学校行事
9月19日(土)運動会が実施されました。
新型コロナウイルスの影響により、本年度はこれまでのほとんどの行事が中止となってきました。しかし、この運動会は感染対策を十分に行いながら実施しようという方針で準備をしてきました。
生徒、保護者の方の座席の間隔をあけ、競技中以外はマスクを着用、バトンなど用具を共有する際は軍手を着用しました。また、従来のように入退門で1度招集をしてからの入場ではなく、生徒席から直接トラック内に集合するようにして、密になる時間を減らしました。そして、残念ではありますが準備期間のかかる応援合戦やリズムダンスなどの種目を減らして、午前中のみの実施としました。
天候も心配されていましたが、昨日の雨の影響により開始が30分遅れただけで、気持ちの良い快晴のなかでの開催となりました。
開会式で校長先生からは、「目に見えないコロナウイルスによっていろいろな制限を受けていますが、今日は運動会では目に見える形で見ている人たちに一生懸命に競技する姿を見せて感動を与えられるようにしてください。」という言葉とともに、令和2年度の運動会が開幕しました。
生徒たちはそれぞれの競技・演技に全力で取り組んでいました。たくさんの声援や拍手のおかげで、予行演習よりも生き生きした表情で、力を発揮していました。
成績発表の結果、総合優勝はA班でした。優勝班には父母の会から賞品目録が手渡され、後日A班全員に記念品が渡されます。
例年であれば、野外活動や仁川の森などの1年生から3年生までの縦割り班で行う行事が1学期から行われ、その中で3年生は試行錯誤しながらリーダーシップを発揮できるようになってきます。この運動会も縦割りでの班分けで、競技はすべて班ごとに競われますが、今年度初めての縦割りの行事ということで、なかなか思うようにいかないと感じているようでした。しかし、このコロナ禍でできないことも多く、せっかくできた運動会を成功させようと必死に取り組んでいる姿が印象的でした。例年よりも、短縮されての実施となりましたが、生徒たちの表情からは達成感が感じられました。これからも一つ一つの目標に向かって、お互いに力を合わせながら成長していってほしいと思います。