野上日記

2014年11月

くりかえされる出会い

こんにちは、Y館長です。
 
もうしばらく前のことになりますが、記念館に遠来のお客さまをお迎えしました。
 
Kさんとおっしゃるご婦人とその娘さん。わざわざ横浜から来てくださった・・・
 
お聞きをすれば、いまは素敵なお嬢さんに成長された娘さんが小学生の頃、ここ野上にお住いで、娘さんは藤飯治平先生の奥さん(月美さん)に絵を習われたいたのだとか。
 
以前も書いたことがありますが、おんな先生と呼ばれていた月美奥さんが小学生を、おとこ先生(藤飯治平先生)がそれ以上の生徒さんのレッスンを、いまは記念館となったこの野上の自宅でされていました。
 
お二人からは、その頃の楽しい思い出話をたくさん聞かせていただくとともに、懐かしいこの場所が記念館となったことを喜んでくださいました。
 
こういう様々な方々との出会いが館長冥利に尽きるひととき、感謝とともにお見送りし帰路のご無事とまたいつかの再開をお祈りしました・・・
 
 
さて、ちょっと遅くなりましたがサロン(展示室)でご覧いただける作品の展示替えを行いました。
 
このたびは3号、4号といった可愛いサイズの作品を中心に展示しています。
 
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迫力という点では大画面に譲りますが、そんな大作とはまた一味違った藤飯治平先生の「小粋な」世界を感じていただけるのではないでしょうか・・・
 
 
11月もあと数日を残すのみ・・・
 
30日の日曜日から、イエス様のご降誕を祝うための待降節とともにカトリック教会の新しい一年が始まります。
 
今朝、学院の中庭からコルベ講堂を見上げると、そこには恒例の大きなおおきなクリスマスリースが掲げられていました。
 
ここ野上でも、すっかりお祝いの用意が整いました。
 
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前回ご紹介したクリスマスリースも・・・
 
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準備中

こんにちは、Y館長です。
 
カレンダーも11月の半ばを過ぎ、師走もすぐそこ・・・
 
カトリックの暦ではもう間もなく待降節(アドベント)の第一主日を迎え、新しい一年が始まります。
 
カトリック信者でなくとも、子どもたちにとってクリスマスは待ち遠しいもの・・・
 
最近では、おもちゃ屋さんの店先にアドベントカレンダー(待降節の始まりからイエス様のご降誕=クリスマスまでの日を数えるためのカレンダーで、24の小部屋を持つハウス型だったりツリー型だったりするもの)も普通に見掛けるようになりました・・・
 
毎日、わくわくしながら小部屋の扉を開ける子どもの眼差しを想像して、つい微笑ましくなる・・・というよりYも童心に帰ってそんな扉を開けたい気分に・・・
 
と書いていると、FMからはシューベルトの「アヴェ・マリア」が流れてきました・・・
 
そしてここ野上では、学院のT職員が丹精込めて作ってくれたクリスマス・リースを今年も飾るべく、A職員が準備に取り組んでくれています。
 
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もうちょっと色華やかにということで、庭の「ヒヨドリジョウゴ」の実をたくさん散らします。
 
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「ヒヨドリジョウゴ」はナス科の蔓植物ですが、記念館のゴーヤ簾用の網一面に赤い実を散りばめています。
 
実は苦く有毒だそうですが、ヒヨドリは平気で啄むのだとか・・・
 
記念館ではまだ実際に小鳥が啄んでいる光景は目にしたことがないのですが、ヒヨドリと思しき鳥は以前からチラホラ見かけます。
 
で、出来上がりました!
 
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記念館の白壁を彩る日が待ち遠しい・・・・


「たからづか」といっしょ・・・

こんにちは、Y館長です。
 
先日のことですが、宝塚市を中心として発行されているコミュニティー誌「ウィズたからづか」から取材をいただきました!
 
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当日は、編集長のTさん、ライターのHさん、それとご紹介の労をお取りいただいたIさん(仁川学院小の元教員で、仁川学院小時代の藤飯治平先生を直接ご存知です)にご来館いただき、記念館開館に至る経緯やこれからの抱負などをお話させていただきました。
 
Iさんからは、仁川学院小時代の藤飯先生の様子をお伺いしたり、Yにとっても実りの多い時間を楽しく過ごさせていただきました。
 
そうそう、Iさんは仁川学院のI教諭の奥さんで、そのI教諭は藤飯治平先生の後任として仁川学院に着任、Iさんと知り合うきっかけとなりました。
 
いうなれば藤飯治平先生がおふたりのキューピッド役を担われたわけで、ここにも藤飯先生を取り巻く縁(えにし)の一端が・・・
 
Y自身は藤飯治平先生と直接の面識はないのですが、これまで、先生を取り巻く様々な方々から多くのお話を伺ってきて、いまではほんまに旧知であるかのごとく懐かしい感覚で、あれこれお話をさせていただくことができます。
 
こんなご縁の輪がつながりながら、もっと多くの方々に「藤飯治平の仕事」の魅力を感じていただけたらと、そして、このたびの「ウィズたからづか」さんの取材を機にまた新たな輪が生まれることを願いつつ、ご訪問くださったT編集長やHさん、Iさん皆さんに感謝をしています。
 
拙いYのお喋りにお付き合いいただいた数時間、まことに恐縮でした!
 
予定では来年始めの掲載とお聞きをしました。そのときはまた大々的にご紹介させていただきます!
 
 
学校では二学期も残すところ一ヶ月、先週は仁川学院中学校の修学旅行も無事に終えたようで、仁川学院高校のイタリア研修旅行も間近になりました。
 
今朝の予報では明後日あたりから身をすくめる寒波とか・・・そろそろコートを引っぱり出さなくては・・・・
 
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