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卒業生特別授業「未来予想図」を行いました

11月11日(金)5・6校時、卒業生特別授業「未来予想図」を行いました。今回は4・5年生が対象でした。

本校の卒業生をお招きして、職業・仕事観についてご講演やワークショップをしていただきました。この学習は、子どもたちに社会や職業への関心・希望をもってもらうことをねらいとしています。4年生にとっては、初めての体験だったので、期待を膨らませて、待ち望んでいたことと思います。それぞれの活動については次のとおりです。

 

4年1組「弁護士ってどんな仕事?」第25回生 福岡真之介さん(弁護士)

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子どもたちにとっての弁護士のイメージの多くはテレビドラマやニュースで出てくる刑事事件を担当する弁護士ですが、実際には他にも多くの仕事があるということを知りました。まだ学校の授業で法律等を学んでいない子どもたちが興味を持てるようなクイズをしてくださいました。「弁護士が犯罪者など悪い人を弁護するのはなぜか」「レジで会計をした時におつりが間違って多く渡され、気付いたのに黙って家に帰ることは犯罪になるのか」「拾った捨て猫を家でお母さんに『戻してきなさい』と言われて戻すことは犯罪になるのか」など、どれも面白く興味の持てる内容で子どもたちは楽しみながら学びました。

その後、法律の仕組みや憲法について学び、最後には自分たちでオリジナルの法律を作りました。ユーモアあふれる法律、よく考えられた法律、様々な法律についてその場で審議し、とても盛り上がりました。福岡先生の終始穏やかな笑顔と丁寧な説明に感謝致します。今までにあまり知らなかった世界に興味を持てる良い機会となりました。

4年2組「心臓血管外科」第34回生 政田 健太さん(医師)

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4年生にとって、初めての未来予想図。将来の夢を広げる素敵な時間を過ごしました。今回は医師の政田先生をお招きして、お話を伺いました。子どもたちの中には医者を目指している子も多く、興味深く話を聞いていました。医者になるには、大学を6年間通わないといけない、試験も多い、卒業後は研修医として働き、時には2時間しか睡眠がとれないときもある・・過酷なお話でしたが、最後には「大変だけど、やりがいのある仕事ですよ」と晴れやかな表情で語っておられました。患者の命を預かる大切なお仕事だからこそ、やりがいを感じ、仕事に誇りを持っておられるのだと思いました。

また、先生が専門でされている心臓についてのお話も伺いました。心臓の仕組みや役割、そして病気についても教わりました。今回は病気の中で「大動脈弁狭窄症」を取り上げ、手術方法を動画で見せていただきました。最後には手術で使用される人工弁や心臓の模型を見せていただいたり、手術の際行う縫合の一例を教えていただいたりしました。盛りだくさんの内容であっという間の2時間。子どもたちの『仕事』に対する視野を広げる、貴重な時間となりました。

5年1組「家具修理ってどんな仕事?」第19回生 西村英樹さん(家具修理士)

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5年1組の未来予想図に来てくださったのは19回生の西村英樹先生です。西村先生は家具の修理のお仕事をされています。子どもたちにとっては家具の修理ということ自体、家庭でもなかなか経験することがありません。西村先生が実際にテーブルの塗装をし直したり、足の折れた椅子を修理したりしている写真を見て、こんなにもきれいに直るのだと驚いていました。最近は壊れたら新しく買い替えることが多い世の中で、どんな人が家具を修理しているのか、どんな家具が修理されてまで使われているのかなど、修理の先にある人々の思いについてもお話をしていただきました。子どもたちは家具を大事にする気持ちが強まったと思います。後半は、木工パズル作成をして実際に木を削る磨くという体験をしました。こちらも子どもたちはとても喜んでいました。

 

5年2組「経営コンサルトってどんな仕事なんだろう ~そして海の出会いと沖縄移住~」第25回生 吉田明正さん(株式会社ココロザシ代表取締役)

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5年生になって2回目となる未来予想図の授業は、25回生で株式会社ココロザシ代表取締役をされている吉田明正さんによるものでした。前半は会社の組みを病気に喩えて説明されました。また、携わった企業のロゴマークを紹介され、知っているロゴマークを見て、子どもたちは喜んでいました。後半はスキューバダイビングの器材を教室に持ち込まれ、それらの説明をして頂きました。そして病気になった自分が、スキューバダイビングとの出会いで健康を取り戻したことも教えて頂きました。授業の結びに、「健康が一番。」、「やらされているだけでは駄目。自分からどうやって楽しもうかと思って下さい。」そして「可能性は一つじゃない。」という含蓄のある言葉を子どもたちに贈られ、授業は終了しました。

 

 

 

 

 

 

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