野上日記

まぁ、せんせ! おひさしぶり・・・

こんにちは、Y館長です。
 
ここ野上まで来館くださる方々は、やはり藤飯治平先生と生前何某かのご交流をお持ちだった方が多い・・・
 
自宅で教えたお弟子さんであったり、教鞭を取った学校の同僚あるいは教え子、個展会場で知り合われた方、親類縁者の方等々・・・
 
今年度に入ってからも、そのような方々をお迎えする機会がありました。
 
藤飯治平先生の園田学院時代に同僚であったM先生の奥様と当時の教え子であったMさんと二度目の来館になるHさん、自宅で絵を習っておられた宝塚市小林のMさん、同じく仁川高台のSさん、ギャラリープチフォルムで出会いを持たれた生瀬高台のDさん・・・
と、ここまで書いていたら、本日も園田学院でご一緒だったH先生が訪ねてくださいました。
 
それぞれに藤飯治平先生や、あるいは月美奥さんのことも含めて、懐かしく興味深いお話を伺うことができ、そのたびに「藤飯治平」がより親しいそして近しい存在に思えてきます。
 
 
来館いただくと、先ずは先生の居宅をリフォームしたサロン(展示室)をご覧いただき、その後、アトリエをご案内しています。
 
サロンとは玄関を挟んで別棟となっているのですが、そのアトリエの扉を開けて中を見ていただいた瞬間、多くのお客様がおっしゃる言葉があります・・・
 
 
「まぁ、せんせ! おひさしぶり」
 
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アトリエの扉を開けた正面には、お別れの会を機に制作されたB0版の大きな写真パネルがイーゼルに飾られていて、まるで先生自身が訪問者を迎えるよう・・・
 
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とくに、このアトリエで習っておられたお弟子さんには、そこに生前の先生が座っている!と思わず感極まる場面もたびたび・・・
 
 
「あなたの藤飯治平」は今日も、五月晴れの清々しい陽光のもとで、懐かしい皆さんをお待ちしています。ぜひ、お出かけの上、思い思いのこころの語り合いを・・・
 
 
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