学校行事
2月29日(月)、第52回卒業式を実施しました。朝からあいにくの小雨でどうなることかと思いましたが、式が始まるころには雨も止み、無事に卒業生を送ることが出来ました。
多くの保護者の方々や在校生、教職員たちによる温かい拍手で迎えらた卒業生たちは、まず感謝の祭儀に与りました。
学校長は、「グローバル化が進むにつれ、競争主義の社会になってきています。君たちにはその波にもまれながらも、和と善の心を持って助け合っていって欲しいと願っています。君たちは、助けられる人ではなく、見えにくいながらも温かい心で手を差し伸べられる側になっていってください。そうなるためには競争にも勝っていかなければなりません。君たちの人生は君たち自身が責任を持って生きて行かなければなりません。卒業までにたくさんの事を伝えてきました。今後もそのことを忘れることなく、時々振り返ってください。心から君たちの未来が光り輝くものであるように、いつまでも見守っています。」とのメッセージを卒業生達に送りました。
続いて、在校生代表の言葉では、「先輩達のように自分たちも後輩から慕われ、見本となるようになります。」との言葉が送られました。卒業生代表からは、「自立とは自分で考え行動できる人間であることと思っていたけれど、イタリア研修旅行で自立とはお互いに足りないところを支え合い助け合っていくこと、と神父様から教えられ、まさに学院祭やクラスでの行事の時にそのことを実感しました。人との関わりの中で、自分とは何かを考えていかなければならない。」と答辞があり、高校3年間での成長を感じさせてくれました。
最後に、家族への感謝の気持ちを述べ卒業式歌を斉唱し、閉式となりました。涙を流しながら退場していく姿に、彼ら彼女らの3年の「歩み」を思わずにはいられませんでした。この「歩み」が素晴らしい「思い出」となることを祈ります。
アゴラステージでの集合写真撮影の後は、後輩達が花束や色紙を持ってお祝いに駆けつけてくれ、華やかな雰囲気に包まれました。最後に、各教室でホームルームを行いました。
本日卒業した卒業生の皆さん。本当におめでとうございます。仁川学院教職員一同は、今後の皆さんの新しい場所でのご活躍を祈り、心より応援しています。