野上日記

目指せ、記念館!

こんにちは、Y館長です。
 

先週、藤飯治平先生が亡くなる直前まで絵を習っておられたKさんとおっしゃる女性が、お友達とふたりで記念館を訪ねてくださいました。
 

例によってあれこれ藤飯先生や奥様にまつわる愉しいお話を伺わせていただいたのですが、ちょうどアトリエで、藤飯先生の写生帳の整理を始めていたときで、そこに残された取材の足跡の一部ををしばしご覧頂いたのですが、たいへん喜んでいただきました。
 
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Yからして、そこに素顔の藤飯治平を間近に見る思いがするのですから、深い縁のあったお弟子さんからすれば、一入の事と想像できます。
 

しっかり整理をして、できるだけ早い機会にご覧いただける体制を調えたいと思います。
 

お話をしていて感じたことがもう一つ。

 
基本的に、一対一の個人レッスンで習っておられたとのことで、それぞれのお弟子さん同士の交流というか、どんなひとが何人ぐらい習っておられたのか、そのあたりのことがなかなかはっきりしません。
 

Kさんはいまでも絵を続けておられるご様子で、この記念館を足掛かりにして、そんなお弟子さんが一同に会する同窓会的にお話を聞かせていただいたり、絵を続けられている方々には、この記念館で共同展のような試みができればという思いを強く持たせていただきました。

 
そんなネットワークが拡げられるよう、様々な情報をお知らせいただければありがたいですね。
 
 

そんなわけで時候もよくなったこの頃、ぜひお気軽にお立ち寄りいただきたいのですが、初めて記念館をお訪ねいただく方には、ちょっと道がわかりにくかったりするかも・・・(Yの知人であるMさんが訪ねてくれた際には、あの真夏の猛暑日の中、道を間違って三十分間も漂流したあげくヘロヘロになって辿り着いたということもありましたので)
 
そこで、今回は懇切丁寧な道案内! さぁ、逆瀬川駅からスタートです。
 
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改札から西出口へと向かいます。
 
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川の向こうに見える宝塚病院を目指します。
 
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宝塚病院前交差点(信号あり)をまっすぐ坂の方に向かって進みます。

 
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この先しばらく・・・坂、キツイです!
足元をしっかり見つめて、この先どこまで?なんてことを考えずに・・・歩きましょう!

 
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さあ、ここまでくればちょっと勾配は緩やかになって、目的地はすぐそこ・・・・ではなくて実はこれからだったりしますが、めげない、めげない・・・

 
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両サイドには様々に個性的な、意を尽くした家構えが並んでいます。それらを鑑賞しながら気を紛らわせていると、あっという間に・・到着するわけではないですが、多少は短く感じられるかも。
ただし、行き交う車にはじゅうぶんご注意ください。

 
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初めての道は遠くても、二度、三度となると案外近く感じられたりするもの。
この路肩にはみ出した立ち木をしっかり覚えて既視感(デジャブ感)を養っておきましょう、ちょっとは近く感じられるかも(?!)

 
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ここを過ぎれば、道路の右側に小さくちいさく(!)、目的の記念館が見えてきます!
そう、あとはほんの少しです。

 
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実はこの坂道、阪急バスの路線バスが運行しています。ただ、逆瀬川駅から記念館を通りすぎて300メートル先までひとつも停留所がありません! 
それでもこの坂道を登るよりは降ったほうが楽は楽でしょうか。その場合は逆瀬川駅バスターミナルから「光が丘北」行き(野上三丁目経由)にご乗車いただき、最初の停留所「野上三丁目」で下車、バス道にそって戻ってください。バス料金は210円です。
 
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ふぅ、着きました!お疲れ様でした! どうぞ、館内でゆっくり疲れを癒してご鑑賞ください。

 
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館内では、今日の一輪も貴方をお待ちしております。
 

※逆瀬川駅からタクシーをご利用頂く場合は、行き先を「野上四丁目、宝会館入り口角の藤飯記念館」とお伝えいただければ大抵わかっていただけます。ワンメーターです。