感謝月間ミサを行いました
11月は「感謝月間」です。カトリック教会では「死者の月」とも言われ、身内を始めとして亡くなられたすべての方を思い起こし感謝の気持ちを新たにして、わたしたちの生活を振り返る月です。小学校では、朝礼の時間と1校時を使って感謝月間ミサを行いました。
神父様である校長先生から、『わたしたちのために命をお捧げになったイエス様だけではなく、自分たちの周りをよく見て、当たり前と思っていることの中にたくさん感謝しなければならないことがあることに気付ける人になってください。』とのメッセージをいただきました。
続いて、各学年の代表者によって家族や学校、地域で働く人々への感謝の気持ちが神様への祈り(共同祈願文)として読み上げられ、その後で「主よ、わたしたちの祈りを聞き入れてください。」と全員で心と声を合わせて唱えました。
次に、宗教部の子ども達が、イエス様の体と血を表すパンとブドウ酒や、ロウソク、お花などを祭壇にお供えしました。神様から受けたお恵みに感謝しながら感謝月間ミサを終えました。
今秋は巨大な台風の影響でフィリピンでも多くの人々が甚大な被害を被りました。また、東日本大震災による被害からの復興も、まだ先の見えない状況です。わたしたちは、このような大きな災害が起こるたびに、普通の生活ができていることがどれだけ恵まれていることかを実感していますが、普段の生活の中に神様からのお恵みがたくさんあることに気付くことができるような生活を送りたいものです。