学校行事
仁川学院中学校に入学して3日め。1年生は、早速、2泊3日のオリエンテーションに出発です。
まずは、丹波焼きで名高い立杭で、陶芸に挑戦。最初は、プロの技を拝見。あまりの見事な熟練の技に、思わず感嘆の声が。ところが、いざ自分たちが作り始めると、これがなかなか難しい……。でも、アドバイスをもらいながら丁寧に作成するうちに、思い思いの作品ができあがりました。後日、焼き上がった陶器が学校に届きます。
午後には、3日間お世話になる宿舎・アルパインローズビレッジへ。中学生としてどうあるべきかを学びます。入学式同様、この篠山の桜も美しいピンク色で、みんなを迎えてくれました。
教務部オリエンテーション。小学校とは違い、定期考査のある中学校。毎日、学習を続けないといけません。また、仁川学院中学校では各授業の最初はめいもくから始まります。学習は、心の準備から。そして、生徒部オリエンテーションでは、楽しく学院生活を送るために必要なことは3つであると教わりました。1.他者を大切にする。2.ルールを守る。3.なんでも本気で取り組む。1年生の眼差しは真剣そのもの。
学年活動として、アイスブレイクが行われました。クラスの壁を越えての仲間作り。お互いの名前を知るゲームに挑戦。そして、5人グループで意見を出し合いながら、課題解決に取り組みました。
つかの間の休息。夕食はボリュームたっぷりのミンチカツ。ご飯と味噌汁の準備、そして食べ終わった後の食器の後片付けは、みんなで協力して行います。これも集団生活の大事な学び。
夜は、校長先生のお話。まずは、校長先生の奏でるギターから。
「人とはナニモノか?」がテーマでした。これから、仲間とけんかをしたり、友だちを嫌いになったりすることもある。でも、だれの中にも“善”がある。それを見失わなければ、この学年は、きっと素晴らしい仲間たちの集団になる、とのおことばをいただきました。
最後の全体終礼では、今日1日の振り返りをしました。中学生になりたての生徒たちにとって、さすがに朝から夜までのメニューはハードだったようです。それでも、集団の中で自分たちが何をすべきか、考えて行動ができるようになり始めています。
1日目は、けが人もなく全員元気に過ごせました。明日も、教科オリエンテーション、ハイキング、キャンドルサービスなど、「真の仁川学院中学生」になるためのプログラムが目白押しです。