野上日記

ソチ五輪雑感

こんにちは、Y館長です。
 
今朝、通勤の途上、阪急梅田駅前の交差点で新聞の号外が配られていました。
 
DSCF4699[1]
 
Yも出掛けに朝のニュースで知ったのですが、フィギュア男子の羽生選手が金メダルに輝いたとのこと。
 
これで、日本のメダルは四つ目(ですよね?)、そのうち三つは十代の若人によってもたらされたもの・・・
 
試合後の感想にも各選手それぞれの個性と若い感性が溢れていると同時に、五輪という目標が自分の人生にどのように関わりそこから何を得、そしてつぎの目標にどのようにつなげていくのか、そこからは借り物ではない自分の意志を明確に持っている姿が浮き彫りにされていて、TVで観ているYにも頼もしく爽やかに感じることができました。
 
もちろん彼らは仁川学院の生徒ではないのですが、同世代の教育にいささかでも関わっている身には“励まされる”こと多かりき・・五輪かな・・・
 
 
冷たい日が続いていますが、ここ野上では昨日の雪もすっかり解けて、それでも空はどんより冬曇り、ときおり突風が庭の木々を震わせています。
 
 
今回の五輪はロシアのソチで行われているのですが、藤飯治平先生は‘67のパリ留学時代に旧ソ連へも取材旅行をされています。
 
まだ全部の整理が終わっていないのですが目についた‘67年9月の年号が記された写生帖。
 
DSCF4702[1]
 
内にはおもにオーストリア、スイスでの風景が鉛筆でスケッチされているのですが、残念ながらロシアの風景を見つけることはできませんでした。
 
そのかわり、写生帖の裏表紙には「さなえちゃん」ではなく、こんなイタズラ書き様の書き込みが・・・
 
DSCF4700[1]
 
ロシア語でサインの練習・・・かなっ?

 
ソチ五輪といえばもうひとつ。
 
数日前の休日、TVで五輪中継を眺めていました。
 
競技は女子アルペンのスーパー複合。残念ながら日本からのエントリー選手はいないので、TV的にはさして評判になる競技でもなかったのでしょうが、その放送を観ていてビックリ・・・
 
何がって、「ありゃ、ユーミンが解説してる!」
 
と錯覚するぐらい、解説を担当されている方(あとで調べると川端絵美さんとおっしゃるそうです)の声質といい口調といい、間といい、間投詞感嘆詞形容詞の使い方に至るまで、ほんま、往年のユーミンのDJを彷彿とさせるのです。
 
二十年近く前、ちょっと理由があって土曜日の遅い昼下がりに車を運転することが多く、そのときに流れてくるのがユーミンのDJ番組・・・
 
ファンというような入れ込んだ聴き手ではなく(Yはユーミン派というよりはみゆき派で・・)ただカーラジオから流れる声を聞き流していたに過ぎないのですが、それでもユーミンの声には聴いているだけでどこかこころの琴線を癒やされるというかほぐされるというか、そんな感じがして、ついついダイヤルを合わせてしまうんですね。
 

そんな時代のユーミンが蘇ってきたようで、いやぁ、びっくりして、その後女子滑降でも解説をされていて、その理知的な内容も心地よく、競技ではなく解説を聞くために五輪中継を見るという新しい経験を樂しんでいます。
 
実は今日の午後も女子スーパー大回転が川端さんの解説で放送される予定と知ったので、しっかり録画予約をして出勤するYでありました・・・
 
DSCF4697[1]
 
節分が終わり五輪が終わると、もう雛祭り。別れと出会いの春もすぐそこです。
 
DSCF4698[1]