2016年
授業体験を行いました
3月5日(土)に、幼稚園の年中さんを向かえて、授業体験を行いました。
1時間目は「磁石」をテーマにした理科の実験授業を行いました。紙の蝶が生きているように空中に浮かんだり、磁石のひきつける力を使っての迷路遊びをしました。子どもたちは実験を通して、目に見えない磁力を体感し、何度も何度も繰り返し確かめていました。持って帰った実験道具で、授業の続きをしてくれたらうれしいです。
2時間目は選択授業、国語と英語でした。絵本の読み聞かせから授業を展開した国語は、物語に登場した「風の音」「波の音」などを子ども達と一緒に考え、表現する学習を行いました。「聞こえる聞こえる波の音」と周りの子ども達が絵本のせりふを言うと、波担当の子どもが元気に「ざっばーん」と自分で考えた表現を紹介している姿がとても素敵でした。
英語は「Do you like」という言葉を使って、進んでコミュニケーションを取ることができるよう授業を展開しました。前に出た子が、渡されたカードを持って元気に「Do you like~」と問いかけると、ほかの子ども達は思い思いに、「Yes!」「No!」と答えていました。「難しいものではなく、楽しいもの。」と考える仁川の英語がそこにあったと思います。
3時間目は音楽・図工・宗教に分かれて授業を行いました。音楽は「リズム遊び」、図工は「虹色の魚」、宗教は「迷子のメーコ」をテーマにした内容で、子ども達が楽しみながら学べる授業を行いました。また説明会では、本校の特色ある教育カリキュラムと今回の授業の狙いを、保護者の皆様にお話させていただきました。
年中の子どもたちにとっては、初めての小学校の教室での授業で、最初は緊張している様子でしたが、どの子も笑顔で楽しんでくれていました。保護者の皆様には、お忙しい中御来校いただきありがとうございました。
4月10日(日)の関西私学展、24日(日)の学校説明会を始め、これからも本校をより知っていただけるよう広報行事を予定しています。保護者の皆様に、本校の教育理念、子ども達の生き生きとした姿を見ていただく機会になるよう願っています。
6年生を送る会を行いました
3月4日金曜日、児童会主催の6年生を送る会を行いました。2時間目から4時間目までの時間を使い、10日に卒業を控えた6年生を全校児童で送り出します。
体育館に集まった子どもたちは、まずはじめに全員参加の紅白クイズを行いました。クイズの内容は6年生に関することで、正解が発表されるたびに体育館は大歓声に包まれました。
クイズで盛り上がったあとは、各学年から6年生へ歌のプレゼントを贈りました。心のこもった歌声はしっかりと6年生の心に響いたようで、真剣に聴き入っている様子でした。サプライズで先生方と在校生全員からの歌もあり、6年生の児童も大喜びで、とても盛り上がりました。
その後、6年生から感謝の言葉と歌をプレゼントしてもらいました。
最後に、6年生からお世話になった先生方へ花束とお手紙が手渡されました。校長先生からもお話をいただき、送る会は終了となりました。6年生の子どもたちには、卒業までの残された日々を大切に過ごしてほしいと思います。
スキー教室(三日目)
2月26日金曜日、いよいよスキー教室最終日を迎えました。最終日の朝は粉雪がふわふわ舞っていました。子どもたちは、軒にできた大きなつららににもびっくりしていました。起床した子どもたちはまだまだ眠そうな目をこすりつつも、しっかりと朝ごはんをいただきました。
最後のスキーレッスンが始まるころには雪がやみ、晴れ渡った青空のもと行うことができました。氷ノ山の頂上まで見渡しながら、子どもたちはこれまでのスキーレッスンの成果を思う存分発揮して、気持ちよくすべることができたようでした。
閉校式ではインストラクターの先生からのお話を聞きました。みんなよく頑張って素晴らしく上達したとほめていただきました。3日前よりも子どもたちは少し自信がついたようで、満足した表情をしていました。
昼食をいただいた後、退所式です。昨年の自然教室では緑の鉢高原を体験させていただき、今回の3日間は雪の鉢高原を体験させていただきました。昨年秋にリニューアルオープンされ、おいしい食事と広くなった部屋や大ホールなど、さらに快適に生活させていただいたグリーンホテルやまなみのスタッフの皆様にお礼を言いました。最後に御主人からプレゼントをいただき、子どもたちはとても嬉しそうでした。
予定より随分早く、無事学校へ帰ってくることができました。学級ごとに終礼をし、お祈りをして3日間のスキー教室を締めくくりました。お迎えに来てくださったお母様の顔を見た子どもたちは一気に安心したようでした。
