野上日記
旅・・・ジャーニー・・・
こんにちは、Y館長です。
今週頭に、藤飯治平先生が長く所属されていた宝塚ロータリークラブの例会にお招きいただき、仁川学院藤飯治平記念館開館に至る経緯をお話させていただくとともに今後のご鞭撻をお願いさせていただくことができました。
会員の皆さまにはたいへんご親切に迎えていただき、これからの記念館運営に向けて大いに励まされました。会長様はじめお世話くださったすべての皆さまに感謝申し上げます。
さて、今日未明というか昨日深夜というか、冬季五輪のソチ大会も開幕しましたが、いやぁ、今朝は冷たい!
ここ野上でも、屋根屋根の連なりにはうっすらと雪化粧が・・・
大学入試もたけなわですが、受験生には、新しい「旅立ち」の、その一歩の大切な節目のとき、大過なく終えることを祈っています。
それにしても「旅」っていい言葉ですね。
旅・・・旅行・・・
こう並べてみるとそれぞれにニュアンスは違うようで、旅行に比べて旅のほうはもっと茫漠として、なにやらこちらのほうがミステリアスで深い・・・そんな気がします。
西欧の言葉では、トラベルが旅行で、旅はジャーニーでしょうか。
グレート・ジャーニーなんぞという壮大なイメージには、もう先見えたYでさえ、ちょっとは心ときめかすことができます・・・
藤飯治平先生も、多くの旅をされました。
画家としての道程そのものが「大いなる旅」だったことでしょう。
また、毎年のごとくに重ねられた多くの取材旅行も、目的地を主語に据えれば「旅行」=「トラベル」でしょうが、それぞれを先生の人生のマイルストーンと考えれば、連綿と続くグレート・ジャニーの一部・・・
記念館には、そんな先生の「旅」の証しが大切に残されています。
そう、写生帖、スケッチブックです。
これをぜひ多くの方々に観ていただきたいものと整理を進めているのですが、さてどんな方法が相応しいのか、経年で傷みが激しかったり、鉛筆、パステル、水彩が混在していることも厄介で、もう少しお時間をいただいてと考えています。
そんなことに思いを巡らせながら、思いつきでこんなものを作ってみました。
先生の写生帖のミニチュア!
もう一冊
なかなかの出来栄えと自画自賛をしながら、記念館グッズとして売れるかなぁ、なぞと取らぬ何とかの皮算用・・・さて、えぇ算盤が弾けますかどうか。
というところでまた来週!