、全校縦割りのグループ)の選抜選手がリレーを行いました。この競技は、紅白対抗ではないため、子どもたちは自分の地区の仲間達を一生懸命応援していました。
午後から、競技種目は3年生による『徒競争』、4年生による『リレー』、5・6年生男子による『騎馬戦』、1・2年生による『おみこしワッショイ!』、6年生による『リレー』、5年生による『徒競争』、全校代表選手による『紅白対抗リレー』が行われました。そして、演技種目は3・4年生による『ダンス(ソーラン魂)』、保護者参加競技として『玉入れ』が行われました。
紅白対抗戦の結果は、白組の優勝でした。しかし、どの競技、演技種目にも、それぞれのドラマがあり、感動がありました。笑いあり、涙あり、キセキあり!!第60回秋の大運動会は、まさに歴史にきざまれる大会になりました。
そして最後に、この運動会で最も活躍してくれた子どもたちを紹介させていただきます。それは、自分たちの競技中だけでなく、他学年の競技中も声が枯れるまで一生懸命盛り上げ続けてくれた5年生応援団の子どもたちと、係活動で運動会を裏方から支えた6年生です。5年生は応援合戦(エール交換・三三七拍子・応援パフォーマンス)だけでなく、あらゆる場面で運動会を盛り上げてくれました。6年生は最高学年として、誇りと責任を持って、係活動を全うしてくれました。どちらも、後輩たちに立派な背中を魅せてくれたと思います。
6年生社会見学に行きました。
本日、社会科の歴史学習の一環で京都の歴史遺産を見学しました。
6年生は一人も休むことなく全員参加することができました。鹿苑寺(金閣)、京都御苑、慈照寺(銀閣)を巡り、室町時代の庭園の造りや建築様式、文化の特徴を学びました。また、御苑では長年天皇の居所として使用された御所の大きさや周辺に皇族や公家の邸宅があることを確認し、一部の皇族や貴族によって専制的に朝廷の政治が行われていたことを学びました。
金閣では寝殿造や武家造、禅宗仏殿造の建築様式や池泉回遊式庭園の特徴を観察しました。こどもたちは頂に鳳凰が立っていることや釣殿があることなどを発見して、学びを深めていました。
京都御苑への移動中バスの車窓から西陣や花の御所跡の位置関係を確認し、歴史の舞台が密集していたことを学びました。
御苑では、西園寺家や近衛家など明治期以後の政治家を輩出した名家が天皇の側に居住し、政治にかかわり続けていたことや蛤御門、建礼門など聞き覚えのある歴史上の言葉についても学びました。
最後に訪れた銀閣では、東山文化を表す「わび・さび」の精神に触れました。枯山水式の庭園を見学をした児童は「確かに水が波立ってるように見える」などの感想を漏らしていました。また、書院造の代表的建築物である東求堂の大きさを見て思わず「むっちゃ小さいなぁ」と言っている児童もおり、当時の文化を肌で感じている様子でした。
最後に、班で参道沿いの商店街を散策し、思い思いの記念品を購入しました。京都の名物が歴史とも関係していることを学んでもらいたいと思っていたのですが、児童にとっては見学の楽しい思い出だったのかもしれません。
お天気も恵まれ、たいへん充実した一日となりました。
5年生 稲刈り体験に行きました。
6月に実施した田植え体験で子どもたちが植えた稲を刈り取りに出かけました。今回も「東条山田錦の学校」で加東市の農林課の方や、みのり農協の方々、地元の農家の皆さんの御協力を得て2時間ほどの間に、稲刈りをしたり刈り取った稲を干したりと普段できないような体験をさせていただくことができました。
はじめに鎌の持ち方や稲の刈り方などの説明を聞き、5年生全員が一列に並んで刈り取っていきました。農家の方の見本では簡単そうに見えても、実際にやってみると苦労しました。難しかったです。それでも、子どもたちは頑張っていました。こつをつかんだ子どもはどんどんとペースを上げていきました。
昼食は、農家の方が用意してくださった豆ご飯、お漬物、黒豆をいただきました。とても美味しく、ざるいっぱいにあった黒豆はどんどんと子どもたちのお腹に入っていきました。美味しくておかわりをする子もたくさんいましたが、それでも食べきれないくらいの量を用意してくださっていました。
稲刈りの体験後は、芋掘りもさせていただきました。2人1組で協力しながら芋を掘り起こしました。大きなお芋に子どもたちは大興奮!家族の分も、しっかり確保していました。
今回ご準備くださった方々に挨拶をして学校に帰りました。たくさんの善意を受け、心に残る思い出ができた素敵な体験となりました。