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祈りの日がありました。

今年で阪神淡路大震災が起きてから21年経ちました。そして、震災の年に生まれた世代が成人式を迎える年にもなりました。本校では、毎年、震災の日に合わせて「祈りの日」を設定し、コルベ講堂にて追悼の集会とミサを行っています。

毎年、震災を体験した教員からの話があります。

今年は、藍澤教諭からの話でした。震災が起きた日の様子や見た光景、また、当時の心境について子どもたちに丁寧な説明があり、子どもたちは真剣に話を聞いていました。

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その後、神戸市の小学校で震災復興をテーマにして歌われている「しあわせ運べるように」をBGMに、一人ずつ児童全員でキャンドルをコルベ講堂中央にある祭壇へ奉納しました。その時のキャンドルは明るく美しく、命の輝きを表しているようでした。キャンドルを奉納した後は、児童全員で「しあわせ運べるように」を歌いました。その歌声は、天国にいる亡くなった方々に届くように美しく、大きな声で、子どもたちの思いが詰まっているように感じられました。

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続いて、追悼ミサがありました。ミサの説教の中で、竹内校長先生から「愛する人の存在は大きな力になり、前へと進むことができる。」「自分以外の人が苦しまないように、神様が大切に思う力を注げる人になってほしい。」というメッセージがありました。

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震災を風化させてはいけないということ、当時まだ生まれていなかった児童一人一人の心の中に震災を経験した人々が学び、得たもの伝えていきたいと思います。そして、自分自身の命の尊さと同じように友達や周りにいる人、生きている全ての人の命が大切であるということを忘れず、日々過ごしてほしいと願っています。

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