学校行事
10月23日(土)、中学校の運動会が実施されました。
コロナ禍で2度目の運動会となりました。昨年に引き続いてコロナウイルスの影響で、本年度も様々な行事が中止となってきました。しかし、緊急事態宣言もあけてこの運動会は感染対策を十分に行いながら実施することとなしました。この行事も1年生から3年生までの縦割りでの班分けで、競技はすべて班ごとに競われました。
生徒、保護者の方の座席の間隔をあけ、競技中以外はマスクを着用、バトンなど用具を共有する際は軍手を着用しました。そして、残念ではありますが準備期間のかかる応援合戦やリズムダンスなどの種目を減らして、午前中のみの実施としました。
熱中症予防の観点から、例年より1か月遅い開催で早朝は少し肌寒い気温でしたが、日中は気持ちの良い快晴のなかで競技を行うことができました。
開会式で校長先生からは、「運動会は競技の勝ち負けよりも、班全体が協力する・力を合わせることが大切なことです」という言葉とともに、令和3年度の運動会が開幕しました。
本校の運動会は、学年・クラスを越えてA~C班の3つの縦割り班を作って得点を競い合います。3年生の男女2人の班長が中心となり、班員で協力し合いながら優勝を目指しました。
一人ひとりが最後まで力を振り絞り、班の勝利のために全力を尽くしている姿は凜々しく、仲間を応援する姿は心地よいものでした。
リレーなどで転倒したりバトンを落としたりして大差がついても、他の班の生徒たちが応援している様子は私たちを清々しい気持ちにさせてくれました。
競技の結果、総合順位は以下のようになりました。
優勝 B班 2位 C班 3位 A班
優勝班の班長に表彰状と優勝カップが手渡され、父母の会から後日B班全員に記念品が渡されます。
今年の運動会は大接戦で、高得点種目の綱引きでは3チームの対戦成績が並び、また全チームが2勝2敗と並びました。最後の最後まで結果がわからず、どの競技も真剣勝負が続き、白熱した展開でした。
コロナ禍でできないことも多く、せっかくできた運動会を成功させようと必死に取り組んでいる姿が印象的でした。一人ひとりの思い出に残る本当にいい運動会になったのではないかと思います。この運動会で感じた勝つことの喜びだけでなく、協力することの喜びを大切にして、今後の学院生活に繋げていってほしいと思います。