学校行事
平成28年4月10日(日) 、高校1年生による2泊3日の新入生オリエンテーションが始まりました。
新入生オリエンテーションでは、高校生となるうえで大切な様々の話を聞き、また貴重な体験をすることになります。生徒たちは、1日目~2日目午前は琵琶湖グランドホテル、2日目午後~3日目は延暦寺会館で過ごします。
8時からHRをした後、生徒たちはバスに乗り込み、まずは琵琶湖グランドホテルを目指します。
グランドホテル到着! そのまま部屋に移動し、入所式を行いました。
入所式では、ホテルの支配人の方から歓迎の挨拶を、団長の田中教頭からは激励のお話をいただきました。生徒たちはまっすぐ起立したまま、しっかりと緊張感を持って聞いていました。
その後、全員で学院歌を大きな声で斉唱し、オリエンテーションのプログラムがスタートしました。
まず最初に、生徒部と教務部から、学校のルールや決まりごとについてお話がありました。
生徒部長中尾先生からは、ただ漠然と頑張るのではなく、目標をしっかり定めることの大切さについての話がありました。また隣同士で自分が頑張りたいことを発表し合い、話を聞きながら相手のいいところを見つけて褒め合うというワークショップを行いました。
先生方の目を見ながら話を真剣に聞いていたり、お互いに話し合うときは恥ずかしそうにしながらも楽しそうに笑っていたりと、メリハリがしっかりできており、高校生としての自覚が芽生えてきているなと感じられました。
昼食後は、クラスごとに分かれてホームルームを行いました。自己紹介や、委員を決めたり、担任の先生からは、どんなクラスにしていきたいかの話があるなど、各クラスそれぞれの方法で団結を図っていました。
HRの次は教科オリエンテーションへ進みました。国数英理社の5教科と、体育、美術、音楽、家庭、宗教の副教科を担当する先生方から、教科や授業についての話や、どのように勉強していくべきか、目標設定をどうすべきかなど、中学生とは違う、高校生としての学習方法やポイントなどを聞きました。
1年後には文理選択もあります。高校生となった今、これからは自分で選択し、決断し、行動していかなければなりません。そのための手掛かりとして、このオリエンテーションで学んだ内容をこれからの高校生活に役立ててほしいと思います。
入浴、夕食後は、各クラスに分かれてHRを行い、自己紹介の続きや委員決め、またクラスによってはイタリア研修旅行にちなんだ伝言ゲームなどのレクリエーションをして親睦を深めました。どのクラスからも話し合う声や笑い声が聞こえ、クラスメイト同士や担任との距離も一気に縮まりました。
1日目最後のプログラムである「夜の心の時間」では、校長先生から「学院訓」についてのお話があり、仁川学院生としてどのような心で、今後の生活に臨んでいくべきかをしっかり実感していました。
1日目が終了し、22時30分に就寝時間となりました。初日から多くのプログラムがあり、生徒たちも大変疲れた様子でした。明日からは比叡山に向かいます。しっかり睡眠を取り、明日も様々な活動と通して心身ともに成長してくれることを期待しています。