この2泊3日の間、子どもたちはたくさん注意も受けましたが、そのたびにしっかりと自分たちで考えて行動して次につなげ、よく成長したと思います。57回生の子どもたちも、まもなく5年生に進級します。今回できるようになったことをこれからの学校生活に活かし、下級生の良いお手本となる高学年としてがんばってほしいと願っています。
スキー教室(二日目)
2月25日木曜日、スキー教室2日目を迎えました。今日は午前と午後に分けて丸一日スキーレッスンを行い、スキー技術の向上を目指していきます。
今日一日が実りある時間とできるよう神様にお祈りをして、朝ごはんをしっかりといただきました。
集合写真を撮ったあと、午前のスキーレッスンに向かいます。朝日がとても美しく、午前中のスキーレッスンは快晴の中で行うことができました。鉢伏山の山頂はもちろん、氷ノ山の山頂もくっきり見え、素晴らしい雪山の景色でした。それぞれのグループで練習を重ね、子どもたちは昨日よりも確実にレベルアップした様子を見せてくれていました。
お昼ご飯は子どもたちの大好きなカレーライスです。おかわりにも長蛇の列ができていました。午後のスキーレッスンに向けて、パワーを充電できたようです。
午後の2時間半という長いレッスンの中、途中激しい雪に見舞われ冬の厳しさを経験しましたが、子どもたちにとってはあっという間に過ぎたようでした。
レッスンのあとは子どもたちが心待ちにしていた雪遊びの時間です。そりすべりや、雪の芸術作品作りにとりくみました。子どもたちはスキーの疲れも感じさせないほど、思いっきり楽しんでいました。
晩ご飯はすき焼きです。今日一日体を使って動き回った子どもたちはとてもお腹が減っていたようで、昨日に引き続き温かいお鍋をとてもおいしくいただきました。
3階大ホールでの夜のレクリエーションでは、各班によるかくし芸大会を行いました。クイズやマジック、CMダンス、怖い話、紙芝居など、バリエーション豊富な出し物ばかりで、ホールには子どもたちの大きな笑い声が響き渡りました。その後は気持ちを切り替えてキャンドルサービスです。一人ひとりが自分の持つろうそくを見つめながらこの2日間を振り返りました。
その後、部屋での反省会、リーダー会を終え、予定通りに就寝しました。子どもたち自身が自覚するよりも体は疲れているようで、消灯後すぐに多くの部屋から寝息が聞こえてきました。
明日はいよいよスキー教室最終日を迎えます。最後まで全員が元気に過ごすことができますように。
スキー教室(一日目)
2月24日水曜日、兵庫県養父市ハチ高原での4年生(57回生) のスキー教室が始まりました。ハチ高原は、57回生の子どもたちにとって昨夏自然教室でお世話になった思い出の地。同じ場所でまた新たな素晴らしい冬の思い出を上書きできるよう、元気に今日から26日金曜日までの3日間を過ごしたいと思います。雪不足のため、当初予定していた日程より1ヶ月ほど遅れての実施となりました。暖冬ということで、積雪50cmざら雪というゲレンデの情報ですが、素晴らしい3日間のスキー教室となってほしいと思います。
朝、元気に登校してきた子どもたちは、先生や保護者の皆様のお見送りの中バスに乗り込み、ハチ高原へ向かって出発しました。
バスの中ではクイズやカラオケで盛り上がり、気が付けば周りは真っ白な雪景色になっていて、子どもたちは驚いていました。
無事にグリーンホテルやまなみに到着し、おいしいお昼ご飯をいただきました。外は雪が降っていたため、そのまま食堂で入所式を行い、3日間お世話になるやまなみのスタッフのみなさんにご挨拶をしました。
いよいよ待ちに待ったスキーレッスンの始まりです。昨夜からの雪でいいコンデションのゲレンデになってくれていました。開校式では、これからお世話になるインストラクターの先生方を前に、子どもたちは少し緊張しながらも期待でいっぱいの笑顔を浮かべていました。
終始曇り空でしたが、強い風も雪もなく、それぞれのグループで子どもたちの経験に合わせて練習を行い、充実した時間を過ごすことができました。
夕べの集いでは、教頭先生から明日につながるお話をいただき、子どもたちそれぞれの胸に響いたことと思います。そして、やまなみさん特製の鴨鍋をみんなでいただきました。お友達と一緒につつくお鍋は格別です。
食事のあとは夜のレクリエーションのナイトウォークです。明かりの少ない雪道を並んで歩き、やまなみの方からお話を伺いました。普段学校では絶対にできない貴重な体験ができ、短い時間でしたが子どもたちはとても楽しんでいたようです。
反省会として、今日一日の振り返りを部屋ごとに行いました。そこで出た意見を集めて室長・副室長がリーダー会で報告をしました。
けがも発熱もなく、みんな元気に充実した一日を終えることができました。明日は一日スキーレッスンに明け暮れます。しっかりと休んでエネルギーを蓄えたいと思います。