野上日記

舞妓と国境と・・・

こんにちは、Y館長です。
 
先日、いまや無精者の一線を越えて、一時は流行語となった「カウチポテト族」と云ってもいいような生活スタイルのYには珍しく、ミナミの映画館で封切り間もない映画を観ました。
 
「舞妓はレディ」
 
無題
※公式サイトより
 
周防正行がメガホンをとった、「マイ・フェア・レディもの」の和製ミュージカル。
 
オーディションで主役に抜擢された上白石萌音、前評判通りの好演で、というより彼女という個性なくしては成り立たないのではとさえ思えるほど、ハマりにハマったキャスティングの妙・・・・
 
特にミュージカルといったスタイルに拘る必要のない歌あり踊りありの「娯楽映画」の一級品、満足して映画館を後にしました。
 
 
さて、今日は遠い他国のことではありますがスコットランドの独立を巡っての住民投票の開票日・・・
 
PCの画面上には、BBCの速報ライブの画像が流れていますが、今現在(11時12分)32の自治体のうち4自治体の開票を終えていて、独立賛成票が42%ととか・・・・
 
ここ数日来、マスメディアではその行方と結果が及ぼすであろう様々な影響を喧々と伝えていますが、さて如何相成りますか・・・
 
ニュースを伝えるBBCキャスターの深刻な表情を見ながら、ミーハーというより野次馬気分のYには、昔読んだ井上ひさしの大部の小説を思い出します。
 
「吉里吉里人」がそれですが、東北の小さな村が突如、日本から独立をするという荒唐無稽なシチュエーションを独自の視点で描いた長編小説。雑誌連載後に単行本として上梓された際は、小さな活字で二段組、厚さは優に5センチは超えるという体裁にびっくりした記憶があります。
 
とまれ、新たな国境の出来る出来ないという騒動の向こうに窺う「国境のない世界」とは、どのようなものでしょうか・・・
 
 
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「フランシスコの平和の祈り」の由来となったアッシジの聖フランシスコ・・・あと二ヶ月もすれば、今年も高校二年生がアッシジへの研修旅行へと旅立ちます。
 
いま進めているネガフィルムの整理ですが、藤飯治平先生の訪れたアッシジ・・・
 
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アッシジとそこに暮らす人々への眼差し・・・Yは藤飯先生の写真を眺めながら、ふとユトリロ、アッジェを想う・・・