藤飯教室
自宅に併設されたアトリエは生前のままに保存されており、次の作品展に向けて最期まで絵を描き続けた藤飯治平画伯の姿を感じることができます。
藤飯画伯は阪神間の学校で図工・美術を教え、文化教室などで絵画の指導もされていました。教育大学の教授として次代を担う教育者の育成にも力を注いでこられました。また、美術だけでなく音楽にも造詣が深かったようで、音楽家の友人も多く、ご自身もバイオリンを楽しまれていました。
そんな藤飯画伯の思いに添うため、数々の名作が育まれたこの創作の空間を生かして、絵画・写真をはじめとしたアート教室の開講や小さなコンサートなども企画しています。芸術をもっと身近に楽しみながら学んでいただける、ふれあいの場となることを願っています。