祈りの日ミサを行いました
1月17日金曜日、19年前の今日、阪神淡路大震災が起こりました。犠牲となった6434人の中には、当時仁川学院小学校2年生だった児童も含まれています。その時の記憶を風化させず、震災の経験があったからこそ今のわたしたちの生活があることを心に留めるため、毎年祈りの日を定め、ミサを行っています。
はじめに、阪神淡路大震災の経験から、東日本大震災のあと積極的にボランティア活動に参加されている先生からお話を聞きました。先生が幼い頃被災したときに出会った学生ボランティアの方の、「困ったときはお互い様」という言葉が心に強く残っていること。その言葉を実践すべく被災地へ足を運んだということ。現地では助けに行ったつもりが住民の方にたくさん助けていただいたことなど、写真を織り交ぜながらの体験談を聞くことができました。
ミサの中で、子どもたちの言葉でつづられる祈りの気持ち。自分達が今こうして当たり前のように生活できていることに感謝の心を持ち、毎日を大切に過ごすことができますようにと願いを込め、全校児童の祈りのお手紙と献灯を神様にお捧げしました